仕事ゆるくやります宣言をして

あっという間にブログ更新が途絶えました・・

元気に生きております!!

 

 

母業をやっていると

道に咲くチューリップやたんぽぽに喜ぶ日々の

尊さを噛み締めさせられるのですが

(子どもが「ぷーちった(チューリップ)」と

言うのがそれはもうかわいくて・・!!)

 

 

一方で、慌ただしいからと

なんの発信もできていないと

「自分は何もしていないんじゃないか・・」

と落ち込んでしまう瞬間もあったり。

 

 

発信していないからといって

何もやっていないわけではないんですけどもね。

むしろめっちゃやってるんですけどね。

 

 

でも、発信したり何かしらの記録に残さないと

あーーっと言う間に流れるように

時間が過ぎ去っていくんだなぁ・・ということを

痛感しております。

 

 

そして人は忘れるんですよね。

自分の小さな努力の積み重ねさえも・・

 

 

そんなふうに

時間と共に自分の努力も流れていくのが

ちょっと惜しい気がして、

そして読書会というきっかけもあり

「ブログ書きたい!」という気持ちがやっと再燃しまして

いまキーボードをたたいております。

 

 

今回読んだのは大阪にある

センサー系の開発事業を行う企業、

キーエンスの内部を取材した一冊。

 

 

昔大阪に住んでいたんですけど

こんなにすごい企業が

大阪にあるなんて知らなかった・・

 

 

キーエンスは製造工場の

作業工程が上がるような

センサーや精密機器を作る企業で

いち消費者がピンとこないのは当然かも。

 

 

ですが今回この本を読んで

すっかりキーエンスという企業に

惚れ込みました。

 

 

会社員(営業マン)時代に読みたかった・・!!

新卒社会人や営業マンの人は必読の価値あり。

 

 

キーエンスの何がすごいのかというと、

コロナ禍の苦境にあっても

社員の年収や売上高がずば抜けていること、

そしてその根底にある

「誰もがサボらず仕事ができる」仕組みの

徹底っぷりです。

 

 

キーエンスでは性善説でも性悪説でもなく

「性弱説」を提唱していて、

 

 

「人はラクしようとしちゃう弱い生き物」

だからこそサボれない仕組みを作り、

それを徹底することで

社員がエネルギッシュに働けるように

しているのです。

 

 

「サボれない仕組み」を

具体的に言うと

 

 

・社内での商談の練習(デモ)を繰り返し行う

・電話件数の可視化(一日50件以上はかけているそう)

→他社員の電話件数も見えるからこそやっていないと悪目立ちする

・営業先への訪問は目的が明確でないと許可されない

・たまに上司が顧客へ電話し、営業社員の活動をフォロー

(という名の監視・・?w)

・商談後5分以内に「外報」記入の義務づけ

 

 

などなど・・。

 

 

社員の行動がかなり見える化されているので

逆に言うと「監視されてて息苦しい!」と

思う人もいるかもしれません。

 

 

ですが、ここまで細かく社員の行動を可視化することで

「この顧客は○○さんじゃないと無理」

というのがなくなって

誰もが高いレベルで仕事ができ、

さらには「営業の勝ちパターン」を分析して

共有・応用できるというメリットもあります。

 

 

要するに

「個人のキャラに頼らない営業」が

できるようになるのです。

 

 

キーエンスのやり方に

元営業社員のわたしとしては目からウロコ。

わたしの元職場は個人プレー重視な感じだったので・・。

(それはそれで多様性があって良いと

言えるのでしょうが)

 

 

ここまでの仕組みが徹底されていれば

人がおのずと育ちそうだと思いましたし、

他の企業でも、わたし自身の仕事でも

活かせる部分が多々あると感じました。

 

 

(わたしは経営者の夫の秘書をしているんですが

「いかに顧客の手間を減らすか」を重視するキーエンスイズムは

わたし自身にとっても大事だと感じました)

 

 

ただやっぱりそれだけの成果をあげるためには

仕事にフルコミットする必要があるので

(要するに激務・・)

女性は出産のタイミングで退職したり、

転職する人も多かったりと

闇の部分もほんのり漂っていました。

 

 

新卒でまっさらな状態の人や

営業ノウハウをがっつり学びたい!!

