元旦と、伊勢神宮の神事・神馬牽参を紐解く | パオンのブログ

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最初から続いている不思議な話です。
読まれていない方は、ブログのテーマ・「まとめ」から
読んで見て下さい。

明けましておめでとうございます。

 

昨年から続けてお読み頂いている方々には、訳のわからない内容にも関わらず、今、こうして読まれていることに感謝します。

 

最近の記事は長文になって読み難くなっていますが、新規の読者の方には、10年以上も続いている内容ともなると、根拠を改めて入れる必要が生じます。

なるべく簡潔に書き記して行きますので、今年もお付き合いのほど宜しくお願いします。

 

昨年から続いている牛頭天王と、馬頭観音の1ズレた関係を、新年早々にも入れていきます。

 

年の瀬に見ていたTV番組で、「世界の何だコレ?ミステリー」が、普段立ち入れない伊勢神宮を放送していました。

見ていると、いつものようにシンクロが現れたのです。

「1と馬と牛」で繋がったのです。

私がこの番組を見て感じた事を書いて行きます。

 伊勢神宮では、「1」の付く日が大事な日とされるのです。(1日、11日、21日)

以前にも、伊勢神宮へ訪れた時に「1」に絡んだ不思議な繋がりがあり、私には「1」を引き付ける何かがあるものと思ったことがあります。。

伊勢神宮と「11」の記事はコチラ

 

伊勢神宮のその日には、神馬牽参(しんめけんざん)と言う神事が行われ、着飾った神馬を正殿まで引き連れて来た事を神様に報告するのです。

この意味については語られていなかったので分かりません。

ですから、いつものように私の独自の解釈で進めていきます。

伊勢神宮でも良く分かっていない事があり、この番組の中でも、正殿の外側の欄に五色の据玉(すえだま)が付いている事に分からないと言われていました。

これは、元伊勢神社でも見られますが、確かな解釈は残っていません。

式年遷宮のように伝え残す事で知られる伊勢神宮でも、最も重要な正殿に据えられた物の意味が分からないとは意外です。

陰陽五行の色と神宮の関りには、私達が知る事より深いものが有るのかもしれませんね。

 

熱田神宮は、「一の社」が正殿裏の北に位置します。

北は、五行説では黒を表します。

この1の付く日に行われる馬の神事にも、それは、隠されているようです。

この神事の名前に付けられた漢字に、それを感じたのです。

 

牽参

「牽」の字は、

 

「玄」∔「 (わかんむり)」∔「牛」

 

で構成されています。

変ですね。

「午(うま)」では無く「牛(うし)」です。

部首も、「牛部」で、この字は牛を元にした字なのです。

 

一つ前の記事で書いてきた事が、直ぐに現れましたね。

このTV番組を見た私の読者の方も、気づかれたのではないでしょうか。

 

馬の神事なのに「牛」の字の入った漢字を用いている事に興味を引かれました。

馬を率いる神事なら「率」の字で良いと思うのです。

この構成されている文字を一つずつ考えて見ました。

 

「玄」の漢字の成り立ちを検索すると、

 

『もともと黒い糸を表していた象形に、覆いをしめす「一」が加えられ、見えるか見えないほどの細い糸として使われ、さらに「くらい」「奥深い」という意味を持つようになった』と表れます。

 

「糸」の字の下の部分が、見えるか見えないかと言うことなのでしょう。

 

意味としては、「幻想」と言う熟語に良く現れています。

 

冥界を表わす北の聖獣玄武が「黒」を表し、「玄」の字が使われています。

この聖なる獣は、ヘビと、亀から成りたっている事から、

「見えるか見えないかの糸」とは、2つから構成されている事が見えて来ます。

まるで、遺伝子のようです。

 

そうであるなら「玄」の字が真ん中で仕切られている事を考えると、「糸」の字の下が見えないように、遺伝子は、冥界に繋がっているとでも言うのでしょうか?

 

遺伝子について昔の人は、知っていたのでしょうか?

 

今年は、龍の年。

龍は、馬頭観音と一緒に現れると名古屋の鬼門を守る龍泉寺が伝えます。

今年は「龍」、泉は「賀」、馬は「1」。

元旦に、魔界から「一」の覆いを越えて来るのは、馬の神なのか、それとも、牛の神なのか・・・

 

この紐解きは、私の幻想なのでしょうね。