マリア -7ページ目

マリア

ねぇ マリア
僕らが守り続けていかなくちゃいけないものって
一体 何だろうね
君は僕を守ってくれるだろうか
僕もまた君を守ってあげられるだろうか
相手が求める救いのひとつひとつを
僕らは互いに理解し それに応えることが出来るだろうか
この錆びた街の中で
僕らは本当に互いを守り続けていけるのだろうか

マリア
守るべきものは
きっと 自分の中にあるのかもしれないね
僕は君を想うこの心を
いつまでも守り続けていかなくちゃいけない
そう 思うんだ

ねぇ マリア
僕が僕であるために
この狂った世の中から僕を守るもの
それが 僕の唯一の真実なのかもしれないね

マリア
君と出会えた事でやっと気付く事が出来たよ
僕の中で生き続ける君こそ
僕を守る唯一の真実だ

マリア
君の存在が僕を守ってくれる
音でもなく 色でもなく 光でもなく
君という存在そのものが
僕を守る唯一の真実だ

マリア

ねぇ マリア
僕達は出会えて良かったね
君と僕は誰よりも解り合っていると僕は信じているよ
たとえ君がそばにいなくても
この手で触れることが出来なくても
僕の中には君がいて いつでも笑いかけてくれる
僕はいつでも君のことを大切の想っているよ
きっと 誰よりも君のことを想っているよ
君がいつか僕に会いたくなったら
僕はいつでもここにいるから

ねぇ マリア
もし 君がこの世を去ってしまったら
僕はどうなるんだろうね
君の面影を抱き締めながら生きていくのかな
でも 一人で生きていくと
究極の孤独が僕を苦しめるに違いない
耐えられない悲しみが 毎日僕を襲うに違いない
そんな日々に負けないで暮らしていけるだろうか
生きる苦しみと戦いながら
僕はいつまで生きていけるだろうか
瞳を閉じれば きっとそこには君がいて
いつもの様に笑いかけてくれるだろう
そんな想い出の中で生きていけるのなら
きっと 苦しまずにすむのにね

ねぇ マリア
僕達がこの世を去る時までに
何かいい愛の形を作っておかないとね
この苦しみから逃れる為に

マリア
きっと 二人なら見つけられるよね
そこに真実の愛が生まれてくるんだ

マリア

ねぇ マリア
今 君は何処で何をしているんだろう
その心で何を想い 何を感じているのだろう
君が持つ心の傷みを 僕は少しでも癒してあげられるだろうか
君が望む幸せを 僕は叶えてあげられるだろうか
君が望むのなら 僕は君のそばから離れない
たとえ君が 変わり果てた姿になっても
 たとえ君が 歩けなくなったとしても
僕はいつまでも君を守っていくよ

マリア
僕はいつでも君の見方だよ
信じることを恐れているその心を
僕がいつか解いてあげよう
傷つくことを恐れては何も出来やしないんだから
でも もし僕達二人がいつまでも一緒にいられるのなら
傷つかずにいられるね

マリア
僕はいつでも君を大切に想っている

ねぇ マリア
今まで失くしていた輝きを
二人とも取り戻せることが出来たなら
僕が求めていた真実の姿がそこに生まれてくるだろう
今まで探し続けていた真実の愛が 二人のもとにあるのなら
僕達はもう 哀しむことはないね
答えに辿り着くことはとても難しいことだよね
だけど 二人が今まで生きてきた中で学んだことは
決して無駄ではなかったんだ
たとえ 誰かを裏切り傷つけてきたとしても
それを後悔することはない
それがきっと 僕達二人の為に避けて通ることのできない
道だったのだから

マリア
僕は回り道しすぎたね

ねぇ マリア
もう迷うことはない 僕達があの日出会った瞬間
きっと 全てが決められた宿命に導かれていたのだから

マリア

ねぇ マリア
君の温もりは一体何処に行けばこの心に届くのだろうか
僕はもう一人で生きていくには疲れ果ててしまった
先の見えない細い道をゆっくりゆっくり進んでいるかのようだ
一歩間違えてしまえば底のない暗闇に落ちてしまう
ねぇ ここへ来て僕の手を引いてくれないか
自由や愛 真実をいくら求め続けても
この世の中じゃちっとも見えてこないんだ
だからといって このままじゃいけない
僕はもう一度歩き出していかなくちゃいけないんだ
そうすればきっといつかは辿り着ける
そう信じて生きていきたいんだ
ねぇ 僕のそばに来て 手を繋いでくれないか
そしてもう一度 二人で歩き始めるんだ
いつまでも寄り添いながら

ねぇ マリア
人生なんて本当は先の見えない暗闇なのかもしれないね
誰もが手探りで進んでいるのかな
きっと先の見えていることなんて何一つないのかもしれない
確かなものなんて何一つないのかもしれない

マリア
誰かを愛することってこんなにも辛いことなのかい
答えておくれ 君がここにいないということが
どれほど僕を苦しめているか どれほど僕を傷めているか
君ならきっと解るだろ

マリア
君の温かさをこの指先で感じることが出来るなら
もう何もいらない その温もりが僕を勇気づけてくれるから
君が持つその安らぎがこの心に何処までも深い安らぎを与えてくれる
君が教えてくれた本当の愛の姿を
僕は今頃になって ようやっと解ったような気がするよ