という人にはキーエンスはぴったりな

スキルアップ環境の場だと感じました。

 

 
わたくしごとですが
大企業会社員を卒業してもうすぐ2年。
 
 
本書を読みながら
営業時代の懐かしさが込み上げるとともに
今はまったく別の世界線にいるな・・ということを
ひしひしと感じましたが
 
 
育児という「THE非効率」な環境下においても
キーエンス流の「仕組み」を
盛り込むことはできないだろうか・・と
考えさせられました。
 
 
だってすごく面白かったから!!
単調な日々でも向上心を忘れたくないから!!
「性弱説」にすごくうなずいたから!!
 
 
そこでいろいろ考えた結果、
日々の記録をマメにする
ということが大事なんじゃないかと
思い至りました。
 
 
ぷーちったを見つけた
絵本を読んだ
風呂洗濯料理片付け最低限の家事をした
我が子かわいい
とかしか記録できなくても、
 
 
日々の記録から
「勝ちパターン」を見つけることは
できるのではないか。
(ワンオペ時はお迎え前に
自分だけ先にごはん食べといた方がラクだ、とか)
 
 
それに、お給料をもらうわけではない
「育児」という仕事を振り返れる記録があれば
「今日もあっという間に日が暮れた・・」
「今日なんかしたっけ・・記憶ない・・がっくし」
などと落ち込まないのではないか。
 
 
自己肯定感を上げたり
時間がなくて焦ったり
夫にイラついたりしないための
「勝ちパターン」を探るためにも
記録という積み重ねをしていきたいと
キーエンスの本を読んで思いました。
(主婦生活に盛り込むには
無理矢理すぎるかもしれませんがw)
 
 
SNSじゃなくても
スマホのメモ機能で一言でもいいから
自分の行動を記録することを
はじめたいと思います。
(保育園の連絡帳みたいなの探そうかな・・笑)
 
 
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↑5年前(!)のブログ。

営業時代のトラウマを書いてて

読んでてとても懐かしい気持ちになりました。

ってことは、トラウマ克服してるってことかな・・

ただ忘れただけか。笑

 

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だいぶ前に読み終わって、

しかも読書会までやったのに

ブログにしていなかった本がありました😅

 

 
それがこちらの
末永幸歩『13歳からのアート思考』。
 
 
美術教師の著者が
「美術の授業=つまらない」
というイメージをひっくり返し、
自分でものを考える力が身につく
クリエイティブな授業」として展開した
「アート思考」についての本です。
 
 
「アート思考」とは
「自分の内側にある興味をもとに
自分のものの見方で世界をとらえ、
自分なりの探求をし続けること」(39ページ)
と書かれています。
 
 
美術鑑賞に「正解」はなく、
つねに自分なりの考えや想像力を深めていくことが
必要となります。
 
 
けれど従来の美術の授業は
歴史的なアート作品の時代背景や
印象派、写実主義など
知識だけの詰め込みに終わってしまい
なかなか「探究心を伸ばす」ところにまで
行き届きません。
 
 
そのため著者は本書で
探究心、想像力を伸ばし
これからの時代に重要視されてくる
「自分でものを考える力」を養うための
美術の授業を6章立てで行なっています。
 
 
それぞれの章で、わたしたちの
ものの見方や常識を疑うような
問いが次々に投げかけられ、
読みながらハッとさせられることばかり。
 
 
大人こそハマりかねない「常識」の沼が
けっこうたくさんあるものなんですよね。
 
 
そこから脱却し、自分の目で見て、自分なりに
考える力をつけるために「アート思考」は
大切だなぁ・・と強く思わされました。
 
 
本書の概要を簡単にまとめます。
 
 
CLASS1 「すばらしい作品」ってどんなもの?
・昔は宗教画、肖像画、静物画、風景画、どれも「写実的」なものばかり
→「写実的」なものが「正解」となっていた
→しかし何よりも「写実的」な「カメラ」の登場により
アートの「正解」が大きく揺らぐ
 
CLASS2 「リアルさ」ってなんだ?
・私たちは自分の主観でものを見たいように見ている
・視覚はアテにならない
・本当に「リアル」なものは存在するのか?
 
CLASS3 アート作品の「見方」とは?
・「どこからそう思う?」「そこからどう思う?」
→この問いを繰り返すことで、自分の感性や思考を深めていく
 
CLASS4 アート「常識」ってどんなもの?
・「アート=美しいもの」という常識がないだろうか?
・デュシャン「泉」という衝撃作
(ぜひ調べてみてください!え・・これがアート!?となります)
・アートが思考・哲学的な方向へ
 
CLASS5 私たちの目には「なに」が見えている?
・「アート=なんらかのイメージ・結果を映し出す」
という常識がないだろうか?
・探求の軌跡がアートになることもあるのではないか
 
CLASS6 アートってなんだ?
・「どこまでがアートか」という線引きはできるのか
・ウォーホル「ブリロ・ボックス」
→ことごとく個性を打ち消した作品
・現代美術の展示の幅広さ
 
 
それぞれの授業において、私たちは
読みながら著者からいくつか質問を受けます。
一度手を止めてその質問に答え、
本書内にいる「生徒」たちの答えをなぞりながら
著者の「授業」が繰り広げられるのですが
授業を受ければ受けるほど、
アートは自由で奥が深いものだということを
思い知らされました・・!
 
