老人ホームと介護施設のエレジー
保証人不在の高齢者の3割が老人ホーム入所拒否 対処法は? 〈おひとりさまお断り〉──看板にそう書かれてはいないが、身寄りのない高齢者を「入所拒否」する特別養護老人ホームなどの介護施設がざっと3割にのぼることが厚労省の全国調査でわかった。老人ホームの施設側が、保証人の居ない人の入居を拒否するのは解るけど、うちの死んだ爺さまは、自宅を意地でも離れたくなくて、最終的には押入れに籠城してまで施設に入るのを拒んでたことを思い出した。結局放り込むように施設に入ったけど、同じように当の本人が極限まで入居を拒んでるっていうケースは多そう。地元帰るたびに思うけど、需要が高まってるおかげで、老人ホームの数がどんどん増えてる。そのぶん地方の衰退っぷりを実感して辛いね。老人ホームや介護施設が増えてるってことは、そのぶん若い働き手も減ってるってわけで、うちの地元もどんどん衰退していってる。同年代が多いぶん、施設内はそこそこ賑わってて入居者は楽しいとも聞くけど、どれだけ賑わおうとも子供が増えなきゃ衰退に歯止めはかけられない。 神奈川県の認可保育園の数は1,204施設、認可子ども園の数は99施設と前年より増えています。利用児童数は平成29年10月現在で148,145人とこちらも前年より7,379人増えています。神奈川県【横浜市】の保育士求人・転職ならはぴほいく一応老人ホームと一緒に、こども園の数自体も増えてるんだけど、これはあくまで待機児童問題の是正をはかる取組みみたいなもんで、施設で働く人にとっては朗報とて、全体的な出生率となるとやっぱり改善されていない。問題の本質である「じゃあ何で子供が増えないのか」っていう話になると、結局はお金の問題に行き着くので、不況を是正しない限りはどんな取り組みも根本的な解決に至らないのが辛いところ。ただ、世界に目をむけるとインドあたりじゃ出生率が高すぎてかえって大問題になってたりするし、バランスの取れた社会ってのは実現が難しいってことがよくわかる話。