優木せつ菜役、楠木ともりさんへ。

 

私は、あなたが私の推しキャラのキャストで、心から幸せでした。

大好きをありがとうございました。

 

 

(🌟) 🎙 🔥 🌈 

 

 

2022年9月10日、虹ヶ咲5thライブDay1 『Colorful Dreams! Colorful Smiles!公演』

2022年9月18日、虹ヶ咲5thライブDay4 『Next TOKIMEKI公演』

 

ありがたいことに、二日間を現地参加させて頂きました。

Day4終演直後の今、この気持ちを残さなくちゃいけないと思って、予定にない記事を気持ちのまま書いています。

 

伝えなくちゃいけない、残さなきゃいけない気持ちを貰ったから、何も考えずに文字を打っています。何を伝えるべきか、分かりません。伝えていいことなのかも、分かりません。多分、美談にしてしまうことは違うとも思うんです。

だけど、私に出来ることは、これだけだと思うので。

 

私がスクールアイドルに貰ったものを、表現する場所はここだから。

高咲侑ちゃんにとってのピアノが、こじまりの大好きはもうかくさないブログだから。

ここに、2人から貰ったこの気持ちを残しておきたいと思います。

 

 

(🌟) 🎙 🔥 🌈 

 

 

優木せつ菜役、楠木ともりさん。

私は、あなたに人生の宝物を貰いました。

 

大好きな気持ちです。

大好きでいる気持ちです。

 

いつの間にか虹ヶ咲のライブがある度に、私はいつもあなたの事を考えるようになりました。誰よりも、他でもないあなたに会いたいと、ライブ会場へ行きたい気持ちを募らせました。

 

この気持ちをくれたこと。

 

いつも。

いつもいつも。

 

私は誰よりもあなたの事を考えていました。

夢中になって、どうすれば大好きを伝えられるだろう。どうすれば、この気持ちを届けられるだろうって、どれほど考えたか、分かりません。


3rdライブで、あなたの事情を知った時から。

全力で、たくさんの無理を通してA・ZU・NAのファンミーティングに行った時から。

カウントダウンライブの配信で『MELODY』 を聴いた時から。

4thライブで、あなたが1曲だけ、全力で 『ヤダ!』 を届けてくれた時から。

 

ずっと、ずっと。

あなたたち二人が大好きで大好きで堪らなかった。

 

いつもいつも、その瞬間にできる全力で優木せつ菜を体現してくれるあなたに、とにかく夢中で。

 

こんなにも、誰かのことを思って、焦がれて、胸を高鳴らせて、大好きな気持ちを伝えようって思えることって、どれだけ幸せなことでしょう。どれだけ得難いことでしょう。

 

そして迎えた、この5thライブ。

 

例えあなたが4thと同じように1曲だけだとしても、その1曲の時間に会場のどこにいても、全身でスカーレットを振る人間がいるって伝えたくて、今回私は全身をスカーレット尽くめに染め上げて、Day1とDay4に参戦しました。

 

そんな私の前に、ずっとあなたはいてくれました。

あなたが、悩んで、考えて、全力を尽くして立ってくれたステージで。

私はこんなにもたくさんせつ菜ちゃんとの時間を過ごすことが出来ました。

 

生涯の宝物の時間をあなたはくれたんです。

 

実は虹ヶ咲のナンバリングライブ、今回の5thライブが初めての現地参戦でした。

虹ヶ咲1stライブ、私はチケットが取れなくて。初めてのライブは、現地で見たいと思ってしまってライブビューイングにも行かなかったんです。次こそはと思った矢先の2ndライブは、無観客での開催。シャッフルフェスティバル・3rdライブ・4thライブは、感染状況から応募が出来ず……そうやって私は1stライブからずっと、虹ヶ咲のみんなに“会いそこなって”いたんです。

 

会いそこなった……そんな言葉で、思い出される言葉があります。

 

『みんなー! 会いたかったよー!』 ですね。

 

当時はまだスクスタリリース直後。せつ菜ちゃんのカードもSRとノーマルだけで。センターに配置した時に聴けるこの言葉に馴染みがある人はまばらだったこと、懐かしいです。

 

だけど今はもう。

 

どれだけたくさんの人が、せつ菜ちゃんの金称号をプロフィールにしていることでしょう。5,000回、せつ菜ちゃんをセンターにしてゲームを遊んだ人たちがどれだけたくさんいるでしょう。何回 『みんなー!会いたかったよー!』 って聴いた人がいるでしょう。

 

あの日の 『みんなー!会いたかったよー!』 よりも、今の 『みんなー!会いたかったよー!』 は、何倍も何十倍も、大好きが育っているはずです。そんな大好きを育ててくれたのは、いったい誰でしょう。

 

ずっと優木せつ菜役として、私たちの優木せつ菜ちゃんへの大好きを育ててくれたのは絶対に、楠木ともりさんだと思うんです。

 

1stライブから。

長い長い旅を超えて。

 

武蔵野の森という場でまた『みんなー!会いたかったよーっ!』って叫んでくれたこと。

 

やっと来れたね きっともっと

奇跡を信じていくよ(Wish wish, wish wish!!)