 
第5章、第6章ぐらいから
「もうなんでもありじゃん!」となり、笑
アートの自由っぷりに清々しさを覚えました。
 
 
というか、アートは、美術は
「自由」というものを体現した
唯一の学問ではないか、と感じました。
 
 
これまで自分が抱いていた
美術・アートのイメージは
・品がなくてはならない
(だいたいの美術館が荘厳な建物ですからね・・)
・敷居が高い
(歴史がありすぎる&高値で売買される名作もあるから)
・何かを“創作”しなくてはならない
(0→1でなくれはならない)
と思っていたのですが、
 
 
本書を通してみごとにすべて否定され(!)
美術に対してのイメージが
「自由」という、とてもシンプルなものに
落ち着いてとてもスッキリしました。
 
 
だからといって本当に「なんでもあり」は
危険だとは思いますが
(差別的だったり残酷な表現は
制限されるべきだと思います)
 
 
そういうのを除いて
誰からの制約も受けずに
自分の世界観・想像の芽、
もっと平たく言えば「ときめき」を深掘りして

自由にどんどん考えたり表現したりすることが

「アート」なのだろうな・・と強く思いました。

 

 

本書を読んで「アート」に対する

敷居がぐーーんと下がったので、

自分の「ときめき」を大切にしつつ、

我が子とアートに触れる時間を

少しでも多くとりたいなと思いました!

 

 

札幌には「芸術の森」という

すばらしい施設がありますし、

我が子もだいぶ手先が器用になってきたので、

そろそろ本格的にアートに手を出してみたいところです。

 

 

GWに行ってこようかな・・↑

 

 

美術に興味のある方も、

自分の頭が凝り固まっているかもと

危機感を覚える方にも

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ご無沙汰です!!
3月は全然更新できませんでした…
 
 
あっという間に4月。
社会復帰して1年。
 
 
この1年は思った以上にうまくいかず
もがき苦しんだ1年になりました…
 
 
ちょこちょこブログに書いていますが
なかなか体調が安定しなかったり
離婚危機になったり・・
 
 
ここまで「上手くいかない」
ということを味わったのは
人生で初めてかもしれません。
 
 
ですが同時に
夫とのコミュニケーションや
子どもの体調について
気をつけるところを学んだり、
運転できるようになったり
ワンオペ育児がだいぶ慣れてきたり
できるようになったことも増えたので
 
 
この1年を通して
試練が多かった分
得られるものも多かった&
「母になった」という実感が
より強まったと感じています。
 
 
何度かの離婚危機を経て、
夫とこれからの暮らし方について
じっくりと話し合い、
4月から自分の仕事をセーブし
母業と主婦業をメインで
やっていくことに決めました。
 
 
冬の間に喧嘩の勢いで
別の仕事を始めていたのですが、
(今思えば完全に血迷いました)
仕事をはじめたことで
子どもとの時間や自分の時間が
どんどん犠牲になっていくこと、
うまく両立できないことに耐えられず
 
 
自分のキャリア形成はお休みして
母として家族の生活をサポートすることに
集中しようと決めました。
仕事をしないわけではありませんが
在宅ワークでかなりゆるめにやります…
 
 
横で夫が保育園の時間などを気にせず
(あ、ちなみに保育園は認可外です)
モーレツに仕事をしていると
羨ましい・・と一瞬思いますが笑
 
 
(会社員ではなく自営業なので、
自分のやりたい仕事をする!という感じで
それがまた羨ましくて。笑
でも、自営業ならではの不安と苦しみも
横でひしひしと感じています・・)
 
 
わたしもわたしで大切な家族を守るという
仕事をしているのだから
気持ちを切り替えていこう、と決めました。
 
 
なんか、ほんと、
母になったなぁ〜〜。
しみじみ・・。
 
 
さてさて前置きが長くなりすみません。
これからはネガティブなことだけじゃなくて
4年ぶりの海外旅行(!)とか
楽しいこともたくさん待っているので、
さっさと気持ちを切り替えて
やれることをやっていきたいと思っています!!
 

