短編小説【楽園】を元にしたストーリーボードの第一話を公開しました。
※チャンネル登録された方は第二話までご覧いただけます。
本当の本当を言えば小説の下書きとして書いたシナリオを元にしてます。特に冒頭部分。映像でしか伝わらないだろう部分を小説執筆時にはバッサリ切ったんですが、そこをシナリオ通りに戻してます。シナリオは目に浮かぶような小説を書きたくての下書きで、そもそも映像化、今回のようなビジュアル化を想定せず自由に書くんですが、小説執筆時にどうせ切るだろうと予想していてもとりあえず書くんですね、自分の気分を乗せるのに。で、今回絵にしようとなったからには原点で、と則りました。
絵はこれまでの失敗を教訓にキャンパスサイズを調整してます。
逃避行⇒1280×720
デカすぎ。修正大変。
水の星を旅する男⇒640×360
修正楽だけど描き込めなくてストレス。
楽園⇒854×480
今んとこベスト。
ラフを描き始めたのは今年3月で全カットに約1カ月ほど。その後の清書は9月までかかって約半年。今にして思うともう少しラフ段階を工夫すればよかったと思います。詰めるところを詰め手を抜くところを抜けば、もっと楽できたのに。
10月以降は修正と着色にかかってます。過去作はほぼ線画で色ナシでしたが、やはり色があると動きは伝わりやすく、見るにもストレスがだいぶ減るかと思います。
着色といってもモノクロですけどね。最初はカラーにしようか迷い、公開時にモノクロ変換するにしてもカラーで作っておけばあとあと何か使えるんじゃないかと考えましたが、テストしてみてあまりの手間にネを上げました。そもそもコンテだし記号的に伝わればいいよね、と割り切りました。
AIを使えばもっと楽にできるのかもしれないけど、そこらの知識はなく手作業でコツコツのため、あと2カ月はかかるんだろうと予想してます。
今回公開したパートの編集と字幕載せはこの着色作業を中断して行ないました。
作業についての報告はこれくらいですかね。話については今まであれこれ書いてきたのでそちらをどうぞ。
■小説【楽園】あとがき
■物語についてのエッセイ「ファンタジーの独自ルール」
同じ小人の話では「借りぐらしのアリエッティ」がありますが、影響を受けたかどうかは憶えてないです。シナリオと小説を書いたのは映画公開後(映画館では見てないのでテレビ放送後)と思いますがはっきりしない。
まぁ「アリエッティ」のような危険を押しての寄生はリアリティーがない、とは思ってましたが。人が足を踏み入れない山奥とかの方が本当ぽいと。
それよりアクションやりたさかもしれません。日本で活劇をやろうとするとだいたい犯罪がらみで主人公は刑事とかヤクザになりがちだけど(まぁ戦争をしないと決めた国だから当然ちゃ当然ですが)小人ならかわいい子犬さえ危険な生物、なんでもない世界が違って見える、危険がいっぱいになってアクション作りやすい、というのがモチーフだった気がします。
その目的はまぁ果たせたんじゃないかと思ってます。
関連リンク