響く ハーモニー 空へ届け

そう心のまま (楽しみだね)

ミライ描こう

 

『未来ハーモニー』 より

 

それはまさしく、この歌詞の通りじゃないでしょうか。

 

そんな、『未来ハーモニー』 のお話を少ししたいと思います。

 

 

虹ヶ咲5thライブ終盤、『未来ハーモニー』 に乗せて、虹ヶ咲のこれまでの軌跡を振り返るダイジェスト映像が流されました。

 

『未来ハーモニー』 って、なんでしょうか。

 

それは虹ヶ咲の最初のアニメーションです。

アニガサキの始まりの歌です。

 

そんなーーアニガサキの始まりの歌に乗せたダイジェスト映像は、こんなメッセージで締めくくられていました。

 

いつだって、

いまが最高!

 

だってだって、いまが最高!

 

μ's 『僕たちはひとつの光』 より

 

私はこの文字列を見たら、脊髄反射でこの歌詞を思い浮かべます。

あのメッセージは間違いなく、この歌詞を意識したものだったと確信しています。

ですが、それはなぜでしょう。

 

アニガサキの始まりって……なんでしょう。

アニガサキでの優木せつ菜ちゃんの始まりって、なんでしょう。

 

旧同好会でメンバーと衝突して、

ひとつの色になれなかったこと。

それが始まりだったはずです。

 

 

勝利に必要なのは、メンバーがひとつの色にまとまること。


ですが、まとめようとすればするほど、衝突は増えていって。
その原因が、全部自分にあることに気付きました。

せつ菜さんの大好きは、自分本位の我が儘に過ぎませんでした。
そんな彼女が、スクールアイドルになろうと思ったこと自体が、間違いだったのです。

中川 菜々 (第一期第3話より)

 

アイドルコンテストラブライブ!優勝を目指したせつ菜ちゃんは、“ひとつの光”になろうとしたんです。

第一期第3話には、あの 『僕たちはひとつの光』 が隠されているようだと当時、私は感想記事で書いていました。(詳しくは最後のリンクから)

 

 

第二期までの全26話を駆け抜けた先のこの5thライブ、その大一番に。

アニガサキの始まりの歌と共に振り返る、虹ヶ咲の軌跡の終着点に。

 

”ひとつの光”の歌詞が、

添えられていたんです。

 

あの映像を見て、みなさんは何を感じたでしょうか。

私たちが追いかけてきた彼女たちは。

どうしようもないほどに、"ひとつの光"ではありませんでしたか?

 

せつ菜ちゃんがなりたかった、ひとつの光。

 

やり方は全然違う。

アイドルとしての在り方も全然違う。

グループじゃない、ソロ主体のアイドル達。

 

それでも。

虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会は、いつの間にかひとつの光になってたんです。

 

 

アニメの世界の13人と同じように。

13人の絆が見せてくれた光。

 

それは、現実のキャストさんたちの、制作スタッフたちの、そしてファンである私たちの想いの果てにあったもののはずです。

 

今回の楠木ともりさんのMCで語られたこと。

 

キャストさんたちが、運営スタッフたちが、ともりさんに「歌だけでも」と伝えてくれたこと。

一緒に歌いたいって12人が思ってくれたこと。

優木せつ菜役として、ずっと避けていたパフォーマンスと向き合ってくれたこと。

その姿を私たちファンが受け入れたこと。

 

そして、何よりも。

ステージにみんなで立って、

「楽しい!」って思ってくれたこと。

 

したいこと 好きなことだから (over days)
たくさんの可能性と かくれんぼしたよ(la-la-la-la)
胸がぎゅうっとなって不安だった


この景色を知るまでは!