 

 

 

ということで4月からは
母業により力を入れていくぞ!!
という決意とともに
この一冊を手に取りました。
 
 
エイミー・チェア『タイガー・マザー』は
アメリカ移民2世の中国人マザーの著者が
娘2人に徹底的に「中国式子育て」を
行っていく日々が綴られた一冊です。
 
 
中国から身ひとつで渡米し
貧乏から這い上がった
アメリカ移民1世の両親に
厳しく育てられた著者は
 
 
生まれながらにして
裕福な環境で育つことになる
娘2人の将来を案じ、
「中国式子育て」で
厳しく育てることを決意します。
 
 
中国式子育ての大きな特徴は
「子どもは親に逆らってはいけない」
「子どもにとって最良の選択肢は親が選ぶ」
ことが大前提の上での
徹底的な詰め込み教育。
 
 
以下が著者が娘に課した「鉄則」で、
この鉄則から中国式子育ての厳しさが
滲み出ているのではないかと思います。
 
 
・「お泊まり会」に行ってはいけない
・友達と遊びに行ってはいけない
・学芸会の芝居に出てはいけない
・学芸会の芝居に出ないことに文句を言ってはいけない
・テレビを見てはいけないし、コンピューターゲームもしてはいけない
・課外活動の内容を自分で選んではいけない
・成績は全教科でA以上を取ること
・演劇と体育以外の全教科で常に一位の成績を取ること
・ピアノとバイオリン以外の楽器を演奏してはならない
・ピアノとバイオリンは必ず練習すること
(11ページ)
 
 
そのほか
・子どもに対して滅多に褒めない
(95点のテストで
「なぜ満点じゃなかったの!?」と責める)
・旅行中でも2〜3時間のレッスンは欠かさない
・試練を乗り越えたらさらなる試練を与える
という感じで、
 
 
ここまで厳しくするの!?と
日本人マザーのわたしはびっくり。
そして同じく著者の夫も驚きます。
 
 
著者の夫はユダヤ人で
中国式子育てのあまりの厳しさに
苦言を呈しますが、
「子どもの面倒を見てるのは私だから」と
著者は一蹴。
 
 
その後も何度も夫と言い合いになりますが
著者は自分の方針を断固として譲らず、
著者は娘2人に対して、
時には夫や義家族に対して
孤高の戦いを繰り広げていくのです。
 
 
中国式子育ての厳しさが突き抜けていて
日本人マザーのわたしは
共感できませんでしたが笑、
タイガーマザーの信念の強さに
圧倒されるとともに惹きつけられ、
娘たちはどう立ち向かっていくのか…と
非常に興味深く読み進めました。
 
 
長女のソフィアは
おとなしく我慢強い性格で
著者のスパルタ教育を乗り越え、
若くしてピアニストとして
目覚ましい活躍を見せます。
 
 
次女のルルは
勝気で興奮しやすいタイプで
バイオリニストとして腕を上げていく一方
著者のスパルタ教育に反抗し
しばしば著者と衝突します。
 
 
この勝気なルルと著者の攻防戦が
本書の読みどころでもあります。
タイガーマザーの娘ですから、
ルルも強く噛みつくんですよね・・!
 
 
そんな中国式子育て、
ひと言で表すと
「支配」「洗脳」もしくは「抑圧」
と言えるでしょう。笑
 
 
ゆとり教育で育った
日本人マザーのわたしは
とてもじゃないけど真似できませんが
著者の考え方は
著者なりに筋が通っています。
 
 
その考え方とは、
子どもにとっていちばん最良の人生を
歩ませている自信があるから
洗脳と思われてもかまわないし、
 
 
子どもを褒めることなどなく
常に厳しい態度で接するのは
「あなたならこの抑圧を
乗り越えられるでしょ!!」と
子どもの「強さ」を信じているから。
 
 
厳しい態度や抑圧は
愛情がないのではなく
むしろ愛情が強いからこそ
子どもを強くさせるために
とっている行動なのだ!!
 
 
という、タイガーマザーらしい
強気な考え方なのです・・!!
強いっ!!
 
