ニシダ☆テツヤ NSR -805ページ目
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語り尽くせない思いを 2

彼に伝えたいことは、単にあの不正行為に対する怒りだけではありません。

それまでに彼とどんなことがあって、どんな会話があったのか。

それによって、僕の彼に対する思いは確実に変わっていました。

そのことを思うと、奪われた歓喜や栄光や賞金のことなどは些細な事に感じます。

本当に残念で悲しいことは、僕が彼に受けた裏切りです。




そのお話もしたいのですが、今回は主催者に対しての考えを述べたいと思います。




主催者とはすでに電話で直接お話しさせていただき、僕の思いや考えは十分に伝えしました。

あのときに主催者が、その場で何らかの裁定を下さないといけない立場であったことはよく理解できますし、まったくデタラメな判断を下したとも思いません。
いずれに有利となる結果となっても、必ず後に論争となることは明らかでしたし、あの判断には根拠がありました。

したがって僕には主催者を非難する意思はなく、憤りはあくまでも不正を働いた個人へのものだと伝えました。

ただし意見や要望はたくさんありましたので、それは強く訴えもしました。

そして僕がなぜ多大なリスクを覚悟してまであのトーナメントに参加したのか、そんな思いも精一杯伝えました。

企業である限りは様々な事情や制約もあるでしょうが、同時に企業には企業の良心と責任感というものもきっとあるはずです。

後はその良心と責任感に従って今後の大会運営を行って欲しいと願うばかりです。

語り尽くせない思いを

みなさんこんにちは。
ご無沙汰しておりました。

しばらくブログは再開しないつもりでいましたが、そうもいかない事態となってしまいました。




あのトーナメントに向けて僕は一年間、いったいどれほどの準備と努力を積み重ねてきたものか。

あのトーナメントにかけた思いがいったいどれほどのものだったか。

そんなもの全てがあの卑劣な不正行為によって台無しにされてしまいました。

僕の決勝戦を戦う権利が、卑怯な一選手によって、理不尽に奪われてしまいました。


あのときの主催者の判断を結果論として非難するつもりはありませんが、何より許しがたいのは未だに不正行為を働いた本人からの謝罪の言葉はおろか、そのことに触れるコメントがいっさいなされていないことです。

彼はあのとき確かに、「気が動転して間違えた」と故意でないことを主張しました。

それならばなぜ、自ら犯した過失によって僕が被った被害について謝罪しないのでしょうか。




謝罪と言えば僕も謝りたい人がいます。

初挑戦ながら素晴らしい戦いっぷりで、並みいる強敵の中を勝ち上がっていった天野選手にです。

僕が3位決定戦を棄権したことで天野選手にはもしかしたら非常に後味の悪い思いをさせてしまったかもしれません。

なぜ棄権したのか、そのことについても後にお話しますが、先にお詫びいたします。

申し訳ありませんでした。



ブログのスタートがこんな悲しい話からだというのが非常に残念ですが、これから何回かに分けてあの事件に対する僕の思いや意見を述べていきたいと思います。



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