埼玉県県民活動総合センターの存続を!!
「え?県活ってなくなっちゃうの??」 という方も、まだまだ多いかもしれません 実は、県民活動総合センターについて、今年の3月、以下の組織からそれぞれこんな報告がなされていました 埼玉県指定出資法人あり方検討委員会・・・「事業の廃止または再構築を検討すべき」 埼玉県公の施設の在り方有識者会議・・・「施設を廃止すべき」 理由は 「類似施設の設置状況」や「施設の利用状況」「費用対効果」などです。 ですが、資料をみますと、県民活動総合センターは、2023年度で745,000人を超える人々が利用しており、蓮田市でも年間で約11,000人以上の方が利用しています。 埼玉未来大学で講座を受講する方、スポーツ団体で利用する方、伊奈学園の学生さん、また蓮田市の友好交流都市である長野県松川町の小学生たちが交流で訪れた時の宿泊先としての利用もされています。 駐車場も含めて、これだけの規模で利用できるところは、近隣にはありません 10月28日には、伊奈町議会議員全員からの要望を受け、大島清町長が大野県知事へ「埼玉県県民活動総合センターに係る要望書」を直接手渡しました。 伊奈町/埼玉県知事へ「埼玉県県民活動総合センターに係る要望書」を提出しました 上尾市や春日部でも、議会として県に対して存続を求める意見書が採択されています 埼玉県議会では、日本共産党 山崎すなお県議をはじめ、各議員からの一般質問がありました 秋山もえチャンネル/【県民活動総合センター】12月埼玉県議会で日本共産党はじめ3人の県議が質問しました 蓮田市でも「県活はなくなったら困る」との市民のみなさんの声を受けて、短期間ではありましたが署名活動を実施 そして、12月議会で各会派の議員のみなさんに働きかけを行いました その結果、12月議会の最終日に、議員提出議案「県民活動総合センターの存続を求める意見書」が、なんと全会一致で可決されました なかなか全会一致となることは少ない中で、私としても、県活がいかにみなさんにとって重要な施設であるかを実感する出来事となりました 16日には、日本共産党埼玉県議団の城下&伊藤県議を筆頭に、県民活動総合センターの存続を求める会・利用者有志の会のみなさん、党議員のみなさん(伊奈町/大沢淳・五味雅美町議、上尾市/井上淳子市議、さいたま市/鳥羽恵市議、秋山もえ前県議)と共に、県の担当課へ署名を持っていきました(榎本:写真の一番右) その数なんと、10,034筆 加えてChange.orgでのネット署名は、12月16日時点で3,318人の賛同者がありました 県民生活部長、県民共生局長、共助社会作り課長&副課長との懇談の様子 県民生活部長からは「これだけ県活センターが愛されているんだと実感しました」との言葉がありました。 また、「建物を資源としてとらえた“ファシリティマネジメント”の観点から検討をしたものであり、直ちに廃止するものではありません」「みなさんのご意見を詳細に検討していく」といったお話がありました。 懇談の詳細は、コチラもご覧ください 日本共産党 埼玉県議会議員団 活動報告/県活センター存続を~1万人の声をきいて!! 公共施設というのは、住民の福祉向上や生活の利便のために設置されるもので、教育・文化・福祉・防災・行政サービスなど、その利用は多岐にわたります。 住民なら誰でも利用でき、無料か低料金で提供されるのが一般的なため、経営の観点、いわゆる採算性のみで、その有益性をはかったり、改廃を決めることは決してできないものであると思います。 廃止されるということは、建物がなくなるだけでなく、そこで活動していた人々の営みがなくなってしまうということでもあります。 実際に利用する方々や、地元および近隣市町村の方々などからのご意見を聞き、性急に廃止の方向を打ち出すのではなく、利用の現状と将来像をふまえて、存続する方向で進めていただきたいと思います