Liar

Liar

作詞作曲 フレディ・マーキュリー
戦慄の王女 戦慄の王女
1,958円
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ファーストアルバムQueen(戦慄の王女)5曲目に収録されています。

 
ロジャーのカカカカ(名前がわからない…)と手拍子から始まるところから早速好きです。
 
後年のQueenだけを知っている人にとってみればきっと、初期のQueenの代表曲なのでは??
 
複雑なメロディの中に素朴さを感じます。
 
後期のフレディからは想像もつかない見た目と、いかにもバンドっぽい感じ。
これがQueenの起源なんだ!!
 
でもこんなに初期の段階で、こんなに完成された作品を作っているのはやっぱり才能があるんだなぁ…と感動しましたキラキラ恋の矢
 
後々になっていくと少し薄れていってしまうような、輝く未来をみて自分の感情のままに純粋に音楽を楽しみ作っている音楽少年のような、のびのびした感じを受けました。
キラキラしたようなものが。
Liarも、Queen戦慄の王女も、またQueen IIもそういう意味ですごく好きなアルバムですラブラブ
 
この曲は、Liar!!!! (嘘つき)と何度も叫ばれて、何度も赦しを請うも許されない、逃げられないような切迫した感じに胸がちょっと痛みます。
ボヘミアンラプソディに少し似ているような。。
フレディのつくる曲には、内なる声だったり善悪の声がせめぎ合うような曲が当時は多いような気がします。
それだけきっと葛藤の多かった人かと思いました。
 
ライアーの掛け合いもよいですし、
Listen!!からの曲調が変わってAll day longのコーラスも好き。
 
毎日毎日祈りますって…
何をしたのかわからないけど、そんなに自分を責めないで…えーん
 
最近Queenのファンになったばかりの私がはじめてファーストアルバムを聞いても、”Queenというバンド”が少しどんなものを目指していたか、分かったような気がします。
 
映画ボヘミアンラプソディの中で、フレディがバス停で待っている時に書いていた詩がこのLiarだったようですね。
 
そしてこれも余談ですがヒューストンのUSでのライブでこの曲中にブライアンのギターの弦が切れるというトラブルを見ましたびっくり

 

(1:15頃)ブライアンのギターの音がちょっと怪しくなっていきます・・

 
本当はかっこよく暗転するところが、びよよーーん ぴょーん……
というまぬけな音で暗転していってしまってますゲラゲラ
フレディのスポットライトが哀愁漂う。。
 
その後の舞台裏の映像も載せておきます。
自然な感じの舞台後の様子が見られます。
 
フレディもそのステージでは色々とあったようで…満足してない様子でしたにやり
フレディがピリッとしてる中ジョンはにこにこしていて和みますほっこりドキドキ
 
貴重な映像かと思います!
 
⬆︎日本語字幕がないのですが
こちらで字幕付きで見られます⤵︎
 
個人的な好きなポイントですが
一番最後、素になって目線を落として考え込む様子です。
フレディの素って感じがします。
 
数をこなすほどにトラブルもある!
落ち込まないで頑張って!!と応援したくなりますアップDASH!
 

 

⬆︎リオ'85のメドレー3曲めでも歌ってくれていたのを見つけたので載せておきます。

 
歌詞引用元
 
 
I have sinned dear Father Father I have sinned
父なる神よ。我が親愛なる父。
私めの懺悔の言葉が届いておられますか。
私は罪を犯したのです。あなたの教えに背いてしまいました。

Try and help me Father
この身に贖罪の機会をお与えください。

Won't you let me in?
どうか、赦しの手を差し伸べていただけますか?

 [Liar]
『嘘つき!』
どこからか僕を非難する声が響き渡る。

Oh,Nobody believes me 
どうして?誰も僕を信じないというの?

[Liar]
『背徳者!』

罵声を浴びせられる。
「声」は、四六時中追いかけてくる。

Why don't they leave me alone?
どうして僕を放っておいてくれないの?


