Sah ein Knab' ein Röslein stehn,
Röslein auf der Heiden,
第二外国語がドイツ語だったので、ゲーテの「野ばら」はこの部分だけ暗唱できます(エッヘン)。
歌詞を見ずに歌うのがテストの一部だったんですけどね(^^ゞ
教授が歌って聞かせ、それを覚えろっていうんです。
そしてそしてその教授は、ジャイアン並みの音痴でした……。
毎回メロディラインが全然違うんですよ( ̄▽ ̄)
でもそれ以上に、抑揚がない。
ある時は、
ドードドードドドードードー、ドー♯ドドドドドーーード
って聞こえ、ある時は、
ドード♯ドードドドードー♯ドー、ドードドドドドーーード
と聞こえ、ある時は、
♯ドー♯ド♯ドード♯ド♯ドードー♯ドー、ドードドドドドーーード
と聞こえました(/_;)
「先生、覚えられません」
って言ったら、
「はっはっは。君たちは音感がないなぁ」
って言われた( ;∀;)
無茶いうなああああああああああああああ!!!!!!!!!!
ぜいぜい。
結局、音楽の先生に頼んで演奏してもらい、ことなきを得ましたが、
「ヴェルナーの方?シューベルトの方?」
って聞かれて積みかけました(笑)
それにしても、大人になって読み返すと、ひどい詩ですよね、野ばら(笑)
近藤 朔風の訳詞を見てみると、
童はみたり 野なかの薔薇
清らに咲ける その色愛でつ
飽かずながむ
紅におう 野なかの薔薇
手折りて往かん 野なかの薔薇
手折らば手折れ 思出ぐさに
君を刺さん
紅におう 野なかの薔薇
童は折りぬ 野なかの薔薇
折られてあわれ 清らの色香
永久にあせぬ
紅におう 野なかの薔薇
ですが、 Knab' は、「童」というより、大人になる前の少年のイメージが強いそうな。
とすれば、「野ばら」が少女の暗喩であろうことは、な~んとなく想像つくわけで。
「手折る」とはどいうことなのかは人によって解釈が分かれるでしょうけど、
「清らの色香 永久にあせぬ」って、勝手なこと言ってんじゃねぇ~よって思っちゃいます(笑)
男の人って、過去に恋仲だった女性のことを、妙に美化して覚えてたりしますよね~。
迷惑な。
この土日、ちょっと自然の多いところに行くと、野ばらだらけでした。
そういう季節なんですね。
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