マナーの悪い人、注意する? ブログネタ:マナーの悪い人、注意する? 参加中

2年前にナニメンさんの喜働力塾に出会い、このブログと履き物を揃えることを、凡事徹底として続けることを決め、現在でも続いています。

それが転じてか、人の悪いマナーが目についてしまうようになりました。

意識する前は、自分がもっとマナーが悪かったかもしれないのに、ゲンキンなもんですね。


先生 その767


今月に入ってから、読書の量がぐぐっと増えている気がしている稲葉です。

その理由は、電車での移動が多いから。

学生の頃から、「電車に乗っている間は本を読む」習慣が馴染んでいるので、電車に乗れば乗るほど、その時間に比例して読書量が増えていきます。


例えば、今月は二度名古屋に出張しているので、新幹線の中は一番の読書タイムになります。

しかも一人で目的地に向かうため、名古屋までの二時間弱だと、本の内容によっては軽く一冊読んでしまうので、大概2冊は持っていきます。

それでも足りない時は、現地で本を購入して、途中で活字が途切れないように予防線を張ります。


「そこまでやるの?」って思うかもしれないけど、移動中に寝ることがヘタなので、ボーっと過ごしていると時間を損した気になって、ノンフローになってしまう。

だから、電車での移動は、知識を吸収する貴重な時間なのです。


ところが先日、DNAの会議が終わった後に乗った新幹線では、集中力が途切れてしまいました。

隣の席にいたのは、ボクよりちょっと若いだろう30代前半とおぼしきサラリーマン。

一緒に名古屋で乗り合わせたのですが、彼はどうやら音楽で退屈を埋める人だったようです。


それはそれで結構なんですが、イヤホンから漏れる音楽が気になる。

AKBや少女時代を聴いているようでしたが、歌詞が分かるくらいに音漏れしているんです!!


また通路を挟んで隣の席では、年配のサラリーマンの携帯に、何度も電話が入ってきてます。

この着信音が、また社内に響き渡りそうなくらいの大きさで、途中からは席に座ったまま、相手と普通に話しているじゃないですか!!


この状況には、かなりイライラしていたのですが、ボクは我慢してしまいました。

勇気を出して、注意すべきだったのかもしれません。

ただ、この先東京までずっと隣に座る相手に、どう声をかけるべきか?

相手を不快にさせずに、注意する言葉が思いつきませんでした。


最終的には、「気にしない」と自己暗示をかけて、再び読書に集中できたのですが、今振り返ると、自分のとった行動が正しかったのかどうか?


結局、東京駅で降りるときは、彼らが忘れていった(!?)空き缶と、おつまみの袋を拾って、ごみ箱に捨てるチャンスをいただいちゃいましたとさ。

今回は黙って見過ごしたけど、彼らは徳を積むチャンスを捨てたようなもの。

その分、自分に徳がまわってきたと思えば、清々しいものです!!

昨日のブログで紹介した、華凛もゆるさんのあとは、ホスピタルクラウンとして名の知れた大棟耕介さん。

ちょうど昨年の今頃、東京アホ会でお会いしていたのですが、今回はどうしても子供たちに彼の話を聴いてほしかったので、文字通り「無理やり拉致」してきてしまったのです。


先生 その766


長女はワクワクしていたのですが、二男は少々ご機嫌斜め。

ところが、会場に入ってすぐに、ショウちゃんと連れだって歩いている大棟さんに遭遇したのです。


僕ら親子を見るなり、快く握手をしてくれる大棟さん。

「ようこそ、クソガキ一号(^-^)/」

いきなりの展開に、子供たちはあっけにとられてしまいましたが、「またね」と手を振る大棟さんを見送った後は、さっきまで無表情だった二男が笑顔になっていました。


そして、大棟さんの講演が始まってからは、「何かが起こるんじゃないか?」と二人とも前かがみの体制で真剣に聴いています。(もちろん、ボクもでしたけどね)


すべては我が師 -ぼくの好きな先生-

例えば、大棟さんは世界一のクラウンでありながら、わざとへたくそなジャグリングを見せたり、子供のような失敗をして、僕らを笑わせます。


「今みなさんは、ボクのパフォーマンスを見て、失笑を起こしてくれました。

その瞬間にボクは、みなさんに見下される立場、すなわちへりくだる存在になり、みなさんを主役に引きたてました

最初からすごい技を見せたら、逆にみなさんとの距離が、離れていっちゃいますからね(笑)」


そう、これもちゃんと、講演の中で伝えるメッセージの一部だったんです。

大棟さん、仏様のような方でありつつ、したたかな人です(笑)


大棟さんはボクの息子と娘にも、目の前でマジックを見せてくれました。

二男の手のひらに、ハートを載せて握らせ、それを開くとピンクのハートから緑のハートが出てくる!!

