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私的パリ案内

大好きなパリ!美術館も音楽もいいけれど
美味しいものもチョコッと食べてみたい
そんなおばさんの旅レポートです

 本日、向うのはMarché Cours de vincennes( マルシェ・クール・ド・ヴァンセンヌ)です。実は今まで全く気にしていなかったマルシェなんですね。だってパリの外れでしょ。遠いじゃないですか。でも今回ばかりはメトロ6号線で一本。しかもパリ最大の規模。それなら行かなくちゃ、ってコトになりました。

 

駅を降りるとこんもりとした森が

マルシェも見えていますね

 

まだ少し早いと思っていたら

 

だんだん混んできて、人気のお店には行列

 

布を売るお店は少しだけ

 

そして手芸用のお店も少数派

 

 

アクセサリーのお店も

 

 次回はマルシェの花形、果物・野菜等です。

 

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 一休みしてから、早速夕食の用意を。キッチンが部屋の中にないので行ったり来たりが若干面倒に感じました。そしてコンロの使い方が分からず・・・。後になって3つあるコンロの一つひとつの火力が違うことに気が付き。まぁ、何とかできましたが。

 

インゲン豆をバターで炒めて

 

バターで肉を焼き、緑茶とパンで出来上がり

 

スーパーのルクレールで買ったヨーグルト

一つひとつ味が違います

 

翌日の朝食にも食べましたがデカイ!

 

 

 サントシャペルの混みように驚いた私ですが、アパルトマンに帰って色々調べてみると。良い席(前の方)が89€。後ろの方でも74€でした。知らぬ間にこんなに値上げしていたなんて・・・。内容が内容なだけに約15,000円も出しますか?という話です。これは考え直しということで、一旦棚上げすることに。

 次にスケジュール表を再確認して、翌週の火曜日のお昼に評判のお店をネットで予約しました。ミシュラン一つ星。「madame FIGARO」のお勧めでもあります。他のお店も色々とトライしましたが、うまくいったのはこのお店だけ。しかも都合が悪くなったらキャンセルも気軽にできる。ちょっと嬉しいですよね。

 

お店の名前は「L'Evade」(レヴァデ)

懐かしいマルティール通りにあります

 

 それでは次回から、パリ3日目が始動します。

 

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 中に入ってみて。0階(日本の1階)はさほど広いとも思えず。な~んだと地下に移ってびっくり。こんなに広い冷蔵・冷凍ケースが並んでいるところ、見たことありません。(多分)撮影禁止だと思うので、自分買ったヨーグルトの棚だけ、ちょこっと。

 

種類の多さには驚きます

 

ヨーグルトだけでもズラリと3mぐらいのケース

 

 帰りは裏口(らしい?)ところから出ると、すぐ近くにモンパルナス駅が。流石にもう歩きたくないんですが、帰らないワケにもゆかず。メトロ6号線で帰りました。地元(Daguerre街)のモノプリは改装中なので、近くのフランプリで足りないものを、そして最後に評判のパン屋でクロワッサンとパンオレザンを買いました。

 

初めて見るモンパルナス駅の裏口

 

ルクレールで水とバターとヨーグルト

 

フランプリで緑茶と洗剤用スポンジ

 

そしてTHEVENIN(テヴェナン)で

 

 

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 美術展に後ろ髪を引かれつつ、アパルトマンのあるメトロDenfert Rochereau(ダンフェール・ロシュロー)駅まで戻って来ました。そろそろ水やバターを買わないと夕食が作れません。特にアパルトマンでは水が必須。角のモノプリで買い物をと考えていましたが、改装中。

 そこで、まだ少しだけ歩く元気があるからと88番のバスでMontparnasse(モンパルナス)の手前にある Gaîté(ゲテ)へ。アパルトマンの家主さんの情報で知りましたが、自分でも調べておきました。向うのは規模ではカルフールに次ぐ、巨大スーパーの「Leclerc」(ルクレール)です。

 

帰りのバスは美術館の斜め前に

 

凱旋門のシャトルバス乗場で降りて

 

凱旋門にはエスカレーターがあるので助かります

 

戻って来ました。88番バス乗り場は

この広場のライオン像からすぐ

 

バスに乗って約10分、 Gaîté(ゲテ)です

階段を昇ると、目の前に

 

このビルには有名なお店も幾つか

 

 

そして「ルクレール」

 

 では次回、お店をチラリと買い物と。

 

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 今回でルイヴィトン美術館でのデヴィット・ホックニー展も終わりになります。とにかく作品の多さには驚かされました。実のところ、私的にはポップアートってどうよ?って感覚あったんですね。それを大きくひっくり返したのが没入型デジタルアートです。今までに見たことのない色の美しさ、そして童話の世界に飛び込んだような楽しさ。いいんじゃないかな、こういうアートがあっても。そう思いました。

 

愛犬と美味しい空気と一緒に

 

 

ここからお話が始まります

 

 

 

 

 

 

 

 では最後に、デジタルアートの一部分を。慣れていませんが何とかできました。アメーバでの動画は1分以内の制限がありますので、残念ながら途中で終わります。

 

 

 

 この絵画展の会期は8月31日まで。もし8月中にパリへ行かれる方がいましたら、是非!とお勧めしたいと思います。

 

チケットとパンフ

 

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 88歳の今でも元気に描いているのですから、多作に決まっていますよね。それにしてもスゴイ!ポップなアートとは言いますが、独特な筆の使い方、時には指先を筆にして。自由自在に描くことを楽しんでいる。本当に羨ましい限りです。それでは印象に残った抽象画・他、色々です。

 

心から楽しそう

 

夕暮れ前の太陽

一日の最後に笑ってる?

