伊勢神宮外宮の疑問と謎 | パオンのブログ

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最初から続いている不思議な話です。
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またまた、TV番組のにじいろジーンから始まりました。

 

二十日の朝、この番組を見ていたら、この日のパワースポット巡りは、伊勢神宮外宮でした。
 
今まで外宮には、行ったことが無かったのです。
 
妻が、つまらなさそうにしていたので、「天気も良いので、今から行こうか?」と言ったら、
 
待ち構えていたかのように、「行く」と返ってきました。
 
伊勢神宮の参拝は、外宮から内宮の順でする習わしがある事から、決めた時間が午前10時
 
で、とても、外宮、内宮を周るのは無理であったので、
 
行くなら一泊で行こうとなったのです。
 
妻が、素泊まりの宿をネットで検索し、当日予約できる所を見つけ慌てて家を出ました。
 
決めてから家を出るまでに一時間で支度をし、出発しました。
 
この慌てて決めた事が、後で後悔することになったのです。
 
 
[11の数に導かれて]
 
名古屋から伊勢までは、車で二時間半ほどで着きます。
 
伊勢神宮までは順調に来ましたが、
 
午後1時半にも拘わらず、外宮の駐車場は並んでいました。
 
伊勢インターからずっと前を走っていた観光バスも外宮をめざしていました。
 
 
 

 (外宮入口での画像)
 
因縁なのでしょうね。
 
私の読者の方なら直ぐに理解して頂けるでしょう。
 
豊受大神を私は、大黒様と同じ神としてきて、その神の巫女は11の数を持つとしてきました。
 
最近の記事は、11の数から始まりました。
 
そして、このバスのナンバープレートの数・11が私の前にいました。
 
妻が、何写しているのかと聞いてきました。
 
この妻も、11に縁があるのです。
 
 
外宮正殿
 
[多賀宮は、何故、豊受大神の荒御霊なのか?]

外宮内にある多賀宮は、外宮で一位の別宮で、豊受大神の荒神が祀られている場所ですが、
 
正殿より、こちらの方が、私には興味がありました。
 
多賀宮参道には、私に纏わる御井の宮があるからです。
 
滋賀の多賀大社と関わりは知られていませんが、御井の神が降臨した場所が近くにある(三上
 
山)多賀大社との関わりはあるものと思われるのです。
 
滋賀の多賀大社の祀り神は、イザナギとイザナミで、祀り神が違うのです。
 
何故、外宮の多賀宮では、豊受大神の荒神となっているのでしょうか?(疑問1)
 
(多賀宮参道の脇にある御井の社が、茂みの奥に)
 
御井の社'(下御井神社)は、何処にも案内表示がされていません。
 
何故なのでしょう?
 
私にとって、とても縁のある神社なので、訪れたかった一番の場所でした。
 
まず、案内板も無いこの宮に興味を持つのは、私だけでしょうね。
 
多賀宮参道には、風宮があり、ここも、風の名前を持つ二人の孫のためにも行きたい場所でし
 
た。
 
風宮
 
その隣にあるのが、土宮でした。
土宮
 
この社以外は、南を向いていますが、
 
この土宮だけは、東を向いているのです。(疑問2)
 
何故でしょう?
 
多分、西を向いて拝むから、太陽(天照大神)が、地に沈む、即ち、「土の中に入る」を意味して
 
いるのではないでしょうか。
 
 
[犬なのか、狐なのか?]
 
外宮の参拝が終わって、通りに出た時、妻の携帯が鳴ったのです。
 
それは、予約したホテルからでした。
 
「犬は、お連れですか?」と言う内容だったのです。
 
「犬?」と私は、妻に聞き返しました。
 
そのホテルは、犬も泊まれるホテルだったようです。
 
そのホテルの口コミなど、何も調べずに予約したから、妻も知らなかったようです。
 
犬の臭いがするホテルは、少し嫌でした。
 
しかし、もう、申し込んでいるので、断る事はしませんでした。
 
その後、まだ宿に行くには時間があるので、外宮のナビを見たら、正面に別宮の「月夜見宮(つ
 
きよみのみや)」があり、そこに行く事に。
 
 
そこまでの道は、神路(じんろ)通りと言い、石畳が続き、真ん中が黒い石で続いていました。
 
この神路通りの謂れは、
 
古くから、外宮の裏参道と、月夜見宮とを結ぶこの道は、「神の通う道」と言われていて、
 
この別宮の月夜見宮尊が、豊受大神の元へ通われる道なのです。
 
この神様は、この宮の石垣の一つに杖をあてて、白馬に変え、その馬に乗って行かれたとさ
 
れ、夜、この道を通る人は、神様に出会わない様に畏れ謹んで道の真ん中を避け、端を通った
 
と伝えられています。
 
この通りの途中に、醤油工場と、その製品を活かしたラーメン店や、麹をつかったプリンを売る
 
お洒落な店があったりと、整備された町並みが見られました。
 
その通りの突き当たりに月夜見宮があり、鳥居をくぐると、
 
石垣がクランク状になっていて、変わった参道でした。(疑問3)
 
 
 
クランクを抜けると、本殿右に樹齢数百年の楠木がドンとあるのです。
 
 

 
摂社を一通りお参りして帰ろうとした時、本殿左奥に、凄い樹木が見えたのです。
 
その老木は生きているのか分からないほどの大きさと、形状をしていて、その前に二頭の犬?
 
が狛犬のように並んでいました。
  
 

 
どう見ても犬なのです。妻も、「狐ではなさそう」と言いましたが、「犬」である事は異質です。
 
社務所に行き、尋ねました。
 
狐でした。
 
狐だとしたら、とても似ていないので、腕の悪い石工が作ったとなりますが、
 
伊勢神宮の別宮としてのこの宮で、狐が犬に見える物を置くでしょうか?(疑問4)
 
小さな村の歴史も無い社なら納得もいきますが、これには、どうも納得がいかないのです。
 
外宮のある森の住所は、「豊川」と言う事を、外宮を参拝ナビで見ていた時にに気が付きまし
 
た。
 
神宮の場所で見た「豊川」は、豊川稲荷と、日本人のほとんどが、つなげるでしょう。
 
だから、今まで、私の持論で、エジプトの犬のアヌビスは、日本では、狐で表したとする紐解き
 
が、活きてきます。
 
タイミング的に、ホテルから「犬は・・・」と電話があったから、そう感じてしまったのでしょうか?
 
私は、豊受大神を古代エジプトの黒い犬の顔の神・トト神とした事から、私的には、犬でピッタリ
 
なのです。
 
冥界のトト神は、アヌビス神とも言い、一緒に魂を裁く、妻のセシャトとペアで見られます。
 
イヌの顔を持つアヌビス神  セシャト
 
トト神の特徴には、こんなものがあります。
 
トト神は、月の神との賭けに勝って、時間を操れる権利と、月の世界を手に入れるのです。
 
 
これも、外宮で見られる、豊受大神と、月夜見尊との関わりそのものです。
 
だから、イヌで良いのです。
 
わざと犬に似せた狐を作らせたと思ってしまいます。
 
私に絡んでいる事の不思議は、古代の神話が、現実世界と絡んでいる事と関わるのでは
 
と思われ、少し寒気を覚えます。
 
そして、伊勢からの帰りに、時間が遡ったような感覚を持ったのです。
 
最近、このような時間が戻るような感覚に「あれ?」と思うことが時々あるのです。
 
これも、気のせいでなく、トト神が時を操っているのかもしれません。
 
 
この後、宿に行きました。
 
これが、最悪と言うか、最高と言うか・・・
 
それは、次の記事で・・・・