ここしばらくバタバタしててネタがないので、11日に見てきた藤原宮跡の蓮の写真を。
畝傍が借景になるのが良いですよね。
さて、なぜ仏様は蓮を手にしているあるいは蓮の台に載っているのかご存知でしょうか?
実は、蓮には三つの功徳があるとされてるんです。
一つ目
「花果同時」
花と同時に実をつけるというのです。
確かに、蓮の花の中心には花托があり、それがそのまま実となるように見えます。
でも、花托にあるめしべに受粉しなけりゃ実にならないと思うんだけど……。
このあたり、どうなんでしょうね?
でも確かに、蜂の巣のような花托が、つぼみが開いた瞬間から存在しているのは、いかにも「花と同時に実をつける」ように見えるかもしれません。
二つ目は、
「一茎一華」
一つの茎に一つの花を咲かせるというわけですが、二つ以上ついた方がよくないかなとか思ったりもしなくもない(笑)
だからここらへんは、その人それぞれですね。
そして三つ目は
「泥中不染」
です。
泥の中に生えるのに、泥に染まらず清らかな花を咲かせる。
私はこれが一番の功徳だと思うな。
藤原宮跡の蓮が生えているのも泥の中。
カエルがいっぱいいるときもありますが、今回はなぜか蜘蛛がいっぱいでした。
私はカエルも蜘蛛も好きなので、
「カエルは泥の中にいても可愛いわ~」
と思いますが、
「蜘蛛は泥の中にいても蜘蛛だわ~」
だな(笑)
差別してますかね(笑)
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