 
この中国式子育てにより
ソフィアもルルも
学校で優秀な成績を収めつつ
ピアニスト・バイオリニストとして
活躍していくのですが、
 
 
ルルの成長とともに
反抗の度合いも強くなり、
やがて著者は大きな挫折を
味わうことになるのです・・。
 
 
そう、本書は
中国式子育てが万能ではない
ことをしっかりと綴っています。
 
 
中国式子育てが成り立つのは
常に「勝ち続けている」時であり、
一度負けてしまうと
成功の好循環が一気に崩れてしまうのです。
 
 
「中国式子育ては失敗に直面したときにその弱さを露呈します。
失敗する可能性を最初から計算に入れていないからです。
中国モデルは目的の成就で成り立っています。
それが自信と猛勉強の好循環を生み、さらなる成功につながっていくのです。」
(180ページ)
 
 
著者の場合はルルの性格と
さまざまなトラブルが重なり
「失敗」の方向へ進んでしまいますが
しかし著者はめげません。
なんてったってタイガーマザー。
 
 
著者は中国式子育ての弱点と
失敗を受け止める一方で、
ルルが新たに始めたテニスについて猛勉強し、
ルルに的確なアドバイスを送るようになります。
(ルルは「またママのお説教が始まった」と
うんざりしてしまいますが・・笑)
 
 
ソフィアもルルも
タイガーマザーにしごかれたおかげか
プレッシャーに強いたくましい子に成長し、
自分の能力は高いと胸を張って言える
誇り高い娘たちになっていきます。
 
 
あれだけ反抗的だったルルも
最終章では「バイオリンが好きだったのよ。
ママが私を徹底的に練習させたことにさえ
感謝してるわ」(279ページ)
感謝の意を表すのです・・。
 
 
タイガーマザーのやり方は
極端で厳しすぎるかもしれませんが、
揺らがない信念と熱い情熱をもって
子どもに関わり続けてきた著者の思いは
子どもにしっかり受け継がれたのではないかと
最終章を読んで感じました。
 
 
本書を読んで、
子どもはどうしたって親に影響される。
親が用意した環境で揉まれて育っていくのだ
ということと、
子の能力を突き抜けさせるには
ブレない親の“意志力”が大切だ
ということを強く感じました。
 
 
子育てにはいろんな流派があります。
ですが子どもの性格や個性、
自分の暮らし方働き方によって
理想の子育てができなくて悩むことも多くあります。
周りの流派に影響・翻弄されることもあるでしょう・・。
 
 
壁にぶち当たるたびに親が悩んだり
自信をなくしたり落ち込まないためにも
自分はどんな子育てがしたいか?
逆に、どんな子育てはしたくないか?
という基準の最高ラインと最低ラインを
明確に言語化しておくことは
非常に大切だと感じました。
 
 
わたしの場合は今のところこんな感じです。↓
 
 
最高ライン(子育ての理想)
→勉強好きな子に育ってほしい
遊びのなかに学びがあるような子育てがしたい
(子どもの勉強サポートや
メンタルケアもちゃんとしたい)
 
 
最低ライン(これだけは最低限守りたい)
→テレビやゲームに頼らない育児
(わたし自身テレビゲームに
沼ってきた経験があるからこそ…
おかあさんといっしょとみいつけただけ見せてますが
あとは見せてません!
テレビは家にないです!iPadで見せてます!)
 
 
↑数年後も徹底できているか
忘れたころに答え合わせしたいと思います!
 
 
タイガーマザーは
自分の価値観をすべて明確にし、
最高ライン以外のもの、
価値観に合わないものを徹底的に
排除しています。
 
 
徹底的に排除できるパワーが
あるところがタイガーマザーらしい・・
ちなみに著者はハーバード大学を
首席で卒業した国際弁護士です。(経歴つよっ)
 
 
タイガーマザーほどのパワーはなくても、
親は誰しも自分の価値観に従って
子どもを育てているはずです。
 
 
その価値観と自分の現実を見極めて、
子育ての最高ラインと最低ラインの線引きをし、
その「最低ラインを下回らなければOK
という決意をもって母業をやっていくことが
子育てにおいて母のメンタルを保つために
大切なことだと思いました。
 
 
そしてやはり子どもが優秀な成績を
おさめるほどに突き抜けさせるには
親の強い意志力に基づいたサポートは
欠かせないことも強く感じました。
 
 
佐藤ママの本を読んだときにも
強く感じたことですが、
自力での努力は限界があります。
 
 
 
その時は苦しそうでも
将来の我が子の笑顔のために
親が厳しい態度でいる時も
必要なんだと感じました。
 
 
親の数だけ
子育てのやり方は
あるのだと思います。
 
 
いろんなハイパーママに
影響されながらも
「自分の価値観に合うか」
「そのやり方で自分が納得できるか」
という自分軸を大切にしながら
これからの長〜い子育て期間を
奮闘して楽しんでいきたいです。
 
 
しかし
立て続けに教育ママの本を読んだおかげで
わたしの頭はすっかり教育ママモードに
なっております。笑
 
 
といっても我が子はまだ1歳なんで
絵本と童謡の読み聞かせくらいしかしていませんが、
これからどんなことをやっていこうか
自分の価値観の棚卸しとともに
夫とじっくり話し合いたいと思います!
 
