nonco diary -17ページ目

十二月大歌舞伎 『あらしのよるに』

新作歌舞伎
今井豊茂 脚本
藤間勘十郎 演出・振付

あらしのよるに

きむらゆういち作の絵本「あらしのよるに」を歌舞伎で舞台化し、昨年京都で初演された舞台。
それがいよいよ歌舞伎座へ。
物語は、捕食者と被捕食者という自然界の掟上、敵対関係にある狼と山羊の友情物語で、登場するのは全て擬人化された動物たち。

嵐を避けるために避難した小屋の暗闇の中で、お互いの姿もわからないまま語り合い心を通わせる狼のがぶと山羊のめい。「あらしのよるに」を合言葉に晴れ上がった翌日に再会する。
が、お互いを見てびっくり。それでも、自分を友達と言うめいの言葉ががぶはうれしく、めいとがぶは再会を約束する。狼たちから「狼のくせに」と言われるがぶ。「狼と友達だなんてあり得ない」とめいを取り囲む山羊たち。

長くなってしまうのであらすじは割愛し、演出について印象的なものを幾つか。
狼の衣装は馬簾付きの四天、山羊の鬘はみずら、立ち廻り、だんまり、見得等、随所に散りばめられる歌舞伎の演出技法。長唄・黒御簾音楽の駆使はもちろん、獅童丈演ずるがぶが太夫と絡んだりもし、狐六方ならぬ狼六方?山羊六方?も見られたり。
観客を巻き込む演出も色々で、がぶ役の獅童丈とめい役の松也丈が客席を歩くとき、松也丈演ずるめいが観客の膝の上に座ってしまう、なんて場面も。音譜
四天の衣装の、野生的だけれどいなせな狼ぶりの役者さんが客席を縦横に走り回るのも楽しい。
何度も客席を駆け抜けてくださるので、その度に風を感じられて臨場感たっぷり。音譜
嵐の時には風が吹いてきて(寒いなあ)と思ったら、巨大扇風機が舞台袖からこちら客席に向いていましたよ!(2列目だったのでよく見えました)
中車丈が狼の兄貴格、悪役のぎろを演じ、何度もある大見得の場面をきりりとお勤めになっていらしたのも印象的。

狼の群れの権力争い、山羊の姫や長老の存在も絡みながら進む物語はわかり易く、それはよいのだけれど、少なからず感じてしまう子どもっぽさ。絵本が題材ゆえ、仕方のないことでしょう。
でも、古典の様式と手法の上にアレンジされた演出はスピード感と躍動感、そして情緒、と多彩な場面が繰り広げられる舞台。総じて楽しむことが出来ました。

さて、この日は二部・三部も続けて観るつもりでいましたが、突如帰宅せねばならぬことに。
チケットを取り直して行きたいのは山々なれど…、今月はギリギリの日程なのでおそらく無理です。汗

絵本の絵を描いたあべ弘士氏が、今回の公演のために描き下ろした歌舞伎座オリジナル
「あらしのよるに」特別ポスター

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国立劇場十二月文楽公演 『通し狂言 仮名手本忠臣蔵 七段目~十一段目』

国立劇場開場50周年記念 

通し狂言 仮名手本忠臣蔵

七段目   祇園一力茶屋の段
八段目   道行旅路の嫁入
九段目   雪転しの段・山科閑居の段
十段目   天河屋の段
十一段目 花水橋引揚の段

第二部は七段目から。
仇討ちの志を隠し、祇園の一力茶屋で遊興に耽る由良之助。
この段は、太夫の一人一役の掛け合いで語られ、さらに下手には仮設の床が置かれて平右衛門の人形の登場とともに太夫が現れ、無本で語る。語るのは咲甫太夫さん。
由良之助は、前・咲大夫さん、後・英太夫さんの語りで。
平右衛門が、眠る由良之助に布団をかける場面も、歌舞伎の演出(何度も掛け損ねておっとっと・・)、ということもなく一回ですっと優しく布団を掛け、主人をそっと思いやる優しさが素直に感じられて良い。
この段のおかるを遣うのは蓑助さん、語りは呂勢太夫さん。三味線は、前・清介さん、後・清治さん。