『Infinity!Our wings!!』 より

 

あの日、あの景色を見てくれたから。

その景色の果てに『いつだって、いまが最高!』って言葉はあると思うんです。

 

13人が手を取りながら、支え合いながら。そして最後にあのライブでともりさんが心から楽しい!って感じてくれた瞬間に、アニガサキの最初のせつ菜ちゃんの願いが実を結んだんだって思うんです。

 

絶対あの『未来ハーモニー』は、せつ菜ちゃんの願いが叶った瞬間なんです。

 

それを叶えたのは、他でもない楠木ともりさんなんです。

 

3rdライブからずっと、優木せつ菜ちゃんのことを誰よりも想って、優木せつ菜ちゃんを好きな人のことを誰よりも想って、たくさんのことを考えて、試して、試せなくて、葛藤して、悩んで、向き合って、大好きを届けようとしたあなたの行動の結果なんです。

 

それをどうか誇ってほしい。

心の底から、胸を張って、せつ菜ちゃんに笑いかけてほしい。

 

優木せつ菜役楠木ともりですって。

 

私の大好きなせつ菜ちゃんは絶対。

あなたがキャストで良かったです!って笑ってくれると信じています。

 

 『せつ菜を体現すること』 と全力で向き合ってくれたあなたが私は大好きです。

 

だから、4thライブの最後のMCで聴けなかった 『優木せつ菜役楠木ともり』 って言葉が聞けて、私は何よりも嬉しかったんです。


ラブライブ!っていう、アニメーションとのシンクロを謳うシリーズで、『前人未到でもいいんじゃない?』 と、『勇気を持ってせつ菜です!』 と私たちの前に立ってくれたこと。本当に感謝しかないんです。

 

『TOKIMEKI Runners』に、たくさんの思い入れを持ってくれたこと。

一曲だけ、大切すぎて歌えなくなってしまう……それはどれだけの想いなんでしょう。

どれだけの気持ちなんでしょう。多分、それは私たちの想像を絶するほどの想いです。

 

ともりさんのMCの後に涙を堪えていた鬼頭さん始め他メンバーたち。

Day4で、『TOKIMEKI Runners』のピアノ入りに、きっとともりさんへの並々ならぬ想いが籠ったからこそ、ミスが出てしまったのかもしれません、矢野さん。

私たちは知る由もないけれど、リハーサルでのともりさんの姿をずっと見ていたはずのキャストさんたちの反応を見れば、どれだけの想いがあったかなんて一目瞭然です。

 

そんな彼女に、12人が並んで歌うことを提案して、一緒に歌ってくれたこと。歌えたこと。

 

 

 

まるで、一期のキービジュアルのせつ菜ちゃんみたいです。

 

全部繋がってる。

 

これまでの全てがあったから。

大好きが育ってきたから、今日があったはずです。

 

『みんなー!会いたかったよー!』

 

ずっと、ずっとその気持ちを持っていてくれて。

ずっと大好きを育て続けてきてくれたことに、心から感謝を伝えたいです。

 

みんなと出会ってくれて、みんなの大好きを育ててくれて。

ありがとうございました。

 

 

(🌟) 🎙 🔥 🌈 

 

 

最後に、もう一つ伝えたいことがあります。

 

……その前に今だから、白状させてください。

 

2ndライブまでは、楠木ともりさんは私にとって、“推しキャラのキャストさん”でした。

推しキャストさん、ではなかったんです。

 

みなさんは、ラブライブ!のキャラクターとキャストさんの推しって、一緒になることが多いでしょうか? キャラクターとキャストの推しが一致する人もいれば、それぞれ別の人を推す人もいると思いますし、そもそもキャストさんはそこまで推さないよって方も一定数いらっしゃると思います。

 

私のお話をするに当たって、そもそも虹ヶ咲の推し変遷なんですが……私が優木せつ菜推しになったターニングポイントは、大きく三つあって。

 

一つ目は、スクスタのストーリーで中川菜々ちゃんに出会ったこと。

二つ目は、『MELODY』 のキズナエピソード。

三つ目は、アニメ第一期第3話 『大好きを叫ぶ』 。

 

この3ヶ所を巡って私は確固たる優木せつ菜推しになったわけですが、それまではせつ菜ちゃん、歩夢ちゃん、しずくちゃんの三すくみ推しで、3人の間で揺れていたのが正直な所です。

 

楠木ともりさんのことはもちろん、好きではありました。だけどめちゃくちゃ好きかと問われたら、めちゃくちゃではないかな、と返していたと思います。

 

だけどもう。

とっくに。

とっくの昔に。

 

私はあなたが!!

めちゃくちゃ!! 

大好きなんです!!