 
数年後、わたしはスパルタ教育ママに
なっているんでしょうか・・笑
乞うご期待です!笑
 
 
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こんにちは!!ご無沙汰です!!

 

 

前回のブログの最後に

我が子がインフルエンザにかかった・・と

お伝えしましたが、

 

 

 

 

しっかり家族全員かかり、

おまけに夫婦喧嘩までして

最悪な一週間となりました!!泣

 

 

(夫婦喧嘩というか夫がイライラして

それをわたしに八つ当たりしたって

感じなんですが、まぁ大変でした(´;ω;`))

 

 

今は体調も夫婦仲も回復したので

大丈夫です〜。。

疲れましたけど^^;

 

 

インフル療養で

けっこうな期間我が子とべったり

過ごしていたのですが

 

 

その時の過ごし方が

自分の体調不良もあり

「これでいいのか。。」と

思うような過ごし方で。

 

 

基本はお世話するだけで精一杯。

我が子と一緒に遊ぼうにも

外出できない&体調不良で

あまりかまってあげられず、

 

 

動画をみてもらったり

家にあるおもちゃで遊んでもらっていましたが

なんかルーティンというかリズムがなくて、

「この過ごし方でいいんだろうか・・」って

悩んでしまったんですね。

 

 

悩んでしまったというか

罪悪感の方が近いかも。

 

 

子どもは遊ぶのが仕事だというけれど

ただ漫然と遊ぶだけでいいんだろうか・・と

なんか親としてしっくり来る関わり方はないか、

すごい考えさせられたんです。

 

 

そんな時に

佐藤ママ(著者のあだ名)の本を読んで、

「これだーーー!!」と

光が見えた気がしました。

 

 

佐藤ママとは、

4人の子どもを全員

東大理三(東大のなかでも最難関)に

進学させたという

超ツワモノの教育ママです。

 

 

本書はそんなツワモノママの

原点とも言える幼児教育についての本で、

佐藤ママの意思の強さと行動力、

そして根性に圧倒されながらも

とても良い刺激を受けました。

 

 

内容を解説するまえに

自分の子育てについての考えを

ちょっと話させてほしいのですが、

 

 

わたしは子どもに

東大に行ってほしい!とか

いい大学に行って欲しい!とかは

望んではいませんが、

 

 

自分の経験から

人生の可能性を広げるために

「勉強が好きであること」は

すごく大事だと思っています。

 

 

そして、勉強が好きになるためには

「勉強を習慣化する」ことが大切で、

習慣になる環境づくりを親がしてあげることと、

習慣化するまでの親がサポートしてあげること

とても大切なことだと思っています。

 

 

その「勉強を習慣化する環境づくり」のために

佐藤ママの教育法はすごく参考になりそうだと

思いました!

 

 

佐藤ママの

「絶対やるべき幼児教育」

はめちゃくちゃシンプルなもの。

 

 

有名かもしれませんが

3歳までに

絵本と童謡を

1万回読み聞かせる

というものです。

 

 

1万回・・と聞くと

途方もない数に聞こえますが、

同じ本を何回読んでもオッケーですし

0歳、1歳代の絵本は

1回の読み聞かせに1分もかからないので

「ちょっとがんばれば

意外といけるかも・・!?」

というような数字だったりします。

 

 

佐藤ママが1万回を目標にしたのは

公文式のポスターに

書いてあったことを勘違いしたから

だそうですが笑、

 

 

読み聞かせの目標を設定したことで

がぜんやる気が出て

親のモチベーション維持にも

つながったそうです。

 

 

上記のほかにも

佐藤ママは勉強習慣をつくるために

以下のことを徹底していたと言います。

 

 

・1歳から公文式をはじめる

・小学校入学前に九九やひらがなを覚えさせる

・まず親が楽しそうに勉強している姿を見せる

・家の中で新聞を広げて読む

・テレビ・ゲーム禁止

・子ども部屋は与えずリビング学習

・赤ちゃん言葉で接しない

・きょうだいで比べない

・3歳までは親の時間をすべて子どもに食べさせる(!)

