'25年6月議会/一般質問①-1子どもの権利を尊重し、子どもも親も安心できる不登校支援をからの続きですニコニコ下差し

教育相談体制について

下三角現状と課題は

お父さん本市では、不登校対策として、個々の児童生徒の状況に応じたきめ細やかな支援や魅力ある学校づくりに取り組んでいる。
複雑化多様化する悩みに対応するため、適応指導教室エコー、蓮田市教育相談室、発達支援相談室、ステップなど、相談の窓口を設けている。

また、各学校での相談先としては、校内の教職員や養護教諭、教育相談主任、スクールカウンセラー、スクールソーシャルワーカー、心のほっと相談員等があり、個々の児童生徒や保護者からの相談を随時受けられる体制をとっている。
相談を受けた際は情報を共有し、教育相談委員会等で支援体制や支援策について検討し、きめ細やかな対応ができるようにしている。

教育相談の体制上の課題としては、児童生徒の増加とともに、複雑化多様化する問題に寄り添うため、ケース会議を開いたり、家庭訪問をしたりするための十分な時間の確保などがある。

 

下三角今後の対策は

お父さん学校を核としたプロジェクトチームを編成し、教員以外の人材も含めた家庭訪問の体制づくりや、県の事業であるメタバース空間を利用した支援への参加適応指導教室の開設日の変更小学校の相談室設置などについて検討を始めている。
引き続き個々の児童生徒の状況に応じた組織的な対応を行うとともに、家庭訪問や電話連絡などを通して、本人や家庭とのつながりを保ちながら、関係機関と連携して取り組んでいく。

 

お母さんスクールカウンセラーの利用人数を事前に伺ったが、昨年度は小学校で利用人数が延52人、中学校で延212人とのこと。心理の専門家として、助言・相談を求めるニーズが高まっている状況ですので、ここは増員やカウンセリングの開催日数を増やすことを求めるがいかがか。

 

お父さんスクールカウンセラーは現在市内に4名おり、県から派遣されている。
中学校は基本的に月に2回、小学校は月に1回の配置となっている。
相談日は多くの相談の予約をいただいており、ニーズの増加が伺える。
現在、増員や日数増加の予定はないが、スクールカウンセラーと中学校の心のほっと相談員を引き続き活用し、相談の取り組みを一層進めてまいりたいと考えております。

上差しカウンセリングを受けたいのはおそらく子どもだけではなく親も同様だと思います。
増員や相談日を増やすことを求めていきたいと思います。

 

 

お母さんエコーの開出日を週3から週5にすることも受入れ体制拡充の点から実施してほしい
現在通室している子どもたちにも「これまで通り来れる日に来れればいい」ということ、
「来たくなった時にはいつでも来れるように開出することになったんだよ」というふうに説明すれば、不要なプレッシャーをかけないのではないかと思うがいかがか。

 

お父さん児童生徒の気持ちに寄り添って考えると、週末休み明けの月曜日は誰しも気持ちが重くなりがち。そのためエコーが開設していることで「通室しなければ」と心理的に自らを追い詰め、心身に疲労をため、生活のリズムを崩してしまうことが危惧される。

一方、火曜から木曜に通室した児童生徒の気持ちに寄り添って考えると、3日間の通室によって生活リズムが整うことで、金曜日の通室は心理的負担が少なく、続けて通室できるようになり、その結果、自分に自信が湧き、自己肯定感が高まることも期待できる。
今後、金曜日の開設については、児童生徒のより前向きな気持ちの後押しになると考えており、研究を進めてまいります。

上差しお話によると、火水木はエコーだけど月曜日と金曜日はフリースクールに通っているという子もいるそうです。そうした条件にも見合う形にしていただければと思います。

 

子どもたちの居場所の確保について

 

下三角現状と課題は

お父さん不登校や学校を休みがちな子どもたちが自由に過ごす場所として、蓮田駅西口行政センターで「ほっとスペースりあん」を定期的に開設している。
こちらには、ジグソーパズル、ボードゲームなどの玩具や本などを備え、来場者がリラックスできる空間づくりに努めるとともに、子育てコンシェルジュへの相談体制を整えている。2024年度は延べ19名の方にご利用いただいているところ。
居場所を必要とする方にさらに利用していただけるような環境づくり、効果的な周知方法が課題であると捉えている。

 

