9月13日の5回目の裁判で私は建築会社に4ヵ所の是正工事を要望しました。

1ヵ所目は→竪樋の移動

2ヵ所目は→ドアのアンダーカット

3ヵ所目は→漆喰壁のヒビ割れ

そして4ヵ所目は雨水垂れ流しの是正工事です。

 

我が家は着工から3年も経過した今年の2月28日にやっと引き渡されましたが、まだ検査済証がありません。建築基準法では確認申請を行ったすべての建物は完成して4日以内に完了検査の申請をして検査済証の交付を受ける事と定めています。

 

検査済証のない我が家は、

・まだ工事中

・既存不適格建築物

・違反建築物

とみなされ不動産としての価値がありません。

将来売ることもできないし、増改築もできないらしいです。

 

今年の3月に検査機関の日本ERIに確認したところ、ERIは2018年の2月から設計H氏に「早く完了検査をするように」と、何度も促したそうです。

しかし、H氏は1年間それを無視しました。

不合格になる事がわかっていたので逃げていたのでしょうか。

それともただ面倒だったのでしょうか。

 

幸いな事に、裁判中なので裁判にて建築会社に検査済証の取得を求めています。裁判中でなければERIのように無視された事でしょう。しかし、その裁判においても、建築会社は「次回裁判期日(5月14日)までには検査済証を渡す」と言い、その後「やっぱり7月中旬になる」「やっぱり8月中旬になる」「やっぱり9月中旬になる」「やっぱり9月下旬になる」と、二転三転し未だに検査済証はありません。そしてこちらから問い合わせなければ何の回答も無いので無視しているのと同じです。

約3年の工事期間中も「〇月までに引き渡す」と何度も嘘を付いて騙してきた建築会社ですが裁判になってなお今もその時と全く同じ状況です。訴訟まで起こしておきながら何故こんなことが平気でできるのか全く理解できません。

 

そして本題の4ヵ所目の是正工事ですが、雨水の垂れ流しです。

これ台風じゃありませんよ。

ごく普通の雨です。

それでもこんなに排水されるのです。

 

確認申請では、この竪樋は埋設されて浸透桝に接続されています。

しかし、実際には浸透桝に接続されておらず、垂れ流しです。

市は垂れ流しを許可していないのでこのままでは違反工事であり、完了検査をしても不合格になってしまいます。それなのにこんな状態で何が「次回裁判期日までには検査済証を渡す」なんて言えるよなと本当~~~~にこいつらこの人達の頭の中どうなってんの??としか思えません。

よって、図面通りに竪樋を埋設し浸透桝に繋ぐ工事を要望しました。

当然の要望です。

これが是正工事の4ヵ所目になります。

 

建築会社は、図面と違う施工をした事について説明も謝罪もありません。

もちろん、検査済証を取得せずに引き渡した事にも説明も謝罪もありません。

どうしてこんな酷い事が平気でできるのでしょうか。

本当に理解できません。