 

 

見事な教育ママっぷりなのですが、

この環境を子ども4人に徹底していたというのが

何よりすごいと感じました。

(うち二人は年子だったそうなのでさらにすごい・・!)

 

 

佐藤ママはいったい何年

自分の時間を子どもに食べさせたのでしょうか・・。

それが今の子どもたちの成功や佐藤ママのキャリアに

つながっているから結果オーライなのでしょうが・・

努力量の多さ・教育への熱意に圧倒されました。

 

 

佐藤ママほどの徹底はできなくても、

自分なりに佐藤ママエッセンスを取り入れて

こんな環境にしていきたい!というのが

だいぶ固まりました。

 

 

絵本と童謡1万回は

3歳までの達成(2024年6月)は難しそうだけど、

2024年度(2025年3月末)まで延長したら

なんとか達成できそうな気がするので

やってみようという気になり、

絵本と読み聞かせ回数を記録できるアプリを

ダウンロードしました!

 

 

絵本の目標を決めて

胸のつかえが取れたような感じがあり、

それはきっと「お世話以外の教育的なことをやる」

と決めたことと、親として達成感が出そうなことを

目標に設定したからじゃないかと思いました。

 

 

やることが決まると

気持ちがスッキリするんですね!

 

 

絵本の読み聞かせ以外にも

世の中にはたくさんの知育アイデアがありますが、

いち読書ブロガー、文学部出身者として笑

絵本の読み聞かせという目標が

いちばんしっくりきたので

これからがんばっていこうと思いました!

 

 

最後に、おまけですが・・

わたし自身はどんな育てられ方をしたのか

箇条書きにしてみます。

 

 

・6歳まで母は専業主婦、一人っ子

・6歳の時に離婚、引越、祖父母と同居

・3歳からヤマハ、スイミング、体操教室へ通うが

転居をきっかけにスイミングと体操は辞める

・6歳から公文式へ(ヤマハも継続)

・本を読む習慣はゼロ

・漫画、テレビ、ゲーム制限なし、めちゃくちゃハマる

・「勉強しなさい」と言われなかったが

勉強を教えてもらえるわけでもなかった

 

 

6歳からはじめた公文式のおかげで

基礎学力がついて、クラスの中では

「勉強できるキャラ」ではあったのですが

自力で勉強するにも限界があり、

(ゲームや漫画の誘惑もあり・・)

小学校・中学校時代はもう少し

親にサポートしてもらいたかったな・・

という思いが少しあります。

 

 

そのときの寂しさと

ストレスを思い出すので

公文式は正直トラウマで

子どもに絶対やらせたくない!!

とまで思っていたのですが笑、

 

 

佐藤ママの本を読むと

公文もそこまで悪いもんじゃないのかな〜

教えてくれる人がいたら

めちゃくちゃ良い教材なのかな〜

とも思えてきました。。

 

 

高校ぐらいから

「勉強は好きだな」という

気持ちが芽生えはじめたのですが

やっぱり公文式のおかげなのかも。。

 

 

こんな自分の人生経験があるので

子どもには早くから「勉強の楽しさ」を教えて

「勉強が苦にならない環境づくり」を

してあげたい!!という思いが強くあります。

 

 

その思いが中途半端だったということを

インフルの過ごし方で痛感したのですが。。

 

 

子どもは勝手に勉強するようにならない。

基礎があれば勉強はかなり楽。

親のサポートは絶対あったほうがいい。

 

 

ということを

自分の経験とこの本を読んで改めて強く思ったので、

なるべく子どもに“伴走”できる母親で

いられるように頑張りたいと思います!

 

 

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「こんな人生もありえたのかな」と

自分の人生の「ルートB」みたいなものを

思い巡らすことがたまにあります。

 

 

出産を機に会社を辞め、

東京から北海道に引っ越して1年。

 

 

生活はだいぶ落ち着いてきたけれど

うまくいかないことがあるたびに

「会社を辞めず、東京にいたら

違ったのかな・・」という思いが

よぎる瞬間があります。

 

 

でもすぐに、

「東京にいたところで

うまくいかないことは絶対ある、

自分が選んだ「ルートA」が最適だと

思えるように過ごすしかない!」と

思うのですが。

 

 

そんな悶々としたタイミングで

読んだこの一冊は、

「幸せとは何か?」と

問いかけてくるような物語で、

自分にとっての幸せとは何かを

改めて考えさせられました。

 

 

桜木紫乃『蛇行する月』は

6人の女性の視点を通して

1人の「しあわせ」な女性の姿が

映し出される物語です。

 

 

