HOODのブログ -104ページ目

十年桜

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突然、思い付いたように他人に話しかけて、撮らせてもらう事がある。相手の名前も知らないし、一期一会で終わる。

十年前以上の春。桜が散り始めた河畔。

桜の下を通りすぎた一人の女性。その一瞬に私は、ここで絶対に声をかけてこの人を撮らないと後悔する…との決意でお願いして撮影させて頂いた。彼女は、この年に大学を卒業。でも、将来は絵本作家になることが夢、希望と教えてくれた。

もう、ずいぶん日々が過ぎた。時効ではないけど掲載してみる。

撮影者の私が未熟であり。絶好の状況下で甘い構図、シャッターブレ。彼女を春に旅立つ表情が良い。モデルの良さは全てを変えて行く。

こういう女性もいるんだ、と思えば世の中を信じても悪くはないな…と、今でも思っている。

みんな傘の中にいる




カメラのネタ振りばかりだが…雨天スナップ、都会の表情が好きだ。ある種の疎外感と共有感覚が交錯して、その一人一人が傘の中にいる。
その風景が大都会のシーンだと思う。
一瞬のドラマが写せたら…と狙う。


一枚目…触れた肩。

二枚目…風邪引く前に帰ってね。

三枚目…私と私の間にある空


ミノルタXE・ロッコール28ミリ…壊れそうなジャンクレンズ使用。

初期メン


なぜカメラマンがブラックテープをカメラに貼るのか。本当の意味を私は知らない。関連スポンサーや営業的配慮の理由とか、誰かの真似をしたら格好が良いので広まったスタイルなど。プロっぽく見えるから…が一番の理由に近いと私は推察している。

しかし、このEOS初期シリーズには、ブラックテープが良く似合う。ロゴを隠すと、キヤノン的雰囲気が薄くなる。一説では、初期メンは純粋なキヤノン製ではない、と聞いた事がある。傘下のメーカーに作らせたので、他のカメラ会社に姉妹機があるのだ…と。

実家の押し入れに放り込んだEOS850を呼び戻し、やはりブラックテープを貼って
『雨天スナップ撮影』に使う。

金属と樹脂が重なりあうようなレリーズ音がする。今となっては新鮮だが、ボディシェルは金属なのだから当然だ。


かって、カメラ評論家の一人に『サンダー平山』という人がいて、EOS初期メンを好意的に評価していた。すっかりデジタルに様変わりした現在でもサンダー氏の評価は有効だと、私は思う。

ただ…(ただ、でも、しかし、って言う反意な接続語は多用すると嫌みだが)…アラーム音モードは煩い。レーダーのミサイルアラート、その警戒音に近い。

間違いなくあらゆる撮影現場において邪魔だね。この件にはサンダー氏も触れてない。一切、初めから使わなかったんだろうな。