NT.09

世界がスピードをあげた
どのくらいの人が悲鳴をあげた
破壊と創造の瞬間に
過去と未来の境界線で
古き思念は消え去り
君達は産声をあげた
まとわりつく空気が
喜びに変わるとき
本当の意味を僕達は求め始める

NT.08

何年も先のことなんて

約束出来るわけがないけれど

君とずっと一緒にいたい
それが今の精一杯

内緒で買ったペアリングを

今＿君にあげるよ

サイズだってぴったりなはずさ

この前一緒にみたあの指輪

不思議そうな顔をされると

不安な気持ちが加速してくから

いつもより僕は微笑みながら

君に話を続けてる

この鼓動が君に届く前に

伝えたいんだ この想いを

何年先を夢見るより

今を一緒に生きよう

お揃いのリングに込めた

想いを君に届けたい

心から君が好きだよ

僕のお嫁においで…

時の魔法

遠い日に詩人が
残した言の葉
揺れて今
たどりついた

意味なんて求めていない
その響きに胸を打たれていた

せわしない現実に見失ったもの

時を越えた魔法が思い出させていく

巡り巡る季節だけ
僕は残されたまま
刹那の時を
刻み続けている

あの頃に叫んだ
思いが今たどり着いた
遙か遠いこの地に


幾千の星の光
それよりも淡い灯火
飾られたどんな歌より
たった一言が
この胸の奥掴んで離さない

変わりゆくこの景色も
浮かびゆく幻も
輝きを放ち続けている

素直な気持ちがあれば
けして色褪せやしない
ただ一つの奇跡

どれくらいの夜を越えて
僕達は出会うのだろう
悠久の時の流れの狭間で
巡り巡る季節だけ
僕は残されたまま
刹那の時を
刻み続けている

あの頃に叫んだ
思いが今たどり着いた
遙か遠いこの地に