 

優木せつ菜推しだし、楠木ともり推しだって全力で叫びたいです。

 

あなたのせつ菜ちゃんの声が、心の底から大好きです。

あなたの力強い歌声が大好きです。

あなたの会場中の「あなた」を慈しむ姿が大好きです。

あなたの虹ヶ咲のメンバーたちと過ごす姿が大好きです。

あなたのせつ菜ちゃんへ真摯に、全力で向き合う姿が大好きです。

あなたの虹ヶ咲への深い深い愛情が、大好きです。

 

あなたのステージで見せてくれる笑顔が、大好きです。

 

私の大好きなアニメの台詞を、借りるなら。

 

 

こんなに好きにさせたのは、せつ菜ちゃんだよ。

 

高咲 侑

 

こんなに好きにさせたのは、ともりさんだよ。

 

せつ菜ちゃんのことを、こんなに好きにさせたのは、ともりさんなんだよ。

 

ずっとライブ聴きたかったせつ菜ちゃんの、大好きな曲たちがあります。

せつ菜ちゃんのことを考える度に、大好きになっていった曲たち。

それは、ともりさんのことを考える度に、二倍で大好きになっていきました。

 

大好き×大好きで、どんどんどんどん聴きたい気持ちが膨らんでいった、楽曲たち。

 

中でも私がせつ菜ちゃんを大好きになった三つのきっかけの、二つ。

ずっと、現地でスカーレットを振りたかった二つの曲。

ようやくその曲たちを受け取れたことへの感謝が、最後に伝えたいことです。

 

『MELODY』と、『大好きを叫ぶ』 の――『DIVE!』。

 

 

アニメ第二期最終回で 『MELODY』 を受け取ってから、この歌を聴けることを夢見て、恋焦がれて、この5thライブに臨みました。

 

笑顔いっぱいに、「もっと私のことをわかってほしい!」と高らかに伸びやかに歌うせつ菜ちゃんの歌声を。

東京ガーデンシアターという、中川家のすぐそばにある会場で受け取れたこと。

 

それだけでも、十分に満たされてしまっていたのに。『DIVE!』 まで。


3話は本当に大切な回です。

特に3rd以降、『せつ菜ちゃんの歌が聞ければ、十分なんだ』『せつ菜ちゃんが幸せになれないのが嫌なだけ』……これらの言葉にどれだけともりさんを重ねたか分かりません。

 

それをあの場所で。

虹ヶ咲の始まりの場所で受け取った、せつ菜ちゃんの始まりの歌を、生涯忘れません。

 

『DIVE!』、この5thライブで一番高く、果てなく、腕を振り上げました。

優木せつ菜ちゃんのライブで、スカーレットが迸る会場で、こんなにも滾るライブに立ち会ったこと。

 

私が、以前唯一生で立ち会うことができたラブライブ!フェスの 『CHASE!』、あの初めて優木せつ菜を、楠木ともりを全身で感じた時の衝撃と同じか、それ以上の衝撃を私は貰いました。

 

 

終演後に、あなたが言葉にしてくれた 『CHASE!』 の歌詞。

はんぱなんてなかった。

 

優木せつ菜ちゃんの、楠木ともりさんの最高のステージだった!

そう心から拍手を贈りたいです。

 

この虹ヶ咲5thライブに参加出来て、本当に私は幸せでした。

人生の中で、優木せつ菜ちゃんに、楠木ともりさんに出会えて、このパフォーマンスを受け取れて、幸せでした。そんなライブを楽しいと言ってくれて、幸せでした。


こんなにも大切な気持ちを、幸福を、大好きを、あなたに貰ってしまいました。

 

だから、ちょっとでもあなたに返したい。

 あなたにもっとたくさん笑っていてほしい。


そのために私に出来ることはきっと、大好きでいることだけだと思っています。

大好きのエネルギーは凄いって、せつ菜ちゃんはきっと言うから。

これからも私は大好きでい続けたいと思います。

世界中にたくさんの大好きを溢れさせちゃいます。

 

私たちの大好きのエネルギーが集まったら、絶対にもっともっと飛べるはずですから。

 

ともりさんが、そして私たちがこのライブでした『“大好き”の選択』は、絶対にもっと幸せな未来を、虹ヶ咲の未来を連れてきてくれると信じています。

 

空を見上げてみて

チョイスもミライも無限に広がっています!

ぜーんぶ抱きしめちゃいましょう!

そう! どこまでも行こう!

 

『Infinity!Our wings!!』 より

 

ずっと。

ずっとずっと。

 

優木せつ菜ちゃんと、楠木ともりさんと。

虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会と。

 

どこまでもいけますように。

これから先も、あなたに会えますように。

 

何度でも、みんなー! 会いたかったよー!って、呼んでください。

スカーレットを振りに、大好きを叫びに、行きますから。

 

大好きでい続けること、それが私の“大好き”の選択です。

 

改めて、大好きをありがとうございました!!!

 

「あなた」の一人より。