八ヶ岳日記 -4ページ目

似てる…?財政危機と健康

今日、NHKのクローズアップ現代を見ました。
ユーロ圏のギリシャが財政危機に陥っているのですが、今や、ユーロ圏の各国がギリシャへの支援を拒み始めているということです。

ギリシャの財政運営の体質が今の危機を招いたのですが、危機に陥ってからもギリシャの財政運営には改善の兆しがないそうです。

ギリシャが、堅実な財政運営の努力をしているにもかかわらず危機に陥っているのならば、支援拒否や不満は出ないかもしれません。
でも、努力をしないギリシャに対してならば、堅実に財政運営を行っている他のユーロ圏の国々から不満が出ても、当然のような気がします。

私達はテレビを見ながら、一瞬顔を見合わせました。
『健康についても、同じようなことが言える…』と思ったのです。

健康に対する意識があまりなく自由気ままに暮らしている人が病気になれば、その医療費の一部は、国民の税金で支払われることになります。
つまり、健康に気をつけて過ごしている人の税金も使っていることになるのです。
健康に気をつけている人にしてみれば、自分の払った税金が、なぜ自由気ままに暮らして病気になった人の為に使われることになるの…と思うことでしょう。

同じ決まりの中で暮らす時、他者のことも考え、助け合わなければ、大切なものを崩壊させてしまうことになります。
ひとりひとりが知識を持ち、何が大切かを考えて暮らさなければいけないのですね。


  ヤマボウシの実が赤く色付いてきました。

久しぶりでした。

今日の夕食時間、いつものように7時のニュースを見た後、チャンネルを替えていた主人の手が止まりました。
昨日行われたNFLのアメリカンフットボールの、今季第1週目の試合を録画で放送していたのです。
私達は思わず見入ってしまいました。

結婚に至る初デートが関西学生アメリカンフットボール観戦の私達です。
その時は、主人の出身校の試合を見ました。
スポーツ音痴とも言える私ですが、アメリカンフットボールのルールを比較的知っているのも、その時以来、主人と何度も見ながら教えてもらったからです。

思い返せば、よく見ました。
関西学生や甲子園ボウル、ライスボウル…、アメリカに行った時にはNFLや大学の試合も見ました。
10数年前は、主人が某大学のコーチを頼まれたり、アメリカへのコーチ留学をしたこともあったほどです。

そんなアメリカンフットボールですが、こちらに越してきた頃から、あまり見なくなっていました。
身体を鍛え、技術を身に付け、戦略を立て、相手に勝つ。
勝負の世界ですから、勝つことには意味があると思うのですが…。

主人が学生の頃から見続けてきた母校のアメリカンフットボールの中には、出身校の教えが浸透していました。

私達にとってそれが魅力となっていたのかもしれません。
私達が魅せられていたのは、アメリカンフットボール自体ではなくて、「その中から教えられる心」にあると気付いたのです。

今日の試合は、特に応援しているチームが出ているわけではありませんでしたが、久しぶりのアメリカンフットボール観戦を楽しむことができました。

 
  今日の八ヶ岳です。
  稲の穂が、だいぶん色付いてきました。ここは標高650mくらいでしょうか。

アレルギー対策

私達はこの夏(6月~8月にかけて)の約2ヶ月の間、釧路で過ごしてきました。

長い間、私はアレルギーに悩まされてきました。
そんな私を心配していた主人が、ここ数年の私の症状を見て気付いたらしいのです。
症状は、低気圧が近付く…特に梅雨から、暑い夏にかけてがひどいということ…。

今まで、症状がひどくなって病院に行きますとステロイドのお薬が出ますが、その副作用を考えますと使いたくない気持ちは年々募っていきました。
そんな昨年、お薬は使わないと決めたのです。

ところがお薬を使いませんので、日に日に症状がひどくなってしまいました。
そんな私の症状を見ていた主人が急遽、釧路に行こうと言いだしました。
毎日の天気予報を見ていますと、釧路の夏の気温は低く安定しています。
そして、八ヶ岳南麓のこのあたりの標高が1000m弱で気圧が低いのに比べて、釧路は標高5~6mですから気圧も高く、アレルギーを治すには、釧路はきっと良い場所だと思ったらしいのです。

予想通り、既にひどくなっていた症状はみるみる回復し、1週間ほどの滞在は気持ち良く過ごすことができました。

そんな経験をしましたので、今年は2ヶ月の間、マンスリーマンションを借りて生活をすることにしたのです。
症状がひどくなるまでに、車で出発です。
北海道に車で行くのは遠くてたいへんですが、2ヶ月の期間を車なしで暮らすことがむずかしいことを、昨年経験していました。

主人一人で長距離を運転することと、私に負担がないように…ということを考慮して出発です。
1日目は、山梨を出て仙台のホテルで宿泊。
翌日は、青函フェリーで北海道に渡って、大沼(函館の近く)のホテルで宿泊。
3日目に釧路に入りました。

お仕事を持って出掛けられますので、釧路での2ヶ月は、山梨にいるのと同じリズムで生活ができました。
お陰さまで、気持ち良く生活をさせてもらえて、感謝しています。

これからは、釧路での日々の生活や摩周湖や阿寒湖、納沙布岬や霧多布岬などにドライブした時のことなどを、少しずつ書いてみたいと思っています。

 マンスリーマンションからの景色です。