ココハドコ? アタシハダレ? -54ページ目

ココハドコ? アタシハダレ?

自分が誰なのか、忘れないための備忘録または日記、のようなもの。

投稿の間隔があき始めた。なので、たまには連発。

 

 

中東原産の帰化植物で日本に入って来たのは20世紀半ばらしい。わりと最近の事だがそれにしてはどこに行っても見かけるような気がする。すごい繁殖力なのだろう。イネ科。

逆光で穂の部分が微妙に光ってるのが気に入ったのだけど、ちょっとわかりにくいか。写真を左クリックで拡大してみてください。少しはいいかも、、、

 

 

 

 

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デルタ株について、ニュースを見ていたら「危機感が伝わらない」と言ってた。そういう政治家の危機感がどれほどのものか、現状認識がズレっぱなしなのだから危機感など伝わるはずもない。

唯一、危機感が伝わるのは日に日に虚ろになっていくように見える菅首相の「眼」だけではないか。

 

あ、あれは、総理の座危うしの危機感か???

 

 

 

 

 

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新型コロナ。デルタ株が爆発しそうな勢いである。その怖さはインドだけでなくロシアやイギリス、オーストラリアなどで報道され、日本でも紹介されていた事象を考えれば、日本で広がり始めた6月の段階で分かっていたはずなのに、それから1カ月以上たった今も政治家は奥歯にものが挟まったような言い方しかできないのはどうしたことか。はっきり言って、今の緊急事態宣言には何の意味もない。政治家の「できることはやった」というアリバイ工作のようなもので、その先の戦略があるようには見えない。

 

 

昨日報道されたアメリカCDCの発表では1人あたりの感染者から8~9人に感染するという。感染力が想像以上に強く、ワクチン未接種者が感染する確率は、ワクチン接種を完了している人に比べ3倍高く、重症化もしくは死亡するリスクは10倍以上高いという。

さらに問題はブレイクスルーでワクチン接種者からワクチン接種者へも感染する。つまりワクチン接種が済んだから感染しないわけではなく、感染しても軽症で済む確率が高いのはせめてもの救いだがが、それと気づかないうちに人に感染させているという事が起こる。そうなるとPCR検査で陽性とされた人の何倍もの感染者が街を歩いている、そういう事態すら考えられ、オーストラリアで起こったことを信じるならば、その感染者とすれ違っただけでも感染するケースが多発するだろう。通勤電車に1時間も揺られていればその車両の客全員が感染という事だって起こりうる。ソーシャルディスタンスも2mではおそらく意味をなさない。家族にひとり感染者が出れば、家族全員が感染する、そう思ったほうがいい。

 

つまり、飲食店の早じまい程度で何かが変わるというレベルではないのである。やるなら国中ロックダウンにするくらいの覚悟が必要だと思う。それができないなら緊急事態宣言などあきらめて、粛々とワクチン接種を進め、せめて重症化率を下げる、それくらいしか手はないと思う。集団免疫を獲得するには接種率90%くらいが必要という説もあるが、ワクチン接種をかたくなに拒む人たちも一定数いることは確かで、それで90%の接種率は可能なのだろうか。

 

ワクチン接種拒否の理由は人それぞれだが、単に自分はかからないだろうとか、かかっても死ぬことはないだろうと思ってるだけの事なら考え直したほうがいい。このウイルスの怖さは単に感染力が強いとか、死亡率がどうのというだけでなく、後遺症が長期化するという事がある。これまでどういうわけか国内の感染者に起こった後遺症に関する報道を見ない。味覚や嗅覚が失われるだけではない。呼吸困難や疲労感や倦怠感が何カ月も続き仕事も家事もできないそういう状態が続き、悪くすると再発もある。こうした後遺症が軽症患者も含め75%くらいの感染者に出ており、しかも原因も治療法もわかっていない。長期的に見れば日本経済に与える打撃は後遺症のほうが大きい可能性だってある。

 