 

とろりと眠そうな月

 

雨が合唱しています

 

ホックニーの経歴

(面倒なので読み飛ばしました)

 

 

過去と未来、宇宙と地球

人間が思っているより大きい(?)

 

 

私には意味不明でした

 

スイスを背景にイタリアへの逃避

 

 いかがでしたか?絵画に対して特に造詣が深いとは言えない私ですが、面白かったですね。次回で終わりますが、最後にイマーシブ(没入型)デジタルアートの体験が待っていました。パリのアトリエ・デ・リュミエールでゴッホ、東京ではミシャ展で経験していますが、それを遥かに凌ぐ素晴らしさ。うまくお伝えできるかどうか自信はありませんが、乞うご期待!

 

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 前回は風景を中心に載せましたが、今回はポートレートです。独特な色使い、描いている人の心のうちまでが見えてしまうような筆のタッチ。きっとホックニー自身は意識していないのでは?と私には思えるのですが。

 

だまし絵のような1枚

Sid and Joni、2005

 

 

タイトルのメモ忘れましたが

ダブル・ポートレイトと呼ばれる作品の1枚

 

好んで描いたのは家族や友人

 

弟で画家のリチャード・ホックニー

 

Erica Bolton、2018(Bolton修道院のエリカ)

 

 上の絵は1970年代~80年代のイラストレーターとして有名だったエリカ・ホッパーだろうと思います。若い時は美人でしたが、年をとっても美しいですね~。多作なホックニーらしく、ポートレイトも沢山ありました。次は彼が自由自在に描いた抽象画に移りたいと思います。

 

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 88歳のデヴィット・ホックニーは現在フランスのノルマンディーで暮らしながら精力的に作品を作り続けているようです。すごいですね~。私も同じ年齢になったら、どうでしょう?もうパリは無理でしょうね。

 会場は幾つもに分かれていますが、順番通りに回れば大丈夫。多作ですが、個人的に好きだなと思うものだけ写真に撮りました。(撮影OKです)混雑はまぁまぁ。ゆっくり楽しみことができました。まずは風景画から。

 

館内はエスカ―レーター完備

 

庭のスプリンクラーが彼にはこう見える

 

空間の切取り方が秀逸

 

こんなパネルが沢山ありました

 

みんな、ゆったりのんびり

 

ホックニーの姿もところどころに

 

 

一番印象的な絵

水滴が謳っています

 

色の組合せがユニーク

 

抽象的な風景に玩具のような家々

 

時の移ろいと樹々の成長と

 

面白い構成の絵(良く考え付くな~と思います)

 

 まだまだ沢山ありましたが、次はポートレイトへ。

 

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 パン屋さんの「BO&MIE」(ボエミ)で昼食を摂った後は、Fondation Louis Vuitton(ルイヴィトン美術館)へ。これも事前に日本で調べておきました。昨年はオルセー美術館で特別展の「印象派誕生150周年」を観ました。過去にはゴッホ展もやっていましたね。偶然オーヴェル・シュル・オワーズへ行くのと重なり、感激もひとしおだったのを覚えています。パリの美術館は常設展の他に特別展をやっていることが多いんです。

 で、今回は思いがけず面白い美術展を見つけました。なんと!David Hockney(デイヴィッド・ホックニー)展が開催中。絵画のようなイラストのようなポップアートの第一人者。遊び心がいっぱいの彼の絵。いきなりの2日目というのが勿体ない気がしましたが、平日ならば混んでいないだろうと本日に設定しました。

 

目の前のメトロ1号線で凱旋門まで移動

 

凱旋門からシャトルバスに乗って

 

約20分ぐらいで着きました!

 

やってますね!

 

長蛇の列じゃなくて良かった

 

左端がチケットの無い人(私)の列

約20分ぐらい並んで入場

 

 LV美術館専用の小型シャトルバス乗り場は凱旋門の側にあるAv de Friedland(フリードラン通り)にあります。ネットでは予約制だの何だのとありましたが、いつも通りに往復2€(ただし支払いはクレジットのみだと思います)で乗れました。予約ナシで乗れなかった時はメトロ1号線でLes Sablons(レ・サブロン)まで行き、歩くつもりでいました。バスの中から外を見ると、実際に歩いている人々も結構いましたね。

 

 それでは次回からホックニーの作品を色々とご紹介したいと思います。

 

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 シテ島からバス21番で移動して、Louvre Rivoli(ルーヴル・リヴォリ)で降車。目の前に噂のパン屋さん「BO&MIE」(ボエミ)が見えています。何でもコスパが良くて美味しいと、パリで一番のパン屋さんだとか。コロナでパリに来れなかった間に、色々と変わりました。

 

お土産店等が並ぶ大きな通りは

R.de Rivoli(リヴォリ通り)

 

通りを渡った角に見えてます

 

 中に入ってみれば意外に広くない。でもすごい行列。もちろんパンの種類も多く、実に美味しそう。行列は2つ。中で食べる人が左で、右はテイクアウト?と(勝手に)思い、簡単な昼食をここで摂るつもりだったので、ボードで注文して左に並びました。

 

入ってすぐの所にケーキ類

 

ヴィエノワズリーも豊富

 

 

 

買ってみたかった田舎パン

 

そして私の昼食

 

 キッシュロレーヌが超デカで、これ以上頼む気がしませんでした。飲み物はブラウンシュガー・ラテです。これで10.90€。熱々のキッシュの後でラテが出てくるまでが長い。係りが違うからですが、すっかり冷めてしまったキッシュ。まぁ美味しかったです。

 行列の長さにめげてしまいましたが、他のパンも試してみたいですね。特に田舎パン。朝に買ってしまいましたから手が出ませんでした。

 

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