お母さんほっとスペースのりあんが開設されたということは、居場所の一つとして非常に意義があることと思っている。課題については私も同感。
りあんにお子さんが参加したことのある保護者の方に聞くと「子どもも親も、それぞれが行きたいと思える企画の開催や、活動相談の実施などがあれば参加したい」とのことだった。
「情報がもっと欲しい」とのことで「りあんでの活動について、参加者の感想やエピソードなどがあると利用が増えるかも」というご意見をいただいた。
SNS等によるこのような情報発信をしてはいかがか

 

お父さん不登校や学校を休みがちな子どもたちが自宅からりあんに気軽に参加するためには、子どもにとって魅力的な場所であれば参加する契機になると考えている。
本年5月に、プラスチックの板を加工し、オリジナルのアクセサリーを作るプラ板作りを企画し、好評だったので、今後もこのような魅力ある企画を実施していく。
りあんの周知については現在、市のホームページや公式LINEにより情報を発信している。

今後、議員ご提案の、参加者の感想やエピソードなどの情報発信の方法も含め、子どもにとって魅力的な場所となるよう、参加者や子育て、コンシルジュのご意見等々十分にお伺いし、検討を進めていく


保護者への支援について

下三角現状と課題は

お父さん現在「ほっとスペースりあん」とは別に「学校を休みがちな子を持つ親の集い」を、蓮田駅西口行政センターなどを会場として不定期に開催をしている。
こちらは子どもの気持ちがわからないことや、将来に対する不安、気になることなど、共通の悩みをお持ちの親同士が気軽に話せる場所となる。
2024年度は延べ66名の方にご参加をいただいております。

また、子ども支援課に設置している家庭児童相談員に、子どもや家庭に関する困り事や心配事についてご相談いただくこともできる。
2024年度の相談実績として、不登校に関する内容は71件あった。
不登校の問題に対しては、それぞれの子どもの気持ちに寄り添った支援や様々な情報の提供、学校との連携等を課題として捉えている。

 

お母さん親の集いについて参加された保護者の方に伺ったところ「共通の悩みを持つ親同士が気軽に話せる場所はありがたかった」との声をいただいている。
「何か解決するわけじゃないが、同じ悩みを持つ方の存在に励まされたり参考になったりした」ということだった。
一方で「小さい子がいる方は同伴可能ではあるが、託児がなく、なかなか参加が難しいかも」という声があった。
託児をつけるこも一つですし、また例えばZoomなどを利用したオンライン版の親の集いもあると、顔出しなしでやりとりを聞くだけの参加もできるので、参加しやすい方もいらっしゃることと思う。
対面での会とは別に、オンラインでの集いを行うことも一つだと思うがいかがか。

 

お父さん同じ悩みを持つ方の存在を知ることで力になったり、親同士の経験や考えを語ることにより、学びや共感を得ることができる親の集いは、参加者にとっては本当に貴重な時間になるものと認識している。
議員ご提案の、託児をつけることやオンラインでの開催につきましても、参加者のご意見をお聞きし、参加しやすい環境の整備に向けて託児ボランティアの活用も含めまして、今後検討してまいります。

右差しもうひとつ、この4月に介護の判断基準の見直しがあり、不登校の子どもが基準に適合する場合は、親が介護休業を取得することが可能となりました。保護者への支援として、この周知を積極的にするよう、要望しました。

 

下三角フリースクール通学者への利用料助成は

お母さん民間のフリースクールに通わせている保護者の方からの声。
「学校に行かせたい夫ともよく話し合った結果、学校に行きたくないんであれば無理に行かなくてもいいよと子どもには伝えたものの、ゲームばっかりしている姿を見てこのままではまずいと思い、市内にはないので市外のフリースクールに通わせることにした。入会金は5万円、いつでも来のことて良いプランだと月に3万6千円。プラス親が付き添って電車で通うのでそれぞれの交通費もかかるし、時間も取られると子どものこれからのことに不安な中で経済的にも厳しい」とのこと。
「子どもは通学できていないのに旗当番もある。精神的にも負担が大きい。補助金があれば助かる」との声もあった。

現在の自治体でもそうしたフリースクールの利用料助成制度を作っているところがある。
下矢印議場配布資料2より

 

 

お母さん約3年前にはこの蓮田市議会宛にも「不登校児童生徒に対しての多様な学習機会の確保のための経済的支援制度の確立を求める陳情書」というのも提出されています。
こうした状況も踏まえ、不登校の子を持つ保護者への負担軽減の観点からフリースクールへ通うことになった場合の利用料補助制度の創設を求めるが、いかがか。

 

