マリア
ねぇ マリア
もしも 僕が走り疲れてしまったら
君はそっと優しい手を差し伸べるだけでいい
その温もりが僕の心を癒すから
マリア
君と過ごす全ての時が
僕にとって一番幸せなんだ
たとえ僕が命尽きる時でも
君がそばにいてくれるなら
僕は何も望まない
君の瞳が悲しみや寂しさで溢れていても
それでも僕は君の手を握っていたい
ねぇ マリア
心が安らぐその一時を
僕は君に委ねている
マリア
君が持っているもの
夢 光 愛
僕はその全てを感じていたい
ねぇ マリア
もしも 僕が走り疲れてしまったら
君はそばにいてくれるだけでいい
君は僕の全てだから
マリア
ねぇ マリア
積まれたガラクタ
割れた窓ガラス
汚れたコンクリート
全てが色あせている
果てしない空を見上げ
願いの一つ一つを祈る
マリア
僕の心は何かに押し潰されてしまいそうだ
救い?
僕が君を救ってあげるよ
僕が君を守ってあげるよ
僕には君が 必要だから
マリア
例えば 僕が脆く崩れてしまっても
君には僕が必要なのかい
ねぇ 教えてくれないか
この世界をもっと美しくしたいんだ
僕の目に映るもの全てがモノクロに見えるから
マリア
ねぇ マリア
もう何もかもが狂ってしまった
真実を見つけ出すことさえ出来なくなってしまったんだ
本当に大切なものは一体何なのか
自分が求めているものは一体何なのか
全てが遠い闇の中に取り残されたままだ
重く閉ざされた扉の向こうで
小さな箱に眠ったままだ
ねぇ マリア
僕を救ってくれるものは一体何だろう
そこに輝くものはいったい何
愛 夢 希望
何が僕を救ってくれるの
マリア
目を閉じたまま道を歩いていくことは
とても難しいことだ
また同じことを繰り返すのはもうごめんだ
マリア
ねぇ マリア
抱えきれない戸惑い
耐え切れない寂しさ
僕を満たす愛の姿さえ見えない
マリア
精神は離脱し 狂気を覚える
自由のかけらを拾い集めて
一時の安らぎを得る
暗い孤独に怯えながら 毎日を過ごし
現実からの逃避を試みては夢に溺れる
ねぇ マリア
心は欲望に蝕まれ 輝きを失っていく
純粋なものを探しても
この醜い世の中じゃ何ひとつ見つからない
ただ 君を想うこの心だけは
いつまでも純粋でありたい
そう願うんだ
マリア
ねぇ マリア
小さな光は僕達に夢を教えてくれる
ささやかな幸せを 君と二人で分かち合えたなら
きっと 明日も優しい風が吹く
マリア
この胸に君の頬を埋めて
優しく肩を抱き締めよう
寒い夜に二人はひとつになれる
マリア
変わりゆく世の中で わずかに残された時の下
二人は手を握り合って暮らしている
ねぇ マリア
たったひとつ願い事が叶うなら
僕は今この時を永遠にしてしまおう
君も僕も笑顔のままで
マリア
降り止まない雨の中 立ち尽くすことも
明けない夜に 朝を待つことも
僕達にはもう必要ない
だって 僕達は小さな光に包まれているから
マリア
ねぇ マリア
闇と共に訪れる静寂があたりを包む
閉ざされた扉は重く
暗い窓には鎖がつながれている
小さく光る街灯
色あせた壁
全てが古ぼけて見えたんだ
マリア
線路の上 両手を広げながら歩いた
善と悪に手を引かれ
揺れながら理性を学んだんだ
ねぇ マリア
自分の生きる道を探し
辿り着いたその答えが
たとえ過ちだったとしても
覚えてきた全ての物事を
心の糧として生きていこう
そして 新たなる答えを探すんだ
マリア
ねぇ マリア
月だけが知っている
静かな夜に僕が孤独なことを
いつもの曲が流れる部屋の中
一人遠くを見つめていることを
ねぇ マリア
君がここにいて
その瞳に僕が映っているのなら
僕は安らかに君の手を握りながら
そっと静かに眠れるのに
マリア
ねぇ マリア
きっといつか この孤独という暗闇から抜け出せる
そう思って 僕はただひたすらに待っていたんだ
重く口を閉ざし 鍵をかけて
ねぇ マリア
心の欲求を満たしてくれるもの
それが何処か遠くに感じて
ここはとても窮屈なんだ
マリア
君がここから僕を救ってくれるのかい
君が僕の手を引いてくれるのなら
僕はその手をしっかり握って
後をついていくよ
マリア
ねぇ マリア
僕達は暮れていく夕陽を眺めながら
染まりゆく空に心奪われている
今日の光の中 風の音に耳を傾けてみる
マリア
寄り添う肩の影が 二人の愛を映し出している
喜びは笑顔の前に降り注ぎ
悲しみは涙の前に降り注ぐ
マリア
君は傷つかなくていい
僕が君を守ってあげるから
さぁ マリア
ここへおいで
僕がその長い髪を優しく撫でてあげるよ