6人の女性は北海道出身で、

それぞれが人生のままならなさを

抱えて日常を過ごしています。

 

 

ブラック企業で消耗する清美、

海の上で不倫にハマるフェリー乗組員の桃子、

夫に逃げられ和菓子店をひとり支える弥生、

結婚式目前にして夫に不信感を持つ美菜恵、

頼れる親も子もおらず、ひとり暮らしの寒さに耐える静江、

看護師としてキャリアを積んできた日々に変化を求める直子。

 

 

彼女たちの人生は

華やかなものではないけれど、

「彼女よりはマシだろう」と思う

共通の人物がいました。



それが須賀順子という女性で

順子は高校時代に

国語教師に恋をして

教師の家に突撃して玉砕し、



その後高校卒業後に

勤めた和菓子屋で

親より年上の店主と惹かれ合い、

店主の妻から逃げるように

駆け落ちしたという

強烈なエピソードを残して

北海道からいなくなったのでした。

 


高校の同級生同士で

集まったときには

自分たちの話題の合間に

必ず順子の話題がのぼり、

自分より「不幸であろう」彼女の行方を

皆んなが気にしていたのでした。



この物語では各編で

6人の女性が順子と連絡を取ったり

会いに行ったりして

彼女のその後の人生を確かめる姿が

描かれています。



順子は東京に住んでいて、

彼女たちは機会を見つけて

会いに行くのですが、



久しぶりに会った順子の

身なりはみすぼらしく老けて見え、

部屋は狭くて寒々しく、

余裕のなさが滲み出ている暮らしぶりで・・。



順子の暮らしや見た目の変化に

彼女たちは絶句してしまいますが

そんな彼女たちの心配をよそに

順子は「幸せ」だと言い切るのです。



順子の言葉に見栄や嘘はなさそうで、

あんな過去があったのに、

こんなに辛そうな暮らしなのに、

なぜ順子は淀みなく「幸せ」だと

言い切れるのか・・と

彼女たちは困惑します。



困惑しながらも

順子の堂々とした姿に

背中を押されたように

彼女たちは自分の人生の

ままならなさと向き合い

これから自分はどうしたいのか

突き詰めて考えるようになるのです。



わたしも彼女たちと同じように

困惑しながら読み進めました。



順子はなぜ「しあわせ」だと

言い切れるのか・・。



読みながら考えましたが、

それは、順子が自分に「足りないもの」や

人生の「ルートB」など

まったく考えていないから

ではないかと思いました。



順子は高校時代から

自分の思いにまっすぐ突き進む

人物として描かれていて、



そんな彼女のまっすぐさに加えて

「逃げてきた自分たちにはこの生活しかない」

というような罪の意識もあるから

「足りないもの」「ルートB」など考えもせず

「目の前にあるものしか見ない」

のではないかと想像しました。



毎日生活を送るのに必死で

他のことを考える余裕がない

というのもあるかもしれませんが・・



順子には「この人生を生きる」という

「覚悟」が感じられて、

そこが「しあわせ」の

根幹ではないかと感じました。



だから、現実に消耗して

「ありえたかもしれない人生」を

思い浮かべながら迷っていた

6人の女性たちには、

彼女のまっすぐな生き様と覚悟が

ものすごく眩しく見えたのでは

ないかと思います。



この物語を読んで、

順子に再会した6人の女性たちと同じく

自分の覚悟の足りなさを突きつけられ、

ハッとさせられました。



「ルートB」を思い描く

エネルギーがあるのなら、

「ルートA」に集中して

がんばんなさいよ!!と

喝を入れられたような

そんな気持ちになったのです。



うだうだ悩むだけでは

現実は変わらない。



カツカツでも幸せだと

胸を張って生きる順子の姿が

読み終わってしばらくしても

強く胸に残った物語でした・・。



2022年は子どもの成長の嬉しさと

お世話する大変さ、

両立がうまくいかない不自由さを

思いっきり味わった一年で

夫婦喧嘩もあり

弱気になることが多かったのですが



そういうものを「覚悟」して

いまの「ルートA」があることの

ありがたさを噛み締めて

過ごしていかなきゃいけないなと

改めて思わされました。



わたしなりに目の前に集中していた

つもりではあったのですが・・

実はそうではなかったのかも。。



目の前にある日常を少し話すと

子どもがインフルエンザにかかり

大変な日々がはじまりそうでして・・

(幸いわたしにはまだうつっていない)



ブログを書き終えスッキリしたので

余計なことを考えずにいまに集中して

乗り越えたいと思います!!


 

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