1年前のあの日あの時、みなさんは何処で何をしていたでしょうか?

もしあの日、大震災が起こっていなかったら?

もしあの日、揺れを感じない他の国にいたとしたなら?

ボクも含めて、その一瞬の記憶が鮮明に残っていることは、なかったんじゃないでしょうか?


先生 その762


震災直後に、ボクがうれしかったのは、警察官、消防隊員、救急隊員、自衛隊員、そして各自治体の役所の方々の存在でした。

常磐道のPAやSAで出会った消防士さんの中には、千葉の浦安や旭、茨城の鹿嶋といった、自分たちも被災されて大変な地域の方も!!

喫煙所で談笑したときに、人が人に尽くしてきた後の清々しさを感じました。


また一方では、津波が来る直前まで避難を呼びかけた遠藤未希さんをはじめ、僕らの知らないところで、たくさんの公務員の方が殉職されました。

命をかけても市民を守った方々のことを思うと、この国の役人さんたちの責任感の強さに、ただひたすらに感謝の気持ちがわいてきます。


そんな中、昨日のしもやん語録に、吉田茂元総理が、防衛大学第一期生の卒業生に向けて贈った訓示が紹介されていました。

吉田茂さんは、ワンマン宰相と言われ、有無を言わせぬリーダーシップで国を導いた絶対君主のようなイメージを持っていましたが、実際には愛情あふれるリーダーだったことが偲ばれます。

まさに一年前の震災を、予見していたような素晴らしい訓示に、只々感動しました。


-以下引用-


君達は自衛隊在職中、決して国民から感謝されたり、歓迎されることなく自衛隊を終わるかもしれない。

きっと非難とか誹謗ばかりの一生かもしれない。

御苦労だと思う。

しかし、自衛隊が国民から歓迎されちやほやされる事態とは、外国から攻撃されて国家存亡の時とか、災害派遣の時とか、国民が困窮し国家が混乱に直面している時だけなのだ。

言葉を換えれば、君達が日陰者である時のほうが、国民や日本は幸せなのだ。

どうか、耐えてもらいたい


民主党の代議士の先生方

あなたがたが思っているよりも、この国の官僚は義に熱いですよ!!

自分のことを否定する存在を受け入れる度量を、ちょっとだけでも持ってください。

あなたがたが、幼稚な小競り合いをしている間にも、被災地では苦しんでいる人がたくさんいることを思い出して欲しいと、切に願います!!

伊那ベンチマーキングツアーの2日目も、伊那食品工業さんでの学び。

しかも、塚越寛会長と直接懇談させていただけるという在り難いチャンスをいただきました。

さらに、鬼澤さんと塚越専務のはからいで、会長の講話というよりも、僕らの質問に会長が答えていただけるという、とても贅沢な時間を作ってもらったのです!!


先生 その762


今年で75歳になられる会長ですが、とてもお元気でパワフル。

とにかく一生懸命に、僕らの質問に熱心に耳を傾け、求めていた答えの2~3倍くらいは返ってきます。

その答えがまた衝撃的すぎて、もう何が何だか!?


・利益が上がらない時から、「会社は社員の幸せのために存在する」という理念は継続してきた。

・経営に一番大切なのはバランス。だから、ヒット商品はいらない!!

