健康に良い食事の時間帯とは?
結論を先に言ってしまうと「お腹が空いた時」です。
私たちのからだは正直なので、
本来はからだが欲する時に、欲するものを食べるのがいちばん。
ところが、現代人はなかなか
本能の声を素直に聞き取ることが出来ません。
それは「仕事の都合上」や「長年の習慣」
「テレビや書籍などから仕入れた健康知識で判断している」など、
いくつかの理由が考えられるでしょう。
いずれも本来の感性を鈍らせてしまう要因です。
そこで、感性を取り戻すためにも提案したいのが
「とりあえず、夕食を早めに食べてみる」ということ。
これは、私自身の経験からも言えることなのです。
以前、私がまだ会社勤めをしていた頃、
夕食の時間は早くて九時。
十時を過ぎてから食べ始めることも珍しくありませんでした。
その頃、朝は起きづらいし、昼間は眠い、
仕事でも集中力が続かない、といった状況に加え、
就寝中はよく呼吸が止まっていたようです。
今で言う「睡眠時無呼吸症候群」ですね。
ただ、休みの次の日はからだがとても軽く、
日中もずっと元氣でいられます。
さて、この体調の違いの原因は何か?
・・・思い当たる違いは「夕食の時間」ぐらい。
そこで、どんなに忙しい時でも、なるべく
早めの夕食をこころがけることにしました。
仕事がまだ終わらない時は、
途中でちょっと抜け出して軽く食事をして来ます。
帰宅後にお腹が空いていたら、
果物など軽めのものを少しだけ食べるようにしました。
たったそれだけのことで、体調は一変!
夜はグッスリ、朝はパッチリ、仕事もパキパキこなせるので、
早く帰宅することも出来るようになりました。
夕食から就寝までの時間が
3~4時間空くと、からだがとてもラク。
私にとって早めの夕食は、
一石十鳥くらいの効果があったことになります。
読んで字のごとく、夕方に食べるのが「夕食」。
先人たちは、きっと早めの晩ご飯がからだに良い、
ということを知っていて、こう命名したように思います。
仏教には「朝は少食、昼は正食、夜は非食」
という言葉があるそうです。
つまり、夜はあまり食べない。
インドの伝統医学であるアーユルヴェーダも
「朝2:昼3:夜1」という食事量の目安を持っています。
早めの夕食に加えて、量をあまり食べ過ぎない
ということは、昔から伝わる
健康・長寿の智恵だったんですね。
からだが本来の感性を取り戻すために、
先ずは、この2つのことに氣をつけてみる。
そして、からだから「お腹が空いた」という声が
聞こえてくるようになったら、自分に合った
ライフスタイルを検討してみてはいかがでしょう。
人によっては、「夜にしっかり食べると体調が良い」とか
「午前十時と午後四時の二食がからだに合っている」
といった声もあるかと思います。
それはそれで、その人のからだに合っているのだからOK。
からだは年齢や環境などによっても変わります。
その時の自分に合った食事時間を、
その都度からだと相談して見つけたらいい。
私はそう思います。
参考文献『あなたに贈る食の玉手箱』(ワニ・プラス) 星澤幸子・鳴海周平 著
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