災害対策 蓄電池 非常用電源 バッテリー 地震対策 ポータブル蓄電池 ポタ電 EcoFlow | グデーリアンの投資ブログ

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銘柄選びや運用成績だけでなく投資に対する考え方や自分の失敗、成功談なども踏まえてお話しできればいいなと思っています。

 

 

 

 

 

ポータブル蓄電池について、災害対策をしながら電気代で節約を考えて書いてきた記事。

 

今回は、家の屋根に太陽光が載っていなくても、ポータブル蓄電池で節約が可能なのか?

これを深堀してみたいと思います。

 

■そもそも検討していた内容をおさらい。

初期投資100~200万近くする固定型の蓄電池で電気代の元を取ることは不可能。

災害対策になると言っても、その災害は来るかもしれないけれど、来ないかもしれない。

災害が来たとしても、所詮使えるのは蓄電していた分だけで、それを使い切ってしまった後は、太陽光発電による自給頼み。

天候が悪くては高額の設備も何の意味もない。

 

コスト回収は不可能で、災害時も役に立つかどうかは運しだい。

ここに100万以上使うのってどうなの?

 

ただ、その1/10の10~20万の価格で済むポータブル蓄電池を利用すれば災害対策をしつつ、電気代でポータブル蓄電池本体分の元を取れるのならアリではないか?

 

というのを考え始めたのが事のきっかけ。

 

 

 

 

 

これについての具体的なお話は↓を見てください。

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で、これを具体的に数字を出してシミュレーションしてみたのが以下の記事です↓

 

・実際のライフライン維持にはどの程度の電力が必要なのか?

・その量分を平時に(節電メインで)利用しても元が取れるのか?

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それでは、今回の考察

 

✅ 太陽光なしでもできる「ポータブル電源の節約ロジック」

― 夜間電力を活用して、電気代を上手に下げる方法 ―

ポータブル電源(以下、ポタ電)は「災害時の非常用電源」というイメージが強いですが、 実は 太陽光発電がなくても、日常の電気代を節約するために活用できる方法があります。

その鍵になるのが、電力会社が提供している 夜間の割安な電気料金 です。

 

✅ 1. 節約の仕組みは「時間帯シフト」です

多くの電力会社では、 昼間は高く、夜間は安い という時間帯別料金プランが用意されています。

この料金差を利用して、

  • 夜間の安い電気でポタ電を充電し、

  • 昼間や日没後の高い時間帯にポタ電から電気を使う

という「時間帯シフト」を行うことで、 電気代を下げることができます。

 

もし太陽光パネルが家に無くとも、エコキュート等の設備があるご家庭なら、夜間帯の電気料金が割安になるプランで契約していると思いますから、そういうご家庭であればこれを利用して安い電気をポタ電に貯めることが出来るというロジックです。

 

 

安い電力の時間帯のみ蓄電する方法は↓

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✅ 2. ポタ電は“電気のタンク”ですが、効率に注意が必要です

ポタ電は電気を貯めて使う“電気のタンク”ですが、 充電と放電の過程で 20%前後のロス が発生します。

無料の太陽光を使って充電するのではなく有料の商用電力を購入して蓄電する今回のケースでは、無視できない要素です。

 

たとえば、1.18kWh(※)を使いたい場合、 夜間には約1.475kWhを充電する必要があります。

 

このロスを踏まえても、 昼夜の単価差が十分に大きければ節約が成立します。

 

※1.18kWhというのは、前回のブログでの前提

 

2kwクラスのポタ電を利用し、

50インチアンドロイドテレビ 150W

録画用USB外付けHDD     5W

ハイブリッド式加湿器    100W

空気清浄機          40W

合計295

 

として、日中帯太陽光で発電した電力をポタ電に貯め、日没後4時間使えば1.18kw(0.295×4=1.18kWh/日)

 

これをそのまま流用しています。

 

このケースで想定しているポータブル蓄電池は↓これになります

 

 

 

さて、この計画が可能かどうかを見るには、各地域の電力会社の料金プランを把握する必要があります。

昼間の電力単価と夜間単価をざっくり表にしてあります。

注意して欲しいのは

・今後も電力単価は変動すること。

・夏季や冬季で単価が変わる電力会社があること

・使用料で単価が変わる電力会社があること

 

単価が変わるプランについては、仲値を取ってこの先計算に使用しますが、どのくらいの電力を使用するかは各ご家庭次第なので、あくまで参考と思ってください。

 

 

 

 

 

上記の電力プランを元に計算をしてみたのが以下の表。

1、各電力会社の昼間の単価と夜間の単価の差額だして

2、そこにポタ電へ充電する際の変換ロス分を差し引き

3、1.18kwhをポタ電から家電へ毎日給電した場合の節約額を算出

 

どうでしょうか?

この表を見れば、どの地域でも一定の節約になっているのがわかります。

その一方で、2kwクラスのポタ電の初期投資を全額回収するのは難しいというのも分かりますね。

 

ただ中部、北陸電力なら、今の料金体系が維持されるなら15年後くらいには回収できる可能性もあります。

 

 

 

 

 

✅ 3. ポタ電節約のメリット

初期投資の回収は難しいとして、ポタ電導入の意義の半分は災害対策。
これを重視するなら、十分にメリットはあります
  • 災害時のバックアップ電源として安心できます

  • 夜間電力を活用すれば、太陽光なしでも節約が可能です

  • ポタ電を“満充電で放置”するより、 適度にサイクルを回した方がバッテリー寿命にも良い とされています

10万で購入したポタ電を節約に利用して半分の5万円を回収でしつつ、災害に備えることができるなら採用する意味もありそうです。

 

 

 

 

 

ただし、注意すべきは毎日充電した電力を、電気代節約の名目で毎日使い切ってしまうと、いざ災害が起きた時、災害が起きた時間帯によっては電力が空のポタ電が残されてしまいます。

 

もちろんこれは、太陽光パネルが家にある場合でも同じなのですが、パネルが家にある場合はその後の天候次第で電力を自給できるのに対して、今回のケースではそれが不可能なため、ある程度の電力は残しておかなければなりません。

 

このバランスをどこに置くかというのも重要な要素になりそうです。

 

有効な解決策としては、ポタ電に、同じくポータブルのソーラーパネルを接続すること。

数万円のコストで追加できます。

 

 

ただ、上記のEcoFlow DELTA3 MAXでは接続できるパネルの量が少ないです。

2kwの蓄電池を220wのパネルを接続するのですから、数字上最低でも満充電までに10時間はかかります。

実際には220wMAXで充電は出来ませんから、一日かけても満充電は不可能な可能性が高いと思います。

 

そうすると、↓のような上位モデルも検討に入るかもしれませんね。