マリア
ねぇ マリア
静かな夜に
二人は目を閉じて
そっと ひとつになる
冷たいシーツの上
温かい接吻を交わそう
マリア
二人の息づかいが
孤独の色を消そうとしている
優しさと温もりを求めて
強く手を握ろう
ねぇ マリア
このままずっとそばにいて欲しい
愛が逃げてしまわないように
君の声を聞かせて欲しい
それが僕の願いだから
マリア
ねぇ マリア
暗く狭い部屋
小さな窓から射し込む光
必死に這い上がろうともがいているんだ
マリア
嫌なことは全て消えてしまえばいい
何もかも燃やし尽くす炎に
全てを放り投げて
昇る煙を見つめていたい
灰になったひとつひとつを
笑い飛ばして
希望の光に身を沈めていたいんだ
マリア
こんな気持ちも こんな暮らしも
全て燃えてしまえばいい
ねぇ マリア
そして 新しい光に身を委ねながら
真実だけを見つめていたいんだ
優しさも 温もりも
全てを君と分かち合いながら生きていきたい
想い出さえも捨ててしまって
未来の光を追いかけていきたいんだ
マリア
ねぇ マリア
ここは天国でもなけりゃ地獄でもない
優しさと憎しみが交差する醜い世界さ
そんな世界に心が染まってしまわないように
僕は一人立ち向かう戦士なんだ
マリア
だけど『存在』なんてちっぽけなもんさ
僕がいなくなったって
世界は昨日と同じように動くんだから
誰かが涙を流してくれたって
それで世界が変わるわけじゃない
僕なんてありふれた群衆の中に在る
ちっぽけな『存在』にすぎないんだ
そしていつも思うんだ
こんな世界じゃ『普通』じゃないのが
一番まともなんだろうなってね
ねぇ マリア
大切なものをもてあそんで
気が付けばそれが間違いだったなんて
後悔するだけさ
それが『若さ』だなんて言い訳しても
もう 後戻りは出来ないんだ
マリア
だから 僕は君を守る戦士なんだ
こんなにも醜い世界に取り残された僕は
君と僕とを守る戦士なんだ
君の心と僕の心とが
いつまでも純粋でありつづける為の
たった一人の戦士なんだ
マリア 18
ねぇ マリア
優しい光は 全てを温もりに変える
マリア
触れたその心に儚さと愛しさを覚える
永遠に絶えることのないその愛しさ
マリア
時の中に君を置き去りにして
その時の中で僕は生きたい
君のその手を握り締めながら
静かに
そっと
生きていればいいことがあるって??
光・・・・・闇・・・・・
僕は今 闇の中にいる・・・
愚かな自分の結末だ
誰のせいでもない 全ての道は己によって生まれた
闇への階段だったのかもしれない
光は遠く 僕を照らすことは出来ない・・・
死・・・・・生・・・・・
生きたくても死んでいく者がいる
死にたくても生かされている者がいる
人生はなんて不平等なんだ ろう
死ぬ為に生きるのであれば
人間はなんて悲しい生き物なんだろう
この世界のどこかで生きようと必死にもがいている者がいる
この世界のどこかで死のうとしている者がいる
今の僕はどちら側の人間なんだろう・・・
女神・・・・・死神・・・・・
この世が生きる地獄なら 君は僕の女神になる
闇の中に唯一光る存在だ
微笑みは全ての汚れを浄化する
苦しみも悲しみも 恨みも憎しみも
君の存在は全てを光に変えるだろう・・・
欲望 嫌悪 殺意
心を揺るがすこの世のものは
僕にとっては死神なんだ
あぁ 僕の女神よ
この生きる地獄に彷徨う死神たちに
僕は打ち勝つことが出来るのだろうか・・・
マリア 17
ねぇ マリア
この世界がいつか滅んでいくとしても
僕は君だけを守ってあげたい
そして 共に生きる喜びを分かち合いたい
醜い世の中に負けないように
真実だけを見つけ出していきたい
マリア
君の温もりを感じながら
本当の優しさを知りたい
この胸に君を抱いて
ずっと離れずにいたい
二人を止めるものは何もなく
自由という時の中で生きていきたい
果てしなく広がる草原の中で
流れる雲をいつまでも君と眺めていたい
佇む夜に
部屋の灯りをひとつぼんやりつけて
君と夢を語り合いたい
星の輝く夜に
月の光に照らされたまま
君と静かに眠りたい
君が悲しみに涙する時には
君の髪を撫でながら
その涙が止まるまで
ずっとそばにいてあげたい
ねぇ マリア
僕はもう 君しか愛せない
だからこのまま そばにいて
マリア 16
ねぇ マリア
今日もいつもの様に朝陽が昇り
昨日と変わらない日が始まる
時だけがひとりでに回り続け
心は何処かに置き去られてしまう
マリア
僕は自分を見つめ直すことすら出来ず
君の涙を拭うことも出来ない
冷たい風に吹かれ
寂しさを紛らわしながら
遠い空を眺めていたんだ
ねぇ マリア
世間じゃくだらないニュースや
人の心をもてあそぶ奴らが溢れてるけど
僕は君が自分自身を見失わずに
真実を見つけ出すことを祈っている
マリア
明日を生きていく為に
君を守っていく為に
僕は今日も二人の未来を探している
マリア
僕はいつでも君の見方さ
さぁ Kissしておくれ
マリア 15
ねぇ マリア
昨日見た夢に縋りつくと
君が僕に
『負けないで』って呟くんだ
悲しみが溢れるこの世界で
失った何かを取り戻す為に
僕達二人は出会ったのさ
マリア
想い出も希望も
全て投げ捨てて
二人は遠い空の向こうを
ただぼんやり見ていたね
ねぇ マリア
いつも心に大切な何かを抱いて
いつまでも輝いていることが
僕達二人に出来る最低のことだ
マリア
君といる全ての時が
僕にとってせめてもの救いだ
君は僕にとって愛の鏡だ
さぁ 抱き締めておくれ
マリア 14
ねぇ マリア
月の光は寂しく
僕らの影は悲しみに揺れている
孤独という心はもろく
愛の温もりを探している
マリア
街の灯りは眩しすぎて
僕らの心を癒すことは出来ない
逃げ出すことはいつだって出来る
ただ 逃げることは負けることだと
いつも言っていた
ねぇ マリア
『寂しくなんかない』
そう言った君の瞳には涙が溢れ
僕は
『この命も 全てを君に捧げよう』
そう誓ったんだ
マリア 13
ねぇ マリア
都会のノイズに心が奪われ
大切な君さえ見失いそうだ
人々のざわめきが
まるで悪魔の囁きの様に
僕の心を狂わせるんだ
マリア
君を抱き締めたいよ
この胸の中で
僕のそばから離れないで
寂しさに負けてしまうから
冷たいベットの上 ひとつになって
温かい君の体を抱いていたい
ねぇ マリア
僕の想いが君を優しく包み込むのなら
二人はいつまでも一緒にいられる
冷たい風に吹かれても
激しい雨に打たれても
僕は君を離さない
悲しみを拭う為に
君のそばから離れない
いつまでも
