さて、本題の定例勉強会では、自分たちにとっての「後継者とは何か?」「経営とは何か?」という、根本に立ち返ったテーマでディスカッションしました。
根本的な処は皆さん一緒だけれど、それぞれの立場、経験等で感触の違いを感じます。
先輩方とシェアをする中で、まだ社長を安心させられていないボクの未熟さが、痛いほどに明確になります。
先生 その422
その後の講義で、先生が話してくれた内容は、5,6年前に最初に聴いた頃のお話に近い内容でしたが、聴き方も違えば、その間の経験も違いますから、最初に聴いた時よりもスッと体に染みこんでくるようです。
・後継者にとって必要なのは、一直線に進むことではなく、カーブした時に修正する力
・経営者としての一番の罪は、「失敗を恐れて何も行動しないこと」
・修正力に必要なアイデアは、動いて体験したことの中でしか浮かばない
「与えられた経営資源を減らさないことが、後継者の使命」と先生はよくおっしゃっていましたが、何も行動しなかったら、間違いなく経営資源は減ります![]()
「現状維持」は、コツコツと積み上げる努力をしているから継続できるのであって、「何もしないこと=現状維持」にはなりません。けっこう、勘違いしてしまうことですが・・・
そして、今回のお話の中で、一番腹に響いたのはこの言葉でした。
後継者は自分の人生に遠慮しすぎていないか?
かなり僕らに気を使った丁寧な言い方でしたが、この「遠慮」が後継者の行動力の妨げになっていると二条先生はおっしゃられます。
ボクもちょっと前までは、会社の経費を使うことに、うしろめたさを感じることがあったからなぁ・・・。
それを気にしすぎて、自ら動くことを封じ込めることが、いまだにあります。
動くことと学ぶことは表裏一体。
一見すると、全然関係のない世界を体験したことで、今の自分を活かすアイデアが湧くこともあります。
実際に、大きな売上にはなってなくても、変革のきっかけになっていることは、社外で仕入れたネタばかりだったからね。
昨日の田尻ちゃんのブログ にあったように、お金と時間の「投資」は続けていきますよ!!
神宮球場のとなりにTEPIAという施設があります。
国際後継者フォーラム のスクールのほとんどを、ここで受講させていただいているので、外苑前駅から徒歩5,6分の道すがらは「大人の通学路」です。
そして、昨日は約1年ぶりに二条先生の話を聴きに、定例勉強会に参加してきました。
先生 その421
この定例勉強会は、遅刻厳禁!!
実は10月の定例勉強会に参加する際に、3分遅刻で受講できなかったという痛い経験をしました。
ただ不思議と「悔しい」という気持ちはあまり怒らなくて、部屋の前で受付をしてくれた長田さんが、申し訳なさそうに頭を下げる姿に、「辛い役目をさせてしまった」という気持ちでいっぱいになりました。
さて、次のチャンスがまわってきて、「もう絶対に遅刻しない
」と決めながらも、慌てて会社を飛び出し、TXの中でコンビニのおにぎりを食べながら、会場に向かいます
そして地下鉄銀座線の中でうっかり居眠り、気づいた時には一駅過ぎていました![]()
もうその時点で、頭の中がパニック![]()
タクシーを使うか? 反対方向の電車に乗り直すか?
とっさに取った行動は、反対ホームへの猛ダッシュでした。
運よく着いた電車に飛び乗って、目的の駅についたときには開講2分前
改札口を抜けたら、人混みの中を器用にすり抜けて、またもや猛ダッシュ![]()
この時のボクの頭の中には「ここで同じ失敗をしたら、もう二度と先生や仲間に合わせる顔がない」という、自分に対しての強迫観念でした。
会場について息を切らせながらも、長田さんと工藤さんが「どうぞ中へ」と迎え入れてくれました。
時計は見ていなかったけど、多分1,2分の遅刻はしていたんじゃないでしょうか?
後で聞いたら、二人が「もう少し待ってあげてください」と、先生に交渉してくれていたようです。
しかし、これが「自分の人生だったら?」と考えた時に、許されることではありません。
死ぬ間際に「あと一分ください」ってお願いしても、無理なものは無理、命は有限です。
まだまだ時間を、有効に遣いきってない自分に気づかせてくれたこと。
それを承知で、ボクを信じ切ってくれた長田さんと工藤さん、そして二条先生に感謝です。
「常に余裕をもって行動する」
「環境の変化に対応するための対策を準備しておく」
「約束が守れない時には、素直に謝る」
「最初から守れないことが分かっている約束はしない」
何事も「段取り八分」ですね。何が起こっても動じない準備を、普段から作っておきます。
今年の4月からは、すべての運送会社で、アルコールチェッカーによる運行前、運行後の呼気濃度の検査義務が開始されます。
特に「運行後」のチェックというのは、一般の人たちから見たら「???」と思うかもしれませんが、「休憩中にビールを飲んで運転する輩がまだいるかもしれない」という、情けない事実があるのです。
「昔は飲んで朝帰りしても、昼間にビール飲んでも普通に運転しちゃったけどなぁ・・・」と武勇伝のように後輩に語る先輩経営者もいますが、自粛してほしいですね。
若者が、変な勘違いをしちゃいますから。
先生 その420
昨日は、水海道トラック組合青年部の研修会に参加してきました。
会員であるT運送さんの「運輸安全マネジメント」の取り組みについて、みんなで勉強させてもらいます。
今回お話をしてくださった運行管理者さんからの話では、最近のアルコール検知器は精度がかなり良くなりすぎて、あんパンのような発酵食品を食べた直後だったら、アルコール濃度を感知してしまうとか
・・・。
さすがに「朝食にあんパンを食べるな」とは言えないので、この場合は「うがい」をしてから再検査すれば、呼気のアルコールは検知されなくなるそうです。
今回研修を実施してくれたT運送さんは、ドライバーさんが100名以上の企業ですが、運行管理者さんは成功した事例だけでなく、「まだまだ」という部分も包み隠さず、言い訳せずに語ってくれました。
例えば、「ヒヤリ・ハッと事例」を毎月ドライバーさんたちに提出させているようですが、同じ現象に対して、あるドライバーさんは「スピードを出し過ぎた」と自分の責任として分析しています。
それに対し、別のドライバーさんは「運が悪かった」「配車係に急かされた」と責任転嫁をしています。
「情けない話ですが、これが実態です。でも、この意識を変えてもらう努力は続けていきます」
運行管理者さんは、謙虚におっしゃっていますが、これは僕らの会社でも他人事ではありません。
最近はみんな意識が変わってきてくれていますが、まずは「自分の中の原因」を追究しないと、同じ失敗を繰り返すことになります。
もちろん、交通事故や商品事故に限らず、どんなシゴトにも共通して言えることですけど・・・。
最近はこういった、業界独自の技術的な学びの機会が少なかったので、新鮮に感じました。
僕らの会社でも、他社の皆さんにシェアできるような取り組みを進めていきたいです。