お父さん不登校の児童生徒が抱える悩み、原因状況は様々かと思う。
フリースクールは多様な教育機会を確保し、社会的自立を支援していくための一つの選択肢となるものと考える。
議員ご質問の助成制度については、現在埼玉県内の自治体では、吉川市が義務教育後の15歳から30歳未満までの若者を対象としたフリースクールの利用料を助成していると伺っている。

市としては、今後とも他の自治体の動向に注視するとともに、不登校児童生徒への支援のあり方に関する国での議論などを踏まえて、助成制度について研究をしていく。

 

下三角子どもも親も安心できる不登校支援について
お母さん数々ご提案したが、実は私も声を聞いた数々の親御さんたちと同じ立場の親の一人。
学校での先生方の努力やご苦労はお察しし、大変感謝しているが、周りでも学校に行けなくなったお子さんが増えているのを感じる。
ある日、突然誰にでもその日が訪れることがあると感じる。
ある親御さんが「不登校自体、実は悲しいこととかかわいそうなことではなく、学校に行かないという選択をできたことで自分を守る術を行使できたと思っている」とのことでした。
不登校になったことで、その子にあった場所や学びは何だろうと改めて考えることができたり、決して負の側面だけではないと思うが、しかしそうはいっても親の不安や葛藤はいかばかりか、と察するところ。
向き合うべきは子どもたちの心の声であり、それに寄り添うことが一番だが、あわせて親の負担を少しでも軽減できる取り組みも合わせて進めていただきたい。
子どもも親も安心できる不登校支援について、教育長のご意見を伺う

 

おじいちゃん(教育長)

ずっとお話を聞いて、いろんな思いが頭にかけめぐった。
平成14年15年だったか、当時の教育省と話して教育センターを作りたいと話になって、どこ空いてるところがないかと言われて、黒浜北小が空いてますという話になって、そこが何だかできないかというので、私が行って見てきて、そしたら倉庫だった。
今でも一部は倉庫になっているが、市のものがいっぱい入っていて、市の書類がいっぱい積んであって、全ての教室が倉庫状態で、でもこれは使えるなと思って始めた。それがエコーのスタート
まさかこんなになると思わなかったですねその時はね。


その時、予算もらったのが28万かそれで、いろんなものを買い込んで自分で全部やった。
何もなくて非常に当時の先生方には苦労をかけたと思う。
ただ、開室当時は多くの子どもたちが来てくれて、子どもたちがいる場ができたなという安心はあった。まさかこんな事態になると思っていなかったが、作ってよかったなという思いは今ある。


おっしゃったように今の子どもたちの様子を見ると、2019年度と2023年度の比較を見ると、小学生が2.3倍ぐらいですかね。中学生が1.7倍ぐらい増えている。
2020年度から2023年度と不登校の子どもの数が増えている

ところが小学校1年生と小学校2年生を見ると、小1はなんと3.2倍、小2は3.4倍。低学年が増えている。これはおかしいですよね。低学年は学校に来ていないんですから、ほとんど1年生なんかで不登校になっている。こういう状況があってどうなんだろうなって、2020年と2023年の比較なので、私が比較したのはコロナの影響どうかなと思って比較したんですけど、そういう比較の数字が出た。

これは県も非常に気にしていて、重大な問題だと県も感じている状況がある。
やはり、コロナ感染症の影響が現れたのだろうなと思っている。
あの当時、子ども同士の会話・接触、これが禁じられたことが不登校増加の要因ではないかというふうに考えている。


また、1年生ですから学校にいる期間は短かったはずですから、家庭の影響の大きさということも何かあるんじゃないかなと思っている。
子ども同士、大人と子どもの濃密な人間関係の形成が非常に重要で、その中で愛着形成や心の自己回復力、粘り強さなどが形成されなければならないと私は思っている。


今後のことですけど、同時にみんな一律に子どもさんのことを考えていらっしゃるが、発達段階がありますから、小学校低学年、高学年、中学生に対してやることは違うんだろうと私は思っている。

一つは、やっぱり小学校高学年と中学生に対しては自分の良さを見せさせる。
先ほどもおっしゃってましたけど、将来を考える習慣の形成を欠かせることはできないと思っている。
もちろん、様々な相談できるチャンネルを用意して、いろいろな立場の人が助言をいただく。これも自分を知る良いチャンスというふうに考えている。

ですので、本市では現在適応指導教室エコーや発達相談室ステップの充実、市の教育相談員の配置、学級担任や管理職、家庭訪問、ICTを活用した学習支援、多様な支援策を講じておりますが、こうした取り組みをより一層きめ細やかに柔軟に進めていく必要があると感じている。

