仕事ゆるくやります宣言をして

あっという間にブログ更新が途絶えました・・

元気に生きております!!

 

 

母業をやっていると

道に咲くチューリップやたんぽぽに喜ぶ日々の

尊さを噛み締めさせられるのですが

(子どもが「ぷーちった(チューリップ)」と

言うのがそれはもうかわいくて・・!!)

 

 

一方で、慌ただしいからと

なんの発信もできていないと

「自分は何もしていないんじゃないか・・」

と落ち込んでしまう瞬間もあったり。

 

 

発信していないからといって

何もやっていないわけではないんですけどもね。

むしろめっちゃやってるんですけどね。

 

 

でも、発信したり何かしらの記録に残さないと

あーーっと言う間に流れるように

時間が過ぎ去っていくんだなぁ・・ということを

痛感しております。

 

 

そして人は忘れるんですよね。

自分の小さな努力の積み重ねさえも・・

 

 

そんなふうに

時間と共に自分の努力も流れていくのが

ちょっと惜しい気がして、

そして読書会というきっかけもあり

「ブログ書きたい!」という気持ちがやっと再燃しまして

いまキーボードをたたいております。

 

 

今回読んだのは大阪にある

センサー系の開発事業を行う企業、

キーエンスの内部を取材した一冊。

 

 

昔大阪に住んでいたんですけど

こんなにすごい企業が

大阪にあるなんて知らなかった・・

 

 

キーエンスは製造工場の

作業工程が上がるような

センサーや精密機器を作る企業で

いち消費者がピンとこないのは当然かも。

 

 

ですが今回この本を読んで

すっかりキーエンスという企業に

惚れ込みました。

 

 

会社員(営業マン)時代に読みたかった・・!!

新卒社会人や営業マンの人は必読の価値あり。

 

 

キーエンスの何がすごいのかというと、

コロナ禍の苦境にあっても

社員の年収や売上高がずば抜けていること、

そしてその根底にある

「誰もがサボらず仕事ができる」仕組みの

徹底っぷりです。

 

 

キーエンスでは性善説でも性悪説でもなく

「性弱説」を提唱していて、

 

 

「人はラクしようとしちゃう弱い生き物」

だからこそサボれない仕組みを作り、

それを徹底することで

社員がエネルギッシュに働けるように

しているのです。

 

 

「サボれない仕組み」を

具体的に言うと

 

 

・社内での商談の練習(デモ)を繰り返し行う

・電話件数の可視化(一日50件以上はかけているそう)

→他社員の電話件数も見えるからこそやっていないと悪目立ちする

・営業先への訪問は目的が明確でないと許可されない

・たまに上司が顧客へ電話し、営業社員の活動をフォロー

(という名の監視・・?w)

・商談後5分以内に「外報」記入の義務づけ

 

 

などなど・・。

 

 

社員の行動がかなり見える化されているので

逆に言うと「監視されてて息苦しい!」と

思う人もいるかもしれません。

 

 

ですが、ここまで細かく社員の行動を可視化することで

「この顧客は○○さんじゃないと無理」

というのがなくなって

誰もが高いレベルで仕事ができ、

さらには「営業の勝ちパターン」を分析して

共有・応用できるというメリットもあります。

 

 

要するに

「個人のキャラに頼らない営業」が

できるようになるのです。

 

 

キーエンスのやり方に

元営業社員のわたしとしては目からウロコ。

わたしの元職場は個人プレー重視な感じだったので・・。

(それはそれで多様性があって良いと

言えるのでしょうが)

 

 

ここまでの仕組みが徹底されていれば

人がおのずと育ちそうだと思いましたし、

他の企業でも、わたし自身の仕事でも

活かせる部分が多々あると感じました。

 

 

(わたしは経営者の夫の秘書をしているんですが

「いかに顧客の手間を減らすか」を重視するキーエンスイズムは

わたし自身にとっても大事だと感じました)

 

 

ただやっぱりそれだけの成果をあげるためには

仕事にフルコミットする必要があるので

(要するに激務・・)

女性は出産のタイミングで退職したり、

転職する人も多かったりと

闇の部分もほんのり漂っていました。

 

 

新卒でまっさらな状態の人や

営業ノウハウをがっつり学びたい!!

という人にはキーエンスはぴったりな

スキルアップ環境の場だと感じました。

 

 
わたくしごとですが
大企業会社員を卒業してもうすぐ2年。
 
 
本書を読みながら
営業時代の懐かしさが込み上げるとともに
今はまったく別の世界線にいるな・・ということを
ひしひしと感じましたが
 
 
育児という「THE非効率」な環境下においても
キーエンス流の「仕組み」を
盛り込むことはできないだろうか・・と
考えさせられました。
 
 
だってすごく面白かったから!!
単調な日々でも向上心を忘れたくないから!!
「性弱説」にすごくうなずいたから!!
 
 
そこでいろいろ考えた結果、
日々の記録をマメにする
ということが大事なんじゃないかと
思い至りました。
 
 
ぷーちったを見つけた
絵本を読んだ
風呂洗濯料理片付け最低限の家事をした
我が子かわいい
とかしか記録できなくても、
 
 
日々の記録から
「勝ちパターン」を見つけることは
できるのではないか。
(ワンオペ時はお迎え前に
自分だけ先にごはん食べといた方がラクだ、とか)
 
 
それに、お給料をもらうわけではない
「育児」という仕事を振り返れる記録があれば
「今日もあっという間に日が暮れた・・」
「今日なんかしたっけ・・記憶ない・・がっくし」
などと落ち込まないのではないか。
 
 
自己肯定感を上げたり
時間がなくて焦ったり
夫にイラついたりしないための
「勝ちパターン」を探るためにも
記録という積み重ねをしていきたいと
キーエンスの本を読んで思いました。
(主婦生活に盛り込むには
無理矢理すぎるかもしれませんがw)
 
 
SNSじゃなくても
スマホのメモ機能で一言でもいいから
自分の行動を記録することを
はじめたいと思います。
(保育園の連絡帳みたいなの探そうかな・・笑)
 
 
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★この本が気になる方はこちらもおすすめ 



↑5年前(!)のブログ。

営業時代のトラウマを書いてて

読んでてとても懐かしい気持ちになりました。

ってことは、トラウマ克服してるってことかな・・

ただ忘れただけか。笑

 

★読書ブログ開設8年目にして

自己紹介ブログをやっと書きました!

ささかわはどんな人間なのか

どんな思いでブログを書いているのか

もし興味があればご覧ください(^◇^)

 

 

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