八段目の戸無瀬と小浪の道行で、加古川本蔵の物語が呼び戻される。
九段目は、本蔵の妻・戸無瀬と由良之助の妻・お石の本心を隠しての緊張のやり取り、判官を留めた本蔵の思いと悔恨、思いがけない展開を経て終結に向かって進む段。
ここで初めて登場するお石を遣うのは、蓑次郎さん。語りは、「雪転しの段」を松香太夫さん、「山科閑居の段」を前・千歳太夫さん、後・文字久太夫さん。

十段目は殆ど上演されたことがないという「天河屋の段」。
国立劇場では平成十年に取り上げたのみだそう。
私もこの段は歌舞伎で一度しか観たことがなく、細かい演出はあまり記憶には無いものの物語については
実を言うとあまり好きなではなくて。。
というのは「この由良之助は微塵いさゝか、御疑い申さねども、~四十余人の中には~~」と、討ち入り道具を調える天河屋義平の心を子どもを人質にして試す、という話。
ちょっと異質に感じる。

十一段目、「花水橋引揚の段」
本懐を遂げた赤穂義士たちが花水橋に差し掛かかったところへ若狭助が登場。
由良之助に祝意を述べ、由良之助は、冥土から礼をする、と謝意の延べ義士たちは菩提所へ向かい、幕。
由良之助を語るのは芳穂太夫さん。

途中休憩はあるものの、十一時間もの長丁場。
でも疲れるどころか、大変な充実感と満足感でございました。
拙い所感は前記事に書いた通りなので繰り返しませんが、
歌舞伎を含めて(私にとっては)今年一番の舞台、と言いきりましょう(観劇予定は年内にまだあるのですけれど)。

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国立劇場十二月文楽公演 『通し狂言 仮名手本忠臣蔵 大序~六段目』

国立劇場開場50周年記念

開場50周年記念の文楽公演、十二月は「独参湯」の「仮名手本忠臣蔵」。
それも一日で全段通し、十一時間に及ぶ舞台でございます。合格
一応、第一部・第二部と別れてはいますが、せっかくなので一日通しで観劇。グッド!
まずは第一部、大序から六段目までを。

通し狂言 仮名手本忠臣蔵

大  序   鶴が岡兜改めの段・恋歌の段
二段目   桃井館本蔵松切の段
三段目   下馬先進物の段・腰元おかる文使いの段・
        殿中刃傷の段・裏門の段
四段目   花籠の段・塩谷判官切腹の段・城明渡しの段
五段目   山崎街道出合いの段・二つ玉の段
六段目   身売りの段・早野勘平腹切の段

六段目までを振り返る前に一つ、今回しみじみと感じたのは「仮名手本忠臣蔵」は、こんなに素晴らしい作品だったのか、ということ。
歌舞伎ではみどりを含めて数え切れないほど観ている演目。
なのに、こんなに充実し感じ入ったことは初めてで、作品の素晴らしさと、あらためて文楽の魅力の力強さを感じた今回の舞台でした。

歌舞伎は長い間の上演により役者のしどころを増やしたり、などと入れ事が多く、
例えば、大序での師直と若狭助の対立時において、判官を割り込ませることによる存在の強調、足利館門前の場(文楽では下馬先進物の段)での、鷺坂判内のダラダラと続くチャリ場。
役者を見せることに重きを置くのは承知だけれど、それが時として場面を冗漫にし、焦点が散漫化することは否めないかと。
その点、シンプルに物語が綴られ、事象が事象を呼び起こし重なりゆく様を淡々と描いていく文楽の舞台。
個々の人間模様が綴られ、それが本筋に絡まり幾多の層を成し、ただそれだけで物語はダイナミックに動き出す。なんと奥深い叙事詩であることか。
入れ事がないからこそ、感じることができる濃密さでありましょう。