Sire I have stolen stolen many times
天地創造の主よ、聞いてください。
確かに私は正しい行いだけではありません。
私は盗みを働きました。何度も盗みを働いたのです。

Raised my voice in anger
怒りのあまり、声を荒げたこともあります。

When I know I never should
やってはいけないと分かっていて、やってしまいました。
深く悔い改めます。

[Liar] 
『偽善者!』
声がまた追い討ちをかけてくる。

Oh ev'rybody deceives me
ああ、僕は何を信じたらいいんだろう。

[Liar] 
『悪魔憑き!』

why don't you leave me alone?
僕はどうすれば自由になれるの?


Liar I have sailed the seas
- 『欺瞞』
七つの海を越えたところで

Liar from Mars to Mercury
- 『地獄へ落ちろ』
宇宙へ逃れ、火星から水星へ抜けても無駄なんだろう。

Liar I have drunk the wine
- 『嘘偽りだ』
ワインを飲んでも。

Liar time after time
- 『騙りめ』
「声」は、無限に僕を苛ます。


Liar you're lying to me
「なあ、嘘つき。俺はもう一人のお前だ。
お前は自分に嘘をついて本来の姿を偽っている。
俺は生きている限り付きまとうからな。」

Liar you're lying to me
「また嘘をついたな。自分の良心に背くのか。
お前はお前自身から逃れることは絶対出来ない。」

Father please forgive me
主よ、父よ、慈悲を。どうかお許しください。
僕にはもう耐えられません。

You know you'll never leave me
ずっと見ておられるのでしょう?
森羅万象をご存知のはずです。

Please will you direct me in the right way
お願いです、迷い子を正しき道へとお導きください。


Liar liar liar liar
『詐欺師』『不道徳』『食わせ者』『悪党』

「声」が八方から響く。
僕の魂は、生きながら救われないのだろうか。

Liar that's what they keep calling me
『嘘つき』
僕はいつも嘘つき呼ばわりだ。

Liar liar liar
『面汚し』『穢れた魂』『ペテン師』


um,let me go
もう僕を解放して。


Listen!
聞いて!

are you gonna listen?
内なる「声」が、もう一人の自分か、悪魔かは知らないが
僕の声も聞くべきだろ?

僕は惑わされない。今のまま生きるんだ。

Mama I'm gonna be your slave
僕を信じ、愛してくれるお母さん。
あなたの期待通りの僕でいます。

All day long
一日中ずっと。

Mama I'm gonna try behave
僕を正しく育ててくれたお母さん。
あなたの教えを守り、清い行いに励みます。

All day long
日々毎日。

Mama gonna be your slave
お母さんの全て言う通りに従い、
あなたの望む将来を歩みます。

All day long
時間の限り。

I'm gonna serve you till your dying day
お母さんが生きているうちは、
僕は裏切ることなんてできません。

All day long
来る日も、来る日も。

I'm gonna keep you till you dying day
お母さんが天に召されるその日まで。
僕は最期まで、あなたの知る息子でいたいんです。

All day long
一生でも。

I'm gonna kneel down by your side and pray
傍にひざまずき、深く祈りを捧げます。
僕は道を間違えるわけにはいかない。

All day long 
一生涯。

and pray
祈りを。

All day long 
永遠に。

and pray
僕はずっと祈っている。

All day long 
ずっと。

all day long 
一日中。

all day long
怠った日はないのに。

All day long 
all day long 
all day long

ぐるぐる頭の中を駆け巡る。
これは神の試練か、悪魔のささやきか。

葛藤する。

何が正しいのだろう。
主よ、僕の行いは間違っているのですか。


All day long all day long all day long
一日たりとも祈らなかった日はない。
縋りつき、神に祈り、僕が何をしたというの。


「声」が響き渡る。

Liar liar they never let you win
「おい嘘つき、言いたいことはそれだけか?
何をどうしたところで、お前が報われることなんて無いんだよ。」

Liar liar everything you do is sin
「自分を誤魔化し、嘘で塗り固めたその人生は
やること成すこと、神に背くことになるんだ。」

Liar nobody believes you
「嘘つき野郎の言うことなんて、誰も信じねえよ。」

Liar they bring you down before you begin
「生まれながらの大ぼら吹き。
何を始めようにも、恩は仇で返って来るのさ。」

Now let me tell you this
「これだけは言っておく。」

Now you know you could be dead before they let you...
「いつでも自分で死ぬことができるんだぜ。
誰かにやられる前にさ。分かってんだろ...」