そこで大棟さんが、二男に一言添えてくれます。


「妹さんにプレゼントしてね」


そう、この一言で、二男を「優しいお兄ちゃん」に引きたててくれるのです。


この後の都合があったので、残念ながら最後まで会場にいれなかったのですが、二人とも本物の大棟さんに絡んでもらえたことが、相当思い出に残っているようです

あれから1週間近く経ちますが、まだあの時の話が話題に上がりますからね!!


まさに、これこそがホスピタリティの真髄ですね。

こんな素敵な企画を立ててくれたショウちゃん、そしてまっちゃん先生に感謝です!!


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「今の若い子たちには、先輩後輩の上下関係の厳しさが欠けている」と思ってしまうのは、40代のオッサンのたわごとなのでしょうか?

別に運動部の経験のないボクでも、相手が一歳年上というだけで緊張感が出るのは、それが「あたりまえ」の基準だったからかなぁ?


先生 その765


3月11日、震災からちょうど一年が経った日に、心友鈴木ショウちゃんが企画してくれた「感動の理由」という講演会に参加してきました。

二人の講師のうち、一人目は元宝塚歌劇団・宙組に所属していた、華凛もゆるさん。

以前、HSセミナーの懇親会でお会いしましたが、華奢なスタイルに、くっきりした目鼻立ちが、ただものではないオーラを放っていました。


宝塚歌劇団は、大正時代から継承されてきた伝統芸能。

もゆるさんは、ご自身の体験から、宝塚の伝統が継承されてきた理由についてお話してくれました。


ビックリしたのは、宝塚音楽学校の規則の厳しさ!!

たとえば、「上着の下から見えるブラウスの裾は2cmに揃える」とか、「お掃除の記録を毎日ノートに書いて提出しなければならない」とか・・・

レッスンの厳しさ以上に、日常生活の一挙手一投足にルールが課せられているのです。


一見すると、シゴキとかイジメにも見えてしまいますが、もゆるさんにとっては「この一年目が、自分にとって一番楽だった」そうです。

確かに、素直に受け身になって行動するよりも、嫌われ者になって相手に考えさせることのほうが、精神的に辛いだろうし、エネルギーがいりますよね。


ただ、この厳しい規則を徹底することが、忍耐力、結束力、信頼感そして、思いやりの心を育んで、あの華麗な舞台を作る基礎になってくるわけです。


この教育訓練制度のモデルになったのは、当時の帝国海軍でした。

海の上では、敵国だけでなく、自然の脅威との戦いにも勝つ忍耐力と結束力が必要です。

宝塚と海軍、一見異質な世界のように感じますが、必要な要素を考えると、表裏一体なんですね。


組織の中で規律を守っていく上で、一番大切なのは自分を律することです。

しかし、組織の環境がゆるければ、自分を律する気持ちは薄れて、安楽に流されてしまう。

初期段階では、誰かが嫌われ者になる覚悟で、統制を整えていく必要があります。


嫌われ者になる覚悟が定まらないのは、自分を律する気持ちに甘えがあるから。

エピソードには笑い転げましたが、もゆるさんの話を聴いて、背筋がピシッとなる思いでした。

自分のルールに逆らわず、見本となれるような存在を目指します。

伊那ベンチマーキングツアーのラストは、憧れのお店「菓匠Shimizu」

おとぎ話の中に出てくるような、メルヘンチックなお店からは、甘いケーキを焼く匂いが漂ってきます。

二階がカフェになっているので、その一角を使って、ケーキとコーヒーを楽しみながら、清水さんのお話を聴かせていただくという贅沢な時間を過ごします。


先生 その764


何十種類もあるケーキの中から、じっくり迷って、季節限定商品の「ハチミツメイヤーレモン」をチョイスしましたが、メチャメチャ美味くてたまりません!!

ジューシーなキンカンのような味で、皮まで食べられる美味しさです。

うーん、この調子なら、5皿くらいは食べられそうだぞ。


すべては我が師 -ぼくの好きな先生-

清水さんとの懇談では、後継者としての話を中心に聴かせてもらいました。

著書の中にも出てきますが、清水さんは修行を終えて実家に戻った後、お父さんとの考え方の相違があって、喧嘩ばかりの日々でした。

彼の悔しい気持ちは、「オヤジを見返してやる」という気持ちに変わり、独立を考えだすのです。


ところが奥さんにそれを相談したところ、こんな返事が返ってきました。


「今のあなたは、私が今まで見てきたあなたの中で、一番カッコ悪い」


この奥さんの言葉と、ご長男の誕生がきっかけで、清水さんはお父さんと毎日話をすることを決め、子供の頃の親子関係を取り戻す努力を重ねてきたようです。


親に対して感謝できない経営者は、お客様や社員に対しても心から感謝できない

そんな人が経営者として成幸するわけがない


清水さんはこの言葉を、自分を戒める意味で遣われているそうですが、ボクを含めて日本中の後継者はドキッとする言葉じゃないでしょうか?



