ニシダ☆テツヤ NSR -802ページ目

初冬のサシエは

海上では釣り人が木枯らしに身を震わせているていうのに、海底は意外な賑わいで、オキアミやボケが一瞬で食い散らかされてしまうようなことがあるかと思えば、全くその逆といったことも頻繁に経験します。

こんな時期にはサシエの選択も重要になるのは言うまでもありませんね。

しかし、不景気風が吹き荒れる近頃ですから、釣行費用は少しでも低く抑えたいという方も少なくないのではないでしょうか?

もちろん僕もその一人です。

まあ、たまの楽しみだからそこはあまり絞めすぎるのも面白くないということで、そのへんのバランスを考えて持参するサシエを選んでみましょう。

・オキアミ 小ブロック1個(パイロット!)
・ボケ 30匹(ジアイの秘密兵器!)
・コーン缶詰め 1缶(安いので一応)
・アケミ貝 1キロ(丸貝で大型狙い)
・ネリエ 1袋(場所によっては2~3袋)

こんな感じでどうでしょう?

まだ少し高くつき過ぎてますか?

でもオキアミは生のブロックの代わりに加工物にすれば持ち帰って再利用できますし、ネリエも余ったら持ち帰って冷凍室です。

アケミ貝は冷蔵庫に入れとけば一週間は持ちますし、裏技としてはムキ実にして砂糖漬けで防腐処理なんてのも。

コーンは常温保存できますので、いつもタックルバッグに入ってますが、僕は開けるのが勿体なくてほとんど使わなかったりします。

何種類かのサシエを用意はしますが、そんな訳で僕の初冬の釣りは結果的にほぼオキアミ、ボケ、アケミ貝での組み立てとなってしまいます。




それでは次回更新でいよいよ1日の組み立てをどうするかというお話に進めてみたいと思います。

初冬のダンゴ配合は

日に日に寒さが増していく初冬の時期といえども、海の中は僕たちが思うほどの早さで季節が進む訳ではないようです。

とはいえ、徐々に水温は下がっていく季節ですので、盛期と比べて日ムラや場所ムラが激しいのもこの時期の特徴です。

僕の初冬の標準的なダンゴ配合の一例は以下の通りです。

・本筏チヌ 1袋
・紀州マッハ攻め深場 半袋
・細びきさなぎ 約700グラム
・アミエビ 600cc

これは水深12~15メートルくらいの釣り場での例ですが、もっと深かったり浅かったりすればそれに合わせて少しずつ配合は変わっていきます。

初冬のタックルは

これからの初冬は中型がパラパラに大型がドスンという贅沢な釣果を狙っていきます。

それに合わせてタックルは2号くらいのラインを基準とし、ハリは3~5号程度というところでしょうか。

ロッドはNSRでいうと40Gシリーズが最適です。

無闇な引っ張り合いで勝負するのではなく、バットにしっかり負荷を乗っけて、ロッドの復元力を最大限に活かすファイトを心がければ、50センチを優に越えるような型物が掛かっても安心して取り込める仕様です。

リールはまだこの時期はテクニカルな面も強いので下向きが有利だと思います。

大型も視野に入れるということで、最近はドラグ付きの物がお気に入りです。




次回更新ではダンゴとサシエについてお話しようと思います。