師直のターゲットが若狭助から判官に移り、判官が追い詰められていく過程が丁寧に描かれる中の「腰元おかる文使いの段」。歌舞伎では常に省略されていて、師直と対面する判官の手には顔世の返歌が入った文箱があるけれど何故それが既に判官の手にあるのか、それもきちんと説明される場。
それは、おかるの浅はかで身勝手な行動の結果ゆえ。

おかるは顔世御前の使いで師直への文箱を足利館へ届ける。が、それは「~お取り込みの中、間違ふまいものではなし。マア今宵はよしにせう~」と言う顔世御前の意向を無視し、勘平に会いたさ一心で行事の只中の足利館へ文箱を持ってやって来た、という次第。このおかるの軽薄な行動が後の悲劇の一要因となり、おかる自身も勘平と父親を失う運命に見舞われることになるとは。七段目(第二部で上演)で二人の死を伝えられ慟哭するおかる、己の因果とも言えましょうか。

判官が殿中での刃傷に及び大騒動となり、閉ざされた門の前で愕然とする勘平を描く裏門、閉門の塩谷家での顔世、到着する上使、と場面は綴られ、由良之助を待ちながら死に臨む判官の無念さと悲哀が高まる四段目。いまわの際、腹芸の歌舞伎に対してこちら判官は、「由良之助。この九寸五分は汝への形見。我が鬱憤を晴らさせよ。」と形見の腹切刀を由良之助に託す。

おかるの実家に身を寄せ猟師として生活する勘平を描く五・六段目。
身売りの段には一文字屋お才は登場せず亭主のみで、与市兵衛との交渉の次第を語り、おかるを連れて行こうとする。
雰囲気は世話物の様相を呈するけれどもおかるを送り出した後、また一つ重なる、悲劇の場へ。

語りと人形遣いについて簡単に。
大序は御簾内で語られ、人形遣いは三人とも黒衣姿。
高師直を遣うのは玉也さん、桃井若狭助を遣うのは幸助さん。塩谷判官を遣うのは和生さん。
二段目からは出遣いで、加古川本蔵を勘十郎さん、戸無瀬を和生さん、勘平を清十郎さん、おかるを一輔さん。「殿中刃傷の段」は駒太夫さんの語りと、寛治さんの三味線。
胸に迫る「判官切腹の段」を語るのは咲太夫さん、由良之助を遣うのは玉男さん。
「早野勘平腹切の段」は英太夫さんの語りで。

続けて第二部「七段目~十一段目」までを観劇いたしましたが、それはまた後ほど。音譜

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アマン東京 「ザ・レストランbyアマン」アメリカンブレックファースト

アマン東京  ザ・レストランbyアマン で、アメリカンブレックファースト。音譜

ニンジンジュース&クランベリージュース

フルーツ&プレーンヨーグルト



エッグベネディクト


お天気が良く、12月にしては温かい日。晴れ
皇居の紅葉の向こうに、新宿のビル群。

転じて、東京タワーと虎ノ門ヒルズ。

アマン東京  ザ・レストランbyアマン
東京都千代田区大手町1-5-6 大手町タワー

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なばなの里 イルミネーション

イルミネーションを見に三重県のなばなの里 へ。

今年のテーマは「大地」









光るオーロラ、駆け抜ける野性動物、、海面をジャンプするクジラ。
プロジェクションマッピングではなくイルミネーションで描かれるのが、ファンタスティック。ラブラブ

こちらは恒例「光のトンネル」キラキラ


こちらのシンボル 水上イルミネーション
木曽三川(木曽川・揖斐川・長良川)の流れを表現する「光の大河」

ライトアップされた紅葉が池に美しく映る「鏡池」

光の雲海


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名古屋 「ストリングスホテル 名古屋」 アフタヌーンティー