・本当に会社の為を思うなら、経営者の個人的な欲は抑えて、社員の福利厚生に力を入れる。

まずは社員を大切にすることが先。安心感を与えることで、売上も利益も勝手に上がってくる。


その中でも、一番衝撃的だったの言葉がこちら


「会社というのは、倒産するのがあたりまえ、永続するのが不自然」


人は元々弱い存在だ。

経営者は自分だけが儲かればいいと思うし、従業員は楽をして休みたいと思うし、給料はたくさんもらいたい。それがあたりまえの欲求だ。

これを放っておいたら、会社は勝手に倒産してしまうんだよ。


他にも、ここでは紹介しきれないくらい、密度の濃いお話を聴かせていただきました。

お父さんは洋画家であり、ご自身も写真を撮るのが趣味という塚越会長。

社内のいたるところに、会長が撮った風景写真が飾られていますが、とてもセンスがいいのです。


これは鬼澤さんに聞いた話ですが、かんてんぱぱガーデンは、秋になると綺麗な紅葉になるそうです。

鬼澤さんが「綺麗ですねぇ」と会長に声をかけると、「そりゃそうだ。植える前からちゃんと考えてるからな」という答えが返ってきたそうです。


すべては我が師 -ぼくの好きな先生-

会長が座右の銘にされているのが、二宮尊徳翁の「遠きをはかるものは富み、近くをはかるものは貧す」という言葉ですが、ガーデンの植生もその一つなんですね。

頭で分かっていても、ボクはまだまだ目先の損得に左右されてしまうことが多いなぁあせる


会長の足跡を真似て、伊那食品工業のような会社にしていくのは、相当な根気が必要だと思います。

「年輪経営」という言葉のとおり、ちょっとずつしか結果は出せないでしょう。


でも、少しずつ近づく努力は忘れちゃいけません。

「いい会社ってなんだろう?」

自分の命がつきるまで、常に考えながら動き続ける人生をおくりたいですね。

ちょうど僕らが訪問した時には、伊那食品工業さんの会社説明会が開かれていました。

高卒採用は、ほとんど学校推薦で決まるようですが、大卒の競争倍率は200倍以上!!

高卒採用で入社した子の中には、高校受験の段階から、あえて推薦枠をとりやすい学校を選び、推薦をもらって就職した子もいるようです。

「いい会社」というのは、働きたい人をもファンにして魅了しちゃうんですね。


先生 その761


この日の夜は、かんてんぱぱホールで開催された「信州伊那地域経営研究会」という勉強会に参加。

地元のJCメンバーを中心に作られた勉強会で、数か月に一度開催されているとのこと。

そして本日の講師は、我らがリーダー・鬼澤慎人 さんです。


いばらきドリプラをきっかけにして、鬼澤さんのお供をさせていただく機会が増えましたが、ちゃんとした講義を聴くのはこれが二回目。

前回も感じましたが、本当に鬼澤さんは、難しい話を分かりやすく教えてくれます。

「いばらきドリプラ」や「あしたの学校」のメンバーは、本当に恵まれていますよ!!


すべては我が師 -ぼくの好きな先生-

今回も「組織の活性化とチーム力を上げる為に」というテーマのお話で、初対面の人同士4人でグループワークを中心に進めます。

ディスカッションするテーマは、「リーダーとは?」とか「チームとは?」という、「そもそも論」

簡単な言葉のようで、実際に頭を使って考え出すと、明確な定義を出すのが難しいんですよねぇ。


「曖昧な言葉が悪いわけではないけど、ビジネスの世界では言葉の定義づけは必要だよ」


なるほど、ちょうど僕らの会社でも課題になっていることなので、この言葉は響きます。


「明るく元気な挨拶」って、どんな挨拶?


「思いやり」って何?


「礼儀正しく」って、どういうこと?


数値化できないことを評価するには、言葉について全員が同じ認識を持つことから始めないと!!


そしてこの研究会のメンバーと、ホテル近くの居酒屋さんで仲良く懇親会。

ここでも、初対面の人同士がシャッフルする形で、文字通り懇親を深めます。


経営研究会のメンバーには、経営者に限らず、伊那食品をはじめ、社員さんたちも多数参加していますが、こういう場に来る人たちは自分を成長させたい意識が高いですね。

経営研究会の会長を務める織井さん をはじめ、伊那食品工業に限らず、この街には気持ちのいい経営者が多くてうれしいです。


そのあとも、一部のメンバーは二次会に行ったようですが、ボクは長時間の運転と、ブログのアップが気になって、一足先にホテルに帰ってきてしまいました。

ちなみに伊那市は、人口一人当たりの飲み屋の数が全国2位の都市らしいですぜ!!

昨日のブログで書いたとおり、ソースかつ丼を食べた後は、伊那食品工業さんへ。

まず驚くのは、本社の周辺の美しさ。

赤松を中心に、高原の植生をそのまま生かした、自然豊かなリゾートホテルのような雰囲気です。

先に到着していた鬼澤さんと一緒に、僕らを迎えてくれたのが、伊那食品工業の塚越専務でした。


先生 その760


まずは塚越専務のご案内で、本社とその周りの施設、通称「かんてんぱぱガーデン」 を見学。

お掃除に力を入れていることは聞いていましたが、驚くのはその清掃用具の設備。

ホウキや草刈り機のような小道具をふんだんに用意するほか、ライド式のスウィーパーや高所作業車まであるのです!!