マリア

ねぇ マリア
僕はいつでも君の名を呼んでいる

マリア

ねぇ マリア
果てしなく広がる真白な世界で
君と僕が手を繋いで遠くを見つめている
僕らは永遠という時の中を
ひたすらに走り続けているんだ
終わりのない輪の上を

マリア
心に映る全ての現実を捨てて
僕らはずっと二人きりになろう
たとえそれが限られた一瞬だとしても

そう 僕らは一瞬というはかない時を
永遠に生きていこう

ねぇ マリア
物事の全てを正しく見つめようとするのなら
僕らは目をそむけずに
真っ直ぐ前だけを見つめていけるのだろうか
世の中の善と悪を
人の心の善と悪を
僕らは涙を流さずに見つめられるだろうか

マリア
僕らが優しく抱き締め合えるのは
涙がいくつもの罪を流してきたからだ
善と悪をかみ締め 真実だけを見つめているからだ

マリア
僕はいつでも君だけを見つめている
この真実という愛のもとに
一瞬という永遠の中で
いつまでも・・・

マリア

ねぇ マリア
僕は寂しさを消す為に 僕の中に君を創り出してしまった
頭が割れそうに痛いんだ
ねぇ ここへ来て僕の身体を抱き締めておくれ
幻の君はいつでも優しく微笑むけれど
空しさを埋めるものは何一つない
孤独を消すものは空しさだったんだ
回り続ける苦しみは 僕の心を蝕んでいく

マリア
君は僕の傷みを癒してくれるだろうか
流れる汗と二人の呼吸が
この冷たい肌を温かく包み込む

ねぇ マリア
今度二人が出会ったら
ずっと名前を呼び続けて
いつまでも抱き締め合っていようね

ねぇ マリア
悲しいことが多すぎるよね
明日もまた生きていくことが
こんなにも厳しいことだなんて
暮らしの中で喜びと幸せを分かち合えることが
一番大切なことなんだろうね

マリア
僕達二人は幸せを分かち合っているだろうか
僕が君に求めるものが多すぎて
君は少し困っているのかもしれないね

マリア

ねぇ マリア
僕らがこの世に生まれて
一体 何の意味があるのだろうか
心が持つ悩みのひとつひとつを
解決できないまま死んでいくのだろうか
それは生きる者の悲しき宿命なのだろうか
喜びや幸せは哀しみや不幸の数よりも多く
僕達の心を満たしてくれるのだろうか
涙は悲しみの為に流れて
嬉しさの為には流れてくれないのだろうか

ねぇ マリア
幸せは僕らの未来を
僕らの未来を約束してくれるのだろうか
でも それはきっと 自分の手で掴むものだよね

マリア
僕は君と同じ未来を見つめていたいんだ

そばに・・・

会いたい・・・

君を探して・・・

マリア

ねぇ マリア
この世で一番大切なものって一体何だろう
生きていくのに必要なものって 沢山あるような気がするね
だから順番なんてつけられないのかな
人は悲しみを知る為に生まれて
悲しみを教える為に死んでいくのかな
人生がこんなにも辛く 寂しいものだなんて
遠い昔の頃は考えもしなかったよね
いつからか 僕達の心はガラスのように
壊れやすくなってしまったんだ
透き通る輝きの反面 とても脆くなってしまったんだ

ねぇ マリア
僕達はいつまでもこうして二人で
輝いていられるだろうか
互いが互いを守りながら
黒く濁ってしまわないように
ひびが入って割れてしまわないように

ねぇ マリア
僕が君を求めれば求めるほど
君は遠くへ行ってしまいそうだ
この手が君と繋がっていられるのなら
孤独なんて笑い飛ばせるのにね
だけど 今ここに君はいないんだ
どうすればいい
心が今にも崩れてしまいそうだ
聞こえる音の全ては僕の心を震わせる
心の悲鳴が叫び声となって僕を狂わすんだ
この世の全てが嘘であって欲しい
そう考える度に 一瞬でも現実が消えてしまえば
僕はきっと 空を高く飛ぶ鳥になって
君と一緒に何処までも飛んで行けるのに

マリア

ねぇ マリア
重苦しい束縛からの解放を求め
狭苦しい現実からの逃避行
あてのない旅に出掛け
真の自由と安らぎを見つけたい
コンクリートの森を抜け
空の美しき世界へ

マリア
心あるがまま
何かを必死に追い求め
その答えの意味を知りたい
どうにもならない苛立ちと怒りが
心を錯乱させる

ねぇ マリア
この旅の終わりに 何があるというのだろうか

マリア

ねぇ マリア
僕を取り巻く全ての環境が 僕の心を蝕んでいく
遥か遠い意識の中で 君が微笑みかける
都会の色は貪欲に染まり
敷き詰められたコンクリートの中ではピエロが踊る

マリア
自由や平等など 何処を探しても見当たらない
この世は差別の塊だ
矛盾に彩られた世界だ
誰が悪いというわけでもないが
人は皆 偽善者だ
殺意  欲望  愛
あらゆる心の模様が蠢くこの世の中で
僕は君が君でいてくれるならそれでいい
僕のそばにいてくれるならそれでいい
二人の求める愛の姿が
いつまでも変わることなく 在り続けるのなら