伊那ベンチマーキングツアーのラストは、憧れのお店「菓匠Shimizu」 へ
おとぎ話の中に出てくるような、メルヘンチックなお店からは、甘いケーキを焼く匂いが漂ってきます。
二階がカフェになっているので、その一角を使って、ケーキとコーヒーを楽しみながら、清水さんのお話を聴かせていただくという贅沢な時間を過ごします。
先生 その764
何十種類もあるケーキの中から、じっくり迷って、季節限定商品の「ハチミツメイヤーレモン」をチョイスしましたが、メチャメチャ美味くてたまりません!!
ジューシーなキンカンのような味で、皮まで食べられる美味しさです。
うーん、この調子なら、5皿くらいは食べられそうだぞ。
清水さんとの懇談では、後継者としての話を中心に聴かせてもらいました。
著書の中にも出てきますが、清水さんは修行を終えて実家に戻った後、お父さんとの考え方の相違があって、喧嘩ばかりの日々でした。
彼の悔しい気持ちは、「オヤジを見返してやる」という気持ちに変わり、独立を考えだすのです。
ところが奥さんにそれを相談したところ、こんな返事が返ってきました。
「今のあなたは、私が今まで見てきたあなたの中で、一番カッコ悪い」
この奥さんの言葉と、ご長男の誕生がきっかけで、清水さんはお父さんと毎日話をすることを決め、子供の頃の親子関係を取り戻す努力を重ねてきたようです。
親に対して感謝できない経営者は、お客様や社員に対しても心から感謝できない
そんな人が経営者として成幸するわけがない
清水さんはこの言葉を、自分を戒める意味で遣われているそうですが、ボクを含めて日本中の後継者はドキッとする言葉じゃないでしょうか?
また、もう一つ印象に残ったのは、美味しいケーキのスポンジを作る話です。
「美味しいスポンジを作るには、いかに空気を巻き込むかが大切です。
厨房の中はもちろん、作り手の『氣』がいい状態でなければ、美味しいスポンジはできません」
うーん、なるほど。
でも、これってケーキやお料理に限らないんじゃないかな。
僕らの会社は、モノを作っているわけじゃないけど、その場にいる人たちが醸し出す「氣」の影響は、善くも悪くも、様々な結果を生みだす原因になりますからね。
「いいこと」があったから、気分がいいのではなく、気分がいいから、「いいこと」を引き寄せる。
基本の「き」って言いますが、やっぱり元根本は「氣」の持ち方からです。
いい氣を作って循環できる、そんな自分で在りたいです。

