NT.04
寝不足の果てに
うたかたの世界
まどろみのなか
あけしらむ空
すれ違うひとは
誰もみな虚ろ
虚ろなのは僕?
それともキミ?
たどり着いた駅は
まばらな人が行き交う
乗り込んだ電車の
椅子にもたれたなら
一時の夢を見よう
沢山の憂いをのせ
電車は走り出した…
うたかたの世界
まどろみのなか
あけしらむ空
すれ違うひとは
誰もみな虚ろ
虚ろなのは僕?
それともキミ?
たどり着いた駅は
まばらな人が行き交う
乗り込んだ電車の
椅子にもたれたなら
一時の夢を見よう
沢山の憂いをのせ
電車は走り出した…
NT.03
携帯に登録された
数え切れない友達
その中にどのくらい
大事な人がいるのかな
メールなら
恥ずかしい気持ち隠せるけど
意味のない強がりでさえ
上手く伝わらないんだ
明け方のまどろみに
泣き出しそうな自分を
支えてくれるはずのみんなは
きっと夢の中
通り過ぎる車の音が
虚しく部屋に響くから
お気に入りのあの歌を
イヤホンで聞くよ
膝を抱えて1人きり
数え切れない友達
その中にどのくらい
大事な人がいるのかな
メールなら
恥ずかしい気持ち隠せるけど
意味のない強がりでさえ
上手く伝わらないんだ
明け方のまどろみに
泣き出しそうな自分を
支えてくれるはずのみんなは
きっと夢の中
通り過ぎる車の音が
虚しく部屋に響くから
お気に入りのあの歌を
イヤホンで聞くよ
膝を抱えて1人きり
NT.02
たくさんのキミが
たった一人のボクを見つけた
たくさんのボクは
ただ一人のキミに恋をした
手のひらから
こぼれ落ちた水は
やがて空に帰っていく
繰り返し繰り返し
何度もやり直し
少しずつ少しずつ
何かを確かめるように
不器用なボクたちは
ゆっくりと歩いてく
たった一人のボクを見つけた
たくさんのボクは
ただ一人のキミに恋をした
手のひらから
こぼれ落ちた水は
やがて空に帰っていく
繰り返し繰り返し
何度もやり直し
少しずつ少しずつ
何かを確かめるように
不器用なボクたちは
ゆっくりと歩いてく