ストリングスホテル 名古屋 でアフタヌーンティー。音譜

名古屋へ行くたびに気になっていた「ささしまライブ」駅周辺。
1年ぶりに通ったら、さらに新しい建物が出来て随分と様子が変わっていました。
こちらストリングスホテル も今年1月にオープンの新しいホテル。合格

アフタヌーンティーは1階のニューヨークラウンジで。
アミューズ4種

緑黄色野菜とフルーツのビューティースープ
クランベリーのスコーン
豆乳とおからのスコーン
クロテッドクリーム コンフィチュールは苺とマーマレード

マロンパフェ
かぼちゃのクリームブリュレ

ヘーゼルナッツのガトーショコラ
豆乳のブラマンジェ巨峰ゼリー仕立て

安納芋のモンブラン
赤ワインと無花果のボンボンショコラ
フランボワーズのエクレア
アールグレーのマカロン

いただいたお茶は、緑茶にミントとバニラの香りをブレンドした{アレクサンドリア}

緑豊かな中庭には大きなチャペルも。ラブラブ

THE STRINGS HOTEL NAGOYA
愛知県名古屋市中村区平池町4-60-7

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~馬籠宿散策~

下呂温泉からの帰り、ちょっと馬籠へ寄り道。音譜

中山道六十九次の、江戸より第四十三番目の宿場、馬籠宿。

江戸期における参勤交代や商人の往来、「夜明け前」の半蔵が歩いたであろう明治期、
往年の街道を偲びながら歩きます。ラブラブ


文豪島崎藤村の故郷でもある馬籠。
清水屋(原家)
島崎藤村晩年の作「嵐」の{森さん}のモデルとなった原一平の家。

島崎藤村の生家で、馬籠宿本陣跡である藤村記念館。
生家は明治二十八年の大火で焼失し、その後建てられたこの記念館には、作品原稿、遺愛品、周辺資料
約六千点を所蔵。
寄っている時間は残念ながらなかったので、外側から。


記念館の前にある、山口誓子の句碑。「街道の 坂に熟れ柿 灯を点す」



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紅葉の下呂温泉へ♪ 

下呂温泉へ。
先週、名古屋の親類の集まりへ行ったときの事、滞在中に叔母達と温泉&紅葉見物を。もみじ
高速も峠もバリバリ運転する叔母達(もちろん安全運転ですよ)。
後部シートで風景撮影に余念がない私。↓(殆ど使えない写真でしたがあせる
一度もハンドルを握らず暢気な道中です。(-^□^-)
午後から名古屋を出て夕方到着したので、まずは一息ついてから温泉寺の紅葉ライトアップへ。




お夕飯は飛騨牛のしゃぶしゃぶ。ドキドキ



明けて翌朝、見事な紅葉の中を散策。もみじ





寄り道しながらゆっくり名古屋へ戻ります。音譜

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京橋 「ToshiYoroizuka TOKYO (トシ・ヨロイヅカ 東京)」のサロンで♪

先日25日にオープンした京橋エドグラン クラッカー
そこにトシ ヨロイヅカ がオープンと聞いて、行ってまいりました。
1階がパティスリーとカフェ、2階がサロンになっています。
今回は2階のサロンでコースデザートを。ドキドキ

アミューズ
フルーツサラダ バルサミコクリームとソース添え

アヴァンデセール
苺のリゾット

グランデセール
エクアドル・ヨロイヅカ・カカオファームでとれたカカオ豆から全てを自社で精製したショコラをムースとアイスに使い、やはりエクアドルのバナナとあわせました(←メニュー表記のまま)

トシ・ヨロイヅカ オリジナルブレンドコーヒーpresented by 猿田彦珈琲
カウンター内では鎧塚氏が、クリームを絞ったり苺を切ったり、とお忙しくお動きになっていらっしゃいました。
京橋ならば普段の行動範囲に近いので、これからちょくちょくと寄れそうですよ。ラブラブ
お店をぐるり取り囲むオープン祝いのお花群が、壮観。花束
ToshiYoroizuka TOKYO
東京都中央区京橋2-2-1 京橋エドグラン1F

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