海野夕凪さん@もう愛はトゥモロウへ
海野夕凪さん@もう愛はトゥモロウへ。初めて出演されるという告知を見て、知らない土地でもないということで、このあたり数年ぶりになりますが、行ってきました。時間調整のために立ち寄った喫茶店で店内に流れるシナトラをたっぷり吸い込んでから、開場数分経過を確認して、お店のドアを開けます。ステージ前とカウンターを合わせても三十席行かないくらいのキャパで、カウンターは演者さん席みたいな感じ。受付で「お名前は?」ときかれ、予約簿と照合され、「あ、海野(うみの)さんですね」と。これで「集客に1を足す」本日のミッションはコンプリートですが、ここから先は店主や共演者さんに変な客がついてると思われないよう慎重に振る舞わねば、演者さんの顔に泥を塗ってしまいますからね。全5組。すべてに集中して聴いていたかというと、一部気持ちが離れていたかも。まあそこはしかたがない、そのひとのお客さんに変なのがいると思われてなければよい。私自身が「遠征してくる演者と付いてくる客の馴れ合い」を見るのが嫌いなんで、この日海野夕凪さんとは開演前に「こんにちは」終演後に「お先に失礼します」これだけしか会話してません。物販に並ばせるスタイルの店でもないし、ストレンジャーはこれでいいと思う。あとは地元のお客さん、初見のかたと会話してもらって、共演者さんや店主とつながってくれれば。海野夕凪さんのステージ、しゃべりは極小、告知・宣伝ほぼ無し、ひたすら持ち歌をぶちこむスタイルでした。こういう緊張感のあるときのほうが、出来がよくなることが多い。今日はとりわけ少年らしさに寄せた色が強めにでた日だと思います。リスナーとしては来てみて正解。御本人にとってどうだったかはわかりませんが、このお店での次回の話ができたみたいなことをつぶやいておられたんで、成果はあったんじゃないかな。またこういう緊張感のある場に見に行けたらいいのだけれど。そこらへんは巡り合わせなので。