vol.3956
後屈(後ろに身体を反る動き)で腰が痛む方に多い癖が、骨盤が後傾せず腰に反る物理的ストレスが強くかかるということです
↑本来は、この青色のように骨盤が前方に移動しながら後傾していき、腰に対して反るストレスが小さくなっていくのが望ましい動きとなります
↑後屈して腰が痛む方の場合、このように骨盤の後傾が起こらずに腰が強く反ってしまい、ストレスを強く与えてしまっています
骨盤の後傾が起きない理由として、太もも前面(大腿直筋)、太もも外側面(大腿筋膜張筋)、内もも(内転筋、縫工筋)、股関節前面(腸腰筋)のどれか又は複数の筋肉が硬くなっていることが挙げられます
骨盤を後傾させる腹筋群が弱いこともありますが、一番多いのはこの黄色の部分が硬くなっていて骨盤後傾を妨げてしまっていることです
骨盤後傾を両手で誘導して痛みが消えれば、そのことがほぼ確定してきます
ご参考になれれば嬉しいです