すべては我が師 -ぼくの好きな先生-

しかもこれらは、社員さんのプライベート使用にも、無償で貸し出しているというからビックリ!!

「特に記録はしていないけど、ちゃんと元の場所に戻してくれるよ」


当たり前のように、涼しい顔をして答える専務に、二度ビックリです!!


さらに言えば、朝のお掃除の習慣は平日に限らず、休業日の土曜日曜にも自主的に行われていると聞いて、三度ビックリ!!

一切強制はしていないけど、可能な社員さんたちはお掃除をするためだけに、会社に来るようです。

しかも、これを一切強要しないというから、四度目のビックリです!!


実際に翌朝、僕らも社員さんたちと一緒にお掃除をさせていただきましたが、キビキビと動く社員さんたちの姿は、とても清々しく感じました。


すべては我が師 -ぼくの好きな先生-

もう一つビックリしたのが、敷地内にある湧水の設備。

地元の人たちが、ペットボトルやポリタンクでわざわざ汲みに来ることが多いようです。

すると地元の人たちからの要望も増えてきて、設備を増やしたり、冬でも水道管が凍結しないように細工したり、すべて伊那食品さんが改善しているのです。


「これはうちの会社にとって、地域貢献というより、プラスのイメージを売ってるんですよ。

食品製造会社の工場の水が美味いとなれば、安心度が高まるじゃないですか」


「いい会社」と称される会社は、凡人には考え及ばない遠い未来を見ているんですね。


そんな専務も、偉大なお父様と一緒にシゴトをされることに抵抗はあったようです。

でも、鬼澤さんとの出会いで、父親の偉業をわかりやすく教えてもらってから、見方を変えることができるようになったとか!!


実の親子同志って、難しいところがいっぱいあります。

そんなときに、第三者の声が助けてくれることもいっぱいあります。


「今では偉大な父親の作った道を継げることが、在り難いと思います」

社員さんたちとのやりとりを見ていると、専務が本当に慕われているリーダー像を感じます。

おごらず、飾らず、素直なお人柄にふれて、出会ってわずか2時間でファンになっちゃいました。

外食は週何回? ブログネタ:外食は週何回? 参加中

会社と自宅はすぐ近くなので、ずっと事務所にいるときは、朝昼晩三食とも家で食べることができます。

今週は、朝ご飯はともかく、昼夜の御飯は、ほとんど外食になってますね。

お小遣いは厳しいけど、何気に昼ごはんに何を食べるかは、楽しみにしています!!

ただ・・・麺類が多くて、バランスは決してよくないですねあせる


先生 その759


結局今日も日付をまたいでしまいましたが、今宵は初めての街、長野県伊那市に来ています。

先日このブログでも紹介した、坂本光司先生の「日本で一番大切にしたい会社」の第一作でも取り上げられている、伊那食品工業 さんのベンチマーキングツアーに参加しています。


きっかけは、昨年からお世話になりっぱなしの鬼澤慎人さんからのお誘い。

鬼澤さんが関わっている、栃木県運送業組合青年部の皆さんの、ベンチマーキングツアーに便乗させていただきました。


年に何度も伊那市に訪れている鬼澤さんから、お勧めのランチスポットを教えてもらいました。

どうやら、伊那の名物料理は、ローメンとソースかつ丼

いばドリ仲間のマーサ、雄太君と事前協議して、多数決でソースかつ丼のお店に集合することが決定。

というわけで、朝ご飯も軽めにして、伊那に向かいます!!


途中首都高の渋滞に巻き込まれながらも、なんとか時間ぎりぎりにお店に到着。

先についていた二人に、ボクの分もオーダーしてもらっていたのですが、なんと到着とともにお膳が運ばれてくるというサプライズ!!

いやー、ついてますね。


今回お食事をいただいたのは、信州大キャンパスの近くに在る「青い塔」 というお店。

後で聞いたら、並ばずに入れるのはラッキーという人気店です。


すべては我が師 -ぼくの好きな先生-


「いなばっちさん、これ中身が無くても、衣とソースだけでオカズになりますね」と囁いてくる雄太君。

まったくもって、そのとおり!!

甘辛いソースが、濃すぎず薄すぎずで、いくらでもご飯がすすみそう!!

いやー、幸せなランチでした。


本来なら、伊那食品工業で感じたことをシェアしたかったのですが、とても瞬時にはまとまりません!!

というわけで、弾丸伊那ツアー、まだまだ続きます!!