特に本市のほっと相談室の指導員さんたちの中には素晴らしい方がいっぱいいて、この方々をうまくコーディネートできるようにと今考えている。
この方々をコーディネートしてプロジェクトチームを作れば、また明るい一つの道筋ができるんじゃないかと思っている。

先ほどから以降の規定の話も出ておりましたが、国が出て出している通知が以前お話があった通り、2019年に出て出た通知を2023年に対して、あの通知はそうじゃないよと言い返していることもあって、国自体も揺れている状況がある。
ですので我々はそれで基本線はきちんと守るべき学校復帰という、そういう線はベースは守るけど、それに対してはそれが絶対じゃないということを発信していかなきゃいけないかな、と。

おっしゃった通り、規定は規定でいいだろう、それ以外に何か補足資料を用意して、これはこういう規定になっているけど、それ以外の考え方で別に復帰は絶対じゃないんだよ、ということを発信していく。これが必要だろうなと思っている。
保護者の方には、じっくりと子どもの子の成長を待って、最終的な目標である集団復帰を果たせるよう支えてほしいと思っている。

教育委員会としても正しい目標設定をしながらも、保護者や子ども、それぞれにとって参加できる様々な場を用意したいと考えている。
まだまだ道は遠いなと思っていますが、頑張っていこうと思っている。よろしくお願いします。
 

お母さんこの支援実施には予算とやはり人員確保という壁があるかと思う。
不登校の増加は、私たち大人が作っているさまざまなルールとか、現代社会の歪みが子どもたちに影響を与えているという可能性もあって、SOSを発している現れではないかと思っている。
予算と人員確保の壁を、もう一段引き上げて、不登校対策に振り向けていただきたいが、市長の見解を求める

 

おばあちゃん(市長)

榎本なお議員のおっしゃる通り、これは大人の問題、社会の問題かもしれない。不登校と言われて何十年経ったでしょうが、一体解決策はあるんでしょうか。
私本当に聞きたい。今だから、国どんどんいいんですよ。学校行かないでとかいってますけど、私としては、先ほどお金がかかるんですよ。
フリースクールといったけど、一番いいのは、義務教育は子どもは子どもたちの中で切磋琢磨して、痛みが分かったり、いろんなことを分かることが社会的に一番いいことではないかなと本当に思っている。
別に学校に戻ることが大切じゃないと思いますけど、言ってますけど、本当はですね。
親子揃ってそういった目線で、蓮田の小中学校に向けていただくのが、私は一番いいと思っている。その教育を、子育てには一生懸命取り組みたいと思っている。

今のお話でございますが、人員の確保と予算、本当にそう。県は子どもの居場所作れ作れって去年から言うんですけど、予算ちょっとくれと言ったってくれません。
やっぱり誰でもいいわけじゃない。
子どもたちの一人一人の問題に、本当に子どもたちがそれ言ってくれればまだいいけど、何も言わない子どもたちにどう寄り添え、どうしたらいいんだって本当に思う。

そういったさっき、心のほっと相談員の方とかおっしゃいましたけど、そういう人がいっぱいいてくれて、いっぱい手を差し伸べてくれれば、もう予算はいくらでも確保したいですけど、誰でもいいからってわけにはいかないので、本当に難しいと思う。

でも私としても、本当に蓮田の子どもたちがしっかりと社会的に自立していく、その足掛かりができる、大切な何年間、十何年間だと思いますので、そういった意味ではしっかりと取り組んでいきたい。
支援策とか、教育委員会といろいろとやり取りをしながら、小さいことからかもしれませんけど、予算の確保、人員の確保も取り組んでいきたいと思いますので、ご理解をお願いいたします。

上差し不登校支援とひとくくりに言っても、まずは学校自体を子どもたちが行きたくなる安心で魅力的な場所へと変えていく取り組みが必要ですし、同時に、学校に行けなくなってしまった子とその親に対する支援に加え、不登校予備軍の子に対する取り組みといった、多角的なアプローチが必要です。

 

学習指導要領など、国がしっかり変えていかなければならない部分も大きくありますが、市でできることをしっかりやっていくことも必要です。

 

引き続き、当事者の声を聞かせていただきながら、改善につながる取り組みを市に求めていきたいと思います。

みなさんの声を、ぜひお寄せください!!

 

下矢印エコー入口から正門方面をのぞむ

 

下矢印エコー裏手にある畑

 

エコーに通う子どもたちは、ここでいろいろな野菜を育てていますキラキラ