タイトルの通り最新シナリオ「遺言」をホームページで全文公開しました。短編とは言え前作から1カ月ちょっと。テキストだとこの程度にはどんどん書けて、やはり絵とは違います。以前書きましたが絵から散文に移ったのはそれが理由。良さはそれぞれあるんですけどね。
シナリオを下書きにした小説は現在寝かせてます。前作の「目覚めたら異邦人」と前々作の「AIとの対話」と併せて短編集にし、10月に電子書籍を出す予定です。
さてどんな話かというと、現代ものです。しかし幽霊が主人公なので、ファンタジーです。老人の話なので多くの世代に興味を持たれるか、若者に変更しようかなどあれこれ考えましたが、死後の世界とその法則だけでも十分ヒキになるんじゃないかと思いました。
話についてもう少し書くと、ホームドラマです。テーマはいつも通りですね。他に書きたいことがないんです。手を変え品を変えおんなじことを書いてる。
今回ちょっと違うのは、主人公が幽霊ですから生者と交流できず、とても孤独です。そして孤独のために内省的になります。
そういう話は基本好みじゃないんですけどね、私小説風で。人ひとりの内面を題材にしたらなんでもアリです。どんな話も作れます。それは作り手としては避けたい方向で。
ただそういった素材でしか描けないものもあるし、今回はそれが必要だった、ということです。
東日本大震災について少し触れました。震災については当時から何か書けないかと思い、でも書けず、最初に書いたのは2021年。そして今回。そのぐらいの時間が必要だったんでしょう。
あとそう、政権批判のスタンディングについても少し書いてます。小説ではシナリオより多めに。もちろん敬意を込めて、です。
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