17年ぶりに行ったドイツ出張。前回はスロベニアとオーストリアがメインで、ドイツといってもディズニーランドのお城のモデルになったと言われているノイシュバーンシュタイン城に行っただけなので、街にしっかり滞在するのは実質的には20年ぶり。ミュンヘンとなると32年ぶりです。

 

そんなミュンヘンへは、まずはヘルシンキでトランジット。

ヘルシンキの空港には、10月に来たばかりなので、あまり目新しさはありません。前回は初フィンランドで興奮していましたが、まさか3カ月後にまた来ることになるとは…。 今回は空港だけですけどね。

到着したら、案内に従って、乗り換え口のほうに行きます。てっきり先にEUへの入国審査があるのかと思ったのですが、EU外またはシェンゲン協定外の国に行く場合は、入菅を通らなくてもよいみたいです。確かに日本も羽田乗り換えの場合はいちいち入国しませんもんね。

ただ、再度の荷物検査はあって、荷物検査が終わると、こんな波打つ、素敵なスクリーンの広場みたいなところに出ました。フィンランドって、やっぱデザインが全般的に洗練されているなと思います。さすが北欧!

ここは、まだ国際線エリアなのですが、いきなり、ラーメン屋が出てきました。ラーメンっていつのまにか、世界のいたるところで食べられる日本食になりましたね。九州熊本に本店を構えるチェーン店の味千ラーメンの支店みたいです。Wikiをみたら、台湾出身の客家の方が熊本で創業したラーメン屋で、今では世界14か国に展開しています。関東にはまだ1店もないみたい。ちょっと興味あるかも…。

このまま、シェンゲン協定外の国に行く場合は、ゲートに行けばよいのですが、フィンランド国内およびシェンゲン協定域内の飛行機が発着する1-36番ゲートに行くのには、パスポートコントロールがあります。ここにきてようやくなんですね。そうかそういう仕組みだったのかとここでようやく合点がいきます。つまりドイツ到着時には、もう入国審査はありません。

 

行列はゼロでしたので、全く並ばずに1秒でクリアー。最終目的地と、滞在日数だけ聞かれました。アメリカのように、どっからどこまでが職務上の質問?っていうような会話は無くて助かります。

こちらのターミナルに来ると、でた!ムーミンショップ。あーフィンランドだなーって思いました。ちょっとまだ時間があったので、フィンエアのシェンゲン域内ターミナル側のラウンジにも潜入。実はボーディングパスには、ラウンジの案内が出ていなかったのですが、入口で、でも僕、エメラルドだよ って言ったら、入れてくれました。

ビール3種類は、お店にあるやつみたいなのを自分で操作します。

ワインも赤が二種類。白も二種類ありました。

ホットミールは、パスタと、そのソースにビーフシチューみたいなやつ。めっちゃ美味しそうでしたが、機内の最後のラーメンがたったって、まったくお腹減っていません。

フルーツ盛り合わせや

サラダっぽいもの

デザートもありましたが、水だけ飲ませてもらい、家にLINEのビデオて通話して、外の雪景色を見せて、あっという間に退散。いや、それにしても、テレビ電話なんて夢のまた夢だった子供時代。今は、普通に外国から、しかも無料でビデオ通話ができる時代なんですもんね。

搭乗口にやってきましたが、閑散としているし、なんか座るところも少なくてかなりこじんまりした感じ。

間違いないよねって確認しましたが、きちんとミュンヘン行きとなっていました。

飛行機を見てみたら、結構な小型飛行機です。

時間になり、搭乗開始。せっかくグループ1って書いてありましたが、そんなの関係なく、一斉搭乗でした。

飛行機は1列2人掛け。

前との間隔はこんな感じ。1~3列目までは座席は全く一緒ですが、ファーストクラスの扱いで、上空では機内食も出ていたみたいです。僕は5列目だったのでエコノミーの前から2列目というわりと良い席だったのですが、なぜか隣が空席。後ろを見てみたら、それなりに埋まっていたので、ラッキーだったみたいです。

窓からの景色はこんな感じ。時間少し前に、ボーディングゲートを離れたのですが、しばらく地上走行して、滑走路に出る前に、いったん停止します。なんだ?と思ったら

こんな特殊な車が近づいてきて

翼に向けて、なにかを噴射。特に雪が積もっているわけでもないのですが、融雪剤とかそういう類のものなんでしょうか?

反対側にも飛行機がやってきて、この特殊車両が活躍していました。遠くからみるとこんな感じ。

 

その後滑走路に出て、2時間20分のフライトが始まります。

窓の外は、うっすらと夕陽が見えていました。