すべては我が師 -ぼくの好きな先生-

また、もう一つ印象に残ったのは、美味しいケーキのスポンジを作る話です。


「美味しいスポンジを作るには、いかに空気を巻き込むかが大切です。

厨房の中はもちろん、作り手の『氣』がいい状態でなければ、美味しいスポンジはできません」


うーん、なるほど。

でも、これってケーキやお料理に限らないんじゃないかな。

僕らの会社は、モノを作っているわけじゃないけど、その場にいる人たちが醸し出す「氣」の影響は、善くも悪くも、様々な結果を生みだす原因になりますからね。


「いいこと」があったから、気分がいいのではなく、気分がいいから、「いいこと」を引き寄せる。

基本の「き」って言いますが、やっぱり元根本は「氣」の持ち方からです。

いい氣を作って循環できる、そんな自分で在りたいです。

本を読んだ、会社を見学した、経営者の話を聴いた。

確かに伊那食品工業さんは、最幸の会社ですが、本当のところ社員の皆さんはどう感じているのか?

ここが塚越専務のすごいところで、僕らと3人の社員さんとの懇談会を開いてくれたのです。

しかも集められた3人は、ランダムに選ばれ、何をするかは一切知らされていません。


先生 その763


入社6年目、藤沢工場の男性社員Tさん

入社3年目、北丘工場の女性社員Oさん

そして昨日の勉強会でも、同じグループになった、入社1年目、総務課の女性社員Aさん

ちょっと緊張感を感じられていたようですが(そりゃそうですね)、僕らの鋭い質問にも、一生懸命に答えてくれました。


Tさんの勤務する藤沢工場は、会長が「感動する」と言うくらいに、駐車場が綺麗!!

お掃除が徹底されているのはもちろん、通勤の車が綺麗に整列されているのです。

「日本一、美しい駐車場を目指している。だから雪の日など、どうしても整えられない日は、なんか心が落ち着かないんです(笑)」


Oさんは高卒で入社してきたので、まだ21歳ですが、しっかりと自立した考えを持っていました。

「最初は掃除についても『えぇ、ここまでやるの?』っていう感じでした。

でも、先輩たちも一生懸命やってるし、自分でも納得できる価値観を決めたら、それが当たり前になったんです」


その価値観というのが、「私がやらなきゃ、誰がやるんだ」


もう、何も言えません。でも、彼女だけが特別なわけじゃないんです。


入社してもうすぐ1年というAさんからも、「やらされ感はない」という話を聴かせてもらいました。


「やってもやらなくても、結果で判断されたり、評価されることはないんです。

だからこそ、プレッシャーを感じるし(笑)、先輩や仲間の力になりたいと思うんです」


残念ながら顔をお見せできないのですが、参加してくれたTさんはイケメンだし、OさんもAさんもメチャ可愛らしいのです。

元の顔立ちもいいのだろうけど、働く環境がいいから、表情がキラキラしているのでしょうね。


すべては我が師 -ぼくの好きな先生-

ちなみにこの写真を見て分かるように、隣に座っているのは塚越専務です。

上司や見学者の我々がいる場でも、自分の思いを正直に言える職場環境っていいですね。

ボクも社員さんたちに、気を遣わせないような上司で在りたいです。


ちなみにお昼ごはんは、かんてんぱぱガーデン内にある「さつき亭」というレストランで食べました。

ただ寒天を使っているだけじゃなくて、ここのメニューは本当に美味しいんです。

食事をしながら、鬼澤さんがとどめを刺すようなお話をしてくれました。


「この店は、昼間しか営業しないんだよ」


「えぇ、勿体ない!!」


「それが会長の発想と真逆なんだよ(笑)

『夜まで営業したら、地元の飲食業の方に迷惑がかかるから、昼だけにしろ』っていうことなんだよ」


どこまでも、自分の理念を徹底されている姿勢に、もう何も言えません


塚越会長の言う「いい会社をつくりましょう」には、続きがあります。

「たくましく、そしてやさしく」

これはまさしく、会社だけでなく「いい自分」になるために、日々意識して継続することです。


「たくましく、やさしく生きる」「みんなと一緒に」

持ち切れないほどの学びが満載の2日間でした。

すぐに取り出せるハードディスクにしまいつつ(笑)、この二つを毎日意識しつづけます。