今年の4月からは、すべての運送会社で、アルコールチェッカーによる運行前、運行後の呼気濃度の検査義務が開始されます。

特に「運行後」のチェックというのは、一般の人たちから見たら「???」と思うかもしれませんが、「休憩中にビールを飲んで運転する輩がまだいるかもしれない」という、情けない事実があるのです。

「昔は飲んで朝帰りしても、昼間にビール飲んでも普通に運転しちゃったけどなぁ・・・」と武勇伝のように後輩に語る先輩経営者もいますが、自粛してほしいですね。

若者が、変な勘違いをしちゃいますから。


先生 その420


昨日は、水海道トラック組合青年部の研修会に参加してきました。

会員であるT運送さんの「運輸安全マネジメント」の取り組みについて、みんなで勉強させてもらいます。


今回お話をしてくださった運行管理者さんからの話では、最近のアルコール検知器は精度がかなり良くなりすぎて、あんパンのような発酵食品を食べた直後だったら、アルコール濃度を感知してしまうとかあせる・・・。

さすがに「朝食にあんパンを食べるな」とは言えないので、この場合は「うがい」をしてから再検査すれば、呼気のアルコールは検知されなくなるそうです。


今回研修を実施してくれたT運送さんは、ドライバーさんが100名以上の企業ですが、運行管理者さんは成功した事例だけでなく、「まだまだ」という部分も包み隠さず、言い訳せずに語ってくれました。

例えば、「ヒヤリ・ハッと事例」を毎月ドライバーさんたちに提出させているようですが、同じ現象に対して、あるドライバーさんは「スピードを出し過ぎた」と自分の責任として分析しています。

それに対し、別のドライバーさんは「運が悪かった」「配車係に急かされた」と責任転嫁をしています。


「情けない話ですが、これが実態です。でも、この意識を変えてもらう努力は続けていきます」


運行管理者さんは、謙虚におっしゃっていますが、これは僕らの会社でも他人事ではありません。

最近はみんな意識が変わってきてくれていますが、まずは「自分の中の原因」を追究しないと、同じ失敗を繰り返すことになります。

もちろん、交通事故や商品事故に限らず、どんなシゴトにも共通して言えることですけど・・・。


最近はこういった、業界独自の技術的な学びの機会が少なかったので、新鮮に感じました。

僕らの会社でも、他社の皆さんにシェアできるような取り組みを進めていきたいです。