10月の初めに、マドリッドでの出張に合わせて、前後にプライベートで旅をしました。会社でも認められている制度ですので(航空券は全部会社持ち。プライベート部分のホテル・滞在費は当然自分持ち)、フル活用して、3日間の仕事なのに、機中を含めると、なぜか13泊14日の旅...。しかも、土日祭日も入るので、有給は3日しか取らないという...。いいのか?それで本当に。

 

さておき、リアルタイムで更新していたこの記事の続きということになります。

 

 

ファーストクラスラウンジを堪能したあとは、結局、空港ウォーキングを実施。それまで6000歩だった万歩計が、11000歩まで増えました!羽田空港国際線ターミナルはおそるべし広さですね。

 

歩きながら出発の掲示板を見ると、午前3時から5時25分までの約1時間半を除いては、それなりに出発便があるってことにも改めて驚きました。しかもアジア線が多い。午前2時発のソウル線とか、体力的にえぐそうですが、3本飛んでいるってことは需要あるってことなんでしょうね。

 

それから、歩いている最中に、エールフランスのパリ行きの搭乗案内のアナウンスが流れていて、斎藤ナントカさんが、何度も呼ばれていました。「斎藤さん以外全員搭乗しているので早く来い」的な案内だったのですが、その時間って、よく見たらまだ出発時間の20分前なんですよ。JALだったらようやく搭乗開始になる時間なのに、エールフランスは、いったいどれくらい前から搭乗開始しているんだろう?って思いました。このあたり、航空会社の性格が出ますね。

 

さて、ウォーキングのあと、一度ラウンジ戻って、サロンで冷たい緑茶いただきましたが、

すぐに搭乗開始。113番搭乗口なので、ラウンジから近くて便利です。予定の22時30分少し前に、お手伝いが必要な方の搭乗がはじまりました。赤ちゃん連れの方がそれなりにいて、みんなかわいい。そして22時30分からはグループ1の搭乗開始。僕を含めて5人くらいでしたので、大阪線にグループ1おじさんがいかに多いかがわかります。

日本の、いや世界の大スターに見送られて、羽田空港をあとにします。

本日のキャビンはこちら。なかなか壮観な眺め。国際線では初めて乗る、ヘリンボーン式のビジネスクラスです。コロナの時に、国内線に国際線機材が飛んでいた時のクラスJがヘリンボーン式のビジネスクラスだったことがあって、その時に体験していますが、本格的な国際線では初めて。

わりと直前にアップグレードができたわりには、最前列通路側の1Dの座席。さすがに窓側は無理でした。この機材は、ビジネスクラスがもう1区画あって、ビジネスクラス52席、プレミアムエコノミー座席35席、エコノミー座席116席の、全209席構成。


プレエコの販売はありませんので、早い者勝ちなのか、ステータスがある人なのかはわかりませんが、エコノミーの料金でプレエコ座席が楽しめます。僕も、アップグレード前はプレエコ座席でした。


ビジネスはほぼ満席。プレエコ座席は3分の1くらい。そしてエコがほぼ満席でしたので、どういう仕組みでプレエコ座席が解放されているのかは定かではありません。(早いもの勝ちというわけでもないらしい)

ヘリンボーン式座席なので、座席はすべて斜めを向いています。窓側の座席は外側を向いていて、中央の座席は内側を向いていました。個人的には欧米線のようなまっすぐ前を向いた席のほうが好きだなと思いましたが、斜めを向いているので、スリッパをおくスペースがあってそれは便利。

座席横には、スペースを有効活用して扉のある収納があるのもよかったです。扉には鏡も仕込まれているので、身支度整える時に重宝します。それから、席の横の三角のスペースに携帯とかアップルウォッチとかを充電しながらおいておけるのも、よかった。

操作パネルはいたってシンプルで、倒すか起こすかしかできず、たとえば、足置きだけを上げたいとかそういうことはできません。あと、マッサージ機能がついていましたが、欧米線のビジネスクラスにもこの機能ってありましたっけ?(帰国時に確認したらありました...) 初めて使ってみたのですが、けっこう気持ちよかったです。

 

出発前のSaftey Videoは日本語と英語の音声ですが

アラビア語の字幕があったのが新鮮でした。アラビア語って、昔の日本語と同じように右から左に読むんですよね。

 

さらに、あーよかったと思ったのが

ヘリンボーン式なので必須になる、三点式のシートベルト。肩から掛ける分

この部分が、かなり窮屈なんですよ。このまま飯食ったり、寝たりするのはどうなの?と思っていたら、シートベルトサインが消えたら、肩からの部分はとっても良いそうです。簡単に取れるようになっていました。

でも、普通のシートベルトよりもごつい部分があって、やっぱり違和感。なにかが起きた時に、左側に衝撃が来るから、左側だけクッションが付いているみたいな感じです。

 

さておき、座席についたらすぐに映画、映画。

あんまり琴線に触れるものが無くて、90分と短くみられる、Inside Head2を見ます。今回は主人公が思春期を迎えたので、新たな感情キャラクターが登場してきて、うーんなるほどね。人間って成長するにしたがって、新たな感情が生まれるもんねと感心。

ウエルカムのスパークリングワインが来たのが22時47分。

離陸しておしぼりが来たのが23時39分

そのあとすぐに、テーブルクロスがしかれ

カクテルとアミューズが来たのが、0時12分です。搭乗してから1時間12分後。アミューズは前回のシアトル線の時と同じ、トマトのペーストがおいしかったです。ナッツは胡桃分多め。この時間ですがシャンパンいただきます。

飛行機が福岡上空に差し掛かったころ、0時31分に、待望の前菜盛り合わせ!さらにシャンパンおかわり。

秋色の、見事な前菜。これはやっぱりいつ食べても秀逸だなーと思います。

 

内容は、前回のシアトルの時と全く同じなので、細かい食レポはこちらをご覧ください。

 

 

ということで明日は、前回食べなかった台の物のレポからスタートです。