マリア
ねぇ マリア
僕らはいつになれば出会えるのだろうか
この果てしない旅の終わりは
一体いつになるのだろうか
マリア
僕の心は狂い出しそうだ
早くここへきて 優しい笑顔を見せておくれ
マリア
僕はいつでも君を心の中で呼んでいる
マリア
僕はいつでも君を探している
この狂った迷いの森の中を走り続けながら
ねぇ マリア
人生は嫌なことの方がだんぜん多いのかな
もう 今にも狂い出してしまいそうだ
叫び声をあげ 全てのものを壊してしまいたい
この世に存在する全てのものは
無意味な価値の象徴だ
ねぇ マリア
永遠が欲しいのなら その瞳を潰してしまえばいい
そうすればきっと 君が見たその最期の景色が
君の永遠になるだろう
その耳を塞いでしまえば 最期に聞いた言葉が
君の永遠になるだろう
その口を閉じてしまえば 最期に話した想いが
君の永遠になるだろう
マリア
全てを永遠にしてしまいたいのなら
何も悩むことなどないんだ
この世にサヨナラをすればいい
そうすればきっと 全てが永遠のまま 君のものになるだろうから
ねぇ マリア
もう何もかもが灰になってしまえばいい
そうすればきっと 僕はマリア 君を連れて
君をこの腕に抱き締めて 高い空から飛び立つだろう
そっと瞳を伏せたまま
マリア
ねぇ マリア
僕らが今まで生きてきて
本当の笑顔を見せてきたのだろうか
僕は君の瞳を見つめ 君は僕の瞳を見つめ
互いは互いの姿をまっすぐ見つめ合ってきたのだろうか
僕らはこれからいくつの笑顔と出会えるのだろうか
マリア
僕が伝えたいことは
君の笑顔がこの狂った世の中から
僕を救ってくれるということだ
そして 僕の笑顔が君を救ってあげられたらいいね
ねぇ マリア
僕らはこの先 本当の笑顔を
手にすることが出来るだろうか
この狂った世の中で
僕らは真実を探し出していけるだろうか
僕らが見つめるものは全て真実なのだろうか
マリア
僕が泣いているのは悲しいからじゃない
ただ 理由もなく涙が溢れてくるんだ
この世の汚れた存在を全て消し去るかのように
ねぇ マリア
この世は空しさで埋め尽くされた
何の意味も無い世界なのだろうか
何が悪いなんてひとつも言えやしないけど
確かに何かが狂っているんだ
いつからか僕らの心は傷つきやすくなってしまったね
流す涙だけが純粋な心の証だなんて
悲しすぎるよね
マリア
真実は必ずあるはず
この狂った世の中のど こかに
僕らの心が輝ける場所が
マリア
ねぇ マリア
夜に吹く風がこの想いを運ぶことが出来たなら
きっと 君に届くだろうね
強く吹き荒れる風に
僕は翼をつけた たくさんの言葉を
夜空に解き放つだろう
そして 輝く星のひとつひとつを眺めながら
君のことを想うだろう
マリア
夜の寂しさは 静けさの中に聞こえる
風の音と一緒に この心に響いてくる
ねぇ マリア
かけがえの無い君は
僕にとってかけがえの無い君は
僕の心に宿る唯一の優しさだ
君だけが僕を優しくさせる
マリア
この胸に君を抱き締めながら
そっと瞳を閉じれば
きっとそこは 綺麗な花で囲まれた楽園になるね
ねぇ マリア
僕らは孤独を背負いながら生きていかなくちゃいけないのかな
人はいつだって一人きりなのかな
二人が一緒にいる時は 孤独じゃないと言えるだろうか
寂しさは消えても いくら解り合えているとしても
僕らは孤独なんだろうね きっと
だって 僕は僕 君は君なんだから
僕は君にはなれないし 君も僕にはなれないんだ
マリア
人は悲しい生き物だね
だって 全てを共有できることなど
ありはしないのだから
マリア
ねぇ マリア
温かく包む陽だまりの中
僕は君の胸に抱かれ そっと瞳を閉じる
青い空に白い雲 全てがありのままに
この心に映し出される
黄色い花に緑の森 全てがありのままに
この心に響く音色になる
マリア
君の優しい手に触れると
世界は流れを失って
僕と君は二人きりだ
時は安らぎの中に消え去って
僕と君は二人きりだ
ねぇ マリア
汚れた存在はあらゆるものを破壊し
僕らの心を狂わせる
汚い奴らに負けてたまるか
僕らはいつまでも純粋な心のまま
真実を探し 求め続けている
マリア
僕らが僕ららしくある為に
僕が君の知らない僕になってしまわないように
君が僕の知らない君になってしまわないように
永遠に続く道があるのなら
僕らはその道をひた歩いていこう
二人 手を繋ぎながら
マリア
ねぇ マリア
死ぬということは負けることなのかい
弱い者が選ぶ道なのかい
教えてくれないか
生まれてくるものは いくつもの悩みを抱え
苦しみもがいていくものなのかい
乾いているものは潤いを求め ひた走り
やがては枯れていくものなのかい
無限に広がっていくもの
永遠に続いているものなど