感染しても死ぬことはないだろうと思っている人のためにも後遺症の深刻さにもっとスポットを当てることに意味はあると思う。今の日本にロックダウンはできないとするなら、もはや打つ手はないと思われ、ポストコロナ戦略を今から考えるほうがよほど正しい方向だと思うがどうか。CDCも警告するように、とにかく新型コロナとの戦い方を根本から変える時期はとっくに来ている、そう思う。

 

おそらく今のスピード感だとお盆頃には都内だけで1万人くらいの新規感染者が出るだろう。そういう覚悟はしたほうがいい。

 

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なお、参考にした記事は以下の通り。海外記事ふたつは6月段階ですでに報道されている。後遺症記事は有識者会議の公式見解ではなく執筆者の個人見解。

 

 

「モスクワ、新たな変異株出現で感染状況が急激に悪化=市長」(6/18 ロイター

「すれ違っただけで感染!? デルタ株、驚愕の感染力が詳細分析で明らかに...?」(6/19 NEWSWEEK JAPAN)

「デルタ株、水痘に匹敵する感染力 CDCの内部資料が警告」(7/30 CNN)

「デルタ株の感染力、水ぼうそう並み CDC「戦いに変化」と警鐘」(7/31 ロイター)

「新型コロナウイルス感染症後遺症について」(5/28 COVID-19有識者会議)

 

 

 

 

 

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オニユリの花はたいてい下を向いて咲く。だから下から上向きにカメラを構えることになる。と、逆光になる。しかたがないのでストロボを使う。そうするときれいに撮れることは撮れたのだが、陰翳のない平凡な写真になって、もうちょっと何とかならなかったのかと考えてしまった。

 

 

 

 

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いざ、オリンピックが始まると、参加選手の真摯な戦いはにやはり感動させられてしまう。競技者にとって状況がどうあれ、あるいは競技の結果がどうあれ、世界を相手に戦う舞台としてのオリンピックには価値があるのだろう。

 

しかし、だからといって開催してよかったと素直に言って良いかどうかは別問題。

 

猛暑が原因で熱中症で倒れたアーチェリーの選手がいたり、嘔吐したトライアスロンの選手、死んだらだれが責任を取るのかと抗議したテニスの選手もいる。蒸し暑い夏にいやでも慣れてしまった日本人でも、毎年熱中症による死者が出ている。それをオリンピック招致委員会は「温暖で理想的な気候」とPRした。これが大ウソだという事に反対する人間はいないだろう。こんな時期に室内競技ならまだしも、昼間、屋外で競技するなど狂気の沙汰ではないのか。7月8月の開催を条件としたのはIOCで、これがそもそも放送権料の高い時期を狙ってのことなのだが、そこに大ウソをついて乗ったのは日本の招致委員会である。

しかも本国がコロナによるロックダウンでまともな準備ができぬまま来日した選手や、来日後の時間が短く暑さになれる時間もないまま競技に出た選手もいると聞く。

選手村に入ったら入ったで自由に出歩くこともできず、それでもPCR検査陽性が毎日のように見つかる事態に選手たちはストレスがたまる一方だろう。クラスターがいつ発生してもおかしくない状況に、更に新たなニュースが加わった。選手村などで選手と接触するボランティアに義務付けられているPCR検査がほとんど行われていないというのだ。バブルの中で管理すれば一般への感染拡大は防げるという理屈だったが、日本人がバブルの中にウイルスを運び込んでクラスターの原因になる。その可能性が高い。

 

つまるところ、どこにも「安心」も「安全」もないということがこれ以上ない形ではっきりしたわけで、そういう環境で競技をするというのは本当に危険なことだし、結局は「感動」を売り物にして選手たちを食い物にしている、それがこのオリンピックの正体ではないのか。

 

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当事者の危機意識が薄すぎる。すれ違っただけでも感染するといわれるデルタ株。

 

もっと恐れろよ!!

 

 

 

 

 

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