決してありはしないんだ
マリア
明日 世界が滅んでいくとしても
僕はきっと 君の面影を抱き締めながら
優しく微笑んでいられるだろう
ねぇ マリア
優しく流れる音楽に耳を傾け
僕らは寄り添いながら何を想うのだろう
遠くを見つめ 何を願うのだろう
明日という日が 僕達二人にとって
幸せな一日であるように
僕はいつでも祈っている
マリア
ねぇ マリア
この世は生きる価値などない腐ったところだ
欲望にはきりがなく 何一つ満たされない
こんな世界じゃまともになれやしない
こんな世界じゃ・・・
ねぇ マリア
君と二人でいつまでも
変わることなくいられたら
君とひとつになれたら
きっと この世界も少しは
まともになるよね きっと・・・
ねぇ マリア
真実も安らぎも
優しさも温もりも
現実には何一つ存在しないのかもしれないね
マリア
心が正気になればなるほど
孤独になっていくのは
きっと この世界が狂っているからだよね きっと・・・
ねぇ マリア
この世は生きる価値のない
心を狂わす世界なのかい
マリア
全てが夢だったらいいのにね
マリア
ねぇ マリア
明日さえ見えず 震え怯えているのかい
捨てられた子猫のように
寂しさで溢れた瞳
信じるものさえ見失いそうな心は
悲しみに暮れた影のよう
泣きはらした瞳に
震えている唇
ねぇ マリア
僕は君の全てを受け止めよう
君がこれ以上 寂しさに負けないように
僕は君の全てを守り続けよう
君がこれ以上 悲しみに負けないように
ねぇ マリア
明日は必ず僕らにやってくるんだ
だから何も怯えることなどないんだ
明日にはきっと 何かが見つかるはず
だから ひとつひとつの物語を
大切にしなくちゃいけない
僕らがこれからも生きていく為に
ねぇ マリア
月の零した涙が 僕らの前に降り注ぐまでに
僕らは僕らの涙を拭い去る事が出来たらいいね
さぁ 僕を信じて この手を握ってごらん
マリア
ねぇ マリア
全てが僕の頭を掻き毟るように狂わせる
君を想う心だけが僕を救ってくれる
新しい光に君と二人
身を委ねることが出来たなら
夢や愛がこの手にして見つめられるのに
ねぇ マリア
静かな朝は今日という一日の始まりを
無言で語りかけている天使のようだ
君と見つめ合う時の安らぎに似た表情で
僕の心の支えになってくれる
マリア
朝陽はとても優しく
僕の心を温かく包み込むようだ
ねぇ マリア
僕らの間にある時の隔たりが
二人を優しく包むだろうか
君は今 何を見つめているだろうか
何を想い 何を夢見ているだろうか
離れている二人を繋ぐもの
それはきっと 誰も知らない
二人だけの絆かもしれないね
ねぇ マリア
忘れかけていた輝きや
諦めかけていた夢を
君と取り戻すことが出来たなら
そこからはきっと この世界も少しはましになるのかな
マリア
ねぇ マリア
君が心に抱えている その傷を
僕は癒してあげられるだろうか
閉ざされてしまったその心を
塞ぎ込んでしまったその心の鍵を
僕は開くことが出来るだろうか
たとえその傷が消えなくても
それに勝る幸せを僕は偽りなき愛で
君に安らぎを与えたい
僕が今まで覚えた全てのことを伝えたい
優しさや温もり 限りないこの愛を
安らぎという時の中で伝えたい
君が涙して 悲しみに暮れてしまわないよう
いつまでも君を守り続けていたい
ねぇ マリア
僕が求めていた本当の姿が
見えてきたような気がするよ
純粋な心に降り注ぐ様々な出来事が
この僕を震わせる
涙が自然に溢れ 心は浄化されていく
君を想う想いだけが深く刻まれ
君への想いだけが全てだ
過去も未来も全てが君のもとにあるのなら
僕はその時を探し当てて見せよう
流れ去るものも 迎え行くものも
全ては二人が重ねる心の糧となるだろうから
マリア
今まで失くしてきたものは
この両手に君を抱く為に
手離してきたのかもしれないね
マリア
ねぇ マリア
空の色がだんだんと黒くなっていく
季節が狂い出して 黒い雲から降る雨は
もう 綺麗とは言えないし
水も空気も もう昔とは違う
時の流れは文明と共に
この世界を壊していくものなのかな
そして人は皆 欲望という名の
醜い影を背負いながら やがて滅んでいく
手にするものなど何もなく 失うものばかりで
失望と絶望の繰り返しで
間違いなど気づく間もなく
また 同じことを繰り返してしまう
ねぇ マリア
生きていくには何が必要なの
人生は失うものばかりで
何も手にすることが出来ないの
失うものなどない なんて思っていても
そこからまた 何を奪っていくの
ねぇ マリア
悲しいことがあったなら
どうか涙を流さずに
笑顔で僕のそばへおいで
そうすればきっと 悲しみも涙も
いつのまにか君の前から消えてなくなるから