マリア -5ページ目

マリア

ねぇ マリア
僕らはいつになれば出会えるのだろうか
この果てしない旅の終わりは
一体いつになるのだろうか

マリア
僕の心は狂い出しそうだ
早くここへきて 優しい笑顔を見せておくれ

マリア
僕はいつでも君を心の中で呼んでいる

マリア
僕はいつでも君を探している
この狂った迷いの森の中を走り続けながら

ねぇ マリア
人生は嫌なことの方がだんぜん多いのかな
もう 今にも狂い出してしまいそうだ
叫び声をあげ 全てのものを壊してしまいたい
この世に存在する全てのものは
無意味な価値の象徴だ

ねぇ マリア
永遠が欲しいのなら その瞳を潰してしまえばいい
そうすればきっと 君が見たその最期の景色が
君の永遠になるだろう
その耳を塞いでしまえば 最期に聞いた言葉が
君の永遠になるだろう
その口を閉じてしまえば 最期に話した想いが
君の永遠になるだろう

マリア
全てを永遠にしてしまいたいのなら
何も悩むことなどないんだ
この世にサヨナラをすればいい
そうすればきっと 全てが永遠のまま 君のものになるだろうから

ねぇ マリア
もう何もかもが灰になってしまえばいい
そうすればきっと 僕はマリア 君を連れて
君をこの腕に抱き締めて 高い空から飛び立つだろう
そっと瞳を伏せたまま

マリア

ねぇ マリア
僕らが今まで生きてきて
本当の笑顔を見せてきたのだろうか
僕は君の瞳を見つめ 君は僕の瞳を見つめ
互いは互いの姿をまっすぐ見つめ合ってきたのだろうか
僕らはこれからいくつの笑顔と出会えるのだろうか

マリア
僕が伝えたいことは
君の笑顔がこの狂った世の中から
僕を救ってくれるということだ
そして 僕の笑顔が君を救ってあげられたらいいね

ねぇ マリア
僕らはこの先 本当の笑顔を
手にすることが出来るだろうか
この狂った世の中で
僕らは真実を探し出していけるだろうか
僕らが見つめるものは全て真実なのだろうか

マリア
僕が泣いているのは悲しいからじゃない
ただ 理由もなく涙が溢れてくるんだ
この世の汚れた存在を全て消し去るかのように

ねぇ マリア
この世は空しさで埋め尽くされた
何の意味も無い世界なのだろうか
何が悪いなんてひとつも言えやしないけど
確かに何かが狂っているんだ
いつからか僕らの心は傷つきやすくなってしまったね
流す涙だけが純粋な心の証だなんて
悲しすぎるよね

マリア
真実は必ずあるはず
この狂った世の中のどこかに
僕らの心が輝ける場所が

マリア

ねぇ マリア
夜に吹く風がこの想いを運ぶことが出来たなら
きっと 君に届くだろうね
強く吹き荒れる風に
僕は翼をつけた たくさんの言葉を
夜空に解き放つだろう
そして 輝く星のひとつひとつを眺めながら
君のことを想うだろう

マリア
夜の寂しさは 静けさの中に聞こえる
風の音と一緒に この心に響いてくる

ねぇ マリア
かけがえの無い君は
僕にとってかけがえの無い君は
僕の心に宿る唯一の優しさだ
君だけが僕を優しくさせる

マリア
この胸に君を抱き締めながら
そっと瞳を閉じれば
きっとそこは 綺麗な花で囲まれた楽園になるね

ねぇ マリア
僕らは孤独を背負いながら生きていかなくちゃいけないのかな
人はいつだって一人きりなのかな
二人が一緒にいる時は 孤独じゃないと言えるだろうか
寂しさは消えても いくら解り合えているとしても
僕らは孤独なんだろうね きっと
だって 僕は僕 君は君なんだから
僕は君にはなれないし 君も僕にはなれないんだ

マリア
人は悲しい生き物だね
だって 全てを共有できることなど
ありはしないのだから

マリア

ねぇ マリア
温かく包む陽だまりの中
僕は君の胸に抱かれ そっと瞳を閉じる
青い空に白い雲 全てがありのままに
この心に映し出される
黄色い花に緑の森 全てがありのままに
この心に響く音色になる

マリア
君の優しい手に触れると
世界は流れを失って
僕と君は二人きりだ
時は安らぎの中に消え去って
僕と君は二人きりだ

ねぇ マリア
汚れた存在はあらゆるものを破壊し
僕らの心を狂わせる
汚い奴らに負けてたまるか
僕らはいつまでも純粋な心のまま
真実を探し 求め続けている

マリア
僕らが僕ららしくある為に
僕が君の知らない僕になってしまわないように
君が僕の知らない君になってしまわないように
永遠に続く道があるのなら
僕らはその道をひた歩いていこう
二人 手を繋ぎながら

マリア

ねぇ マリア
死ぬということは負けることなのかい
弱い者が選ぶ道なのかい
教えてくれないか
生まれてくるものは いくつもの悩みを抱え
苦しみもがいていくものなのかい
乾いているものは潤いを求め ひた走り
やがては枯れていくものなのかい
無限に広がっていくもの
永遠に続いているものなど
決してありはしないんだ

マリア
明日 世界が滅んでいくとしても
僕はきっと 君の面影を抱き締めながら
優しく微笑んでいられるだろう

ねぇ マリア
優しく流れる音楽に耳を傾け
僕らは寄り添いながら何を想うのだろう
遠くを見つめ 何を願うのだろう
明日という日が 僕達二人にとって
幸せな一日であるように
僕はいつでも祈っている

マリア

ねぇ マリア
この世は生きる価値などない腐ったところだ
欲望にはきりがなく 何一つ満たされない
こんな世界じゃまともになれやしない
こんな世界じゃ・・・

ねぇ マリア
君と二人でいつまでも
変わることなくいられたら
君とひとつになれたら
きっと この世界も少しは
まともになるよね  きっと・・・

ねぇ マリア
真実も安らぎも
優しさも温もりも
現実には何一つ存在しないのかもしれないね

マリア
心が正気になればなるほど
孤独になっていくのは
きっと この世界が狂っているからだよね  きっと・・・

ねぇ マリア
この世は生きる価値のない
心を狂わす世界なのかい

マリア
全てが夢だったらいいのにね

マリア

ねぇ マリア
明日さえ見えず 震え怯えているのかい
捨てられた子猫のように
寂しさで溢れた瞳
信じるものさえ見失いそうな心は
悲しみに暮れた影のよう
泣きはらした瞳に
震えている唇

ねぇ マリア
僕は君の全てを受け止めよう
君がこれ以上 寂しさに負けないように

僕は君の全てを守り続けよう
君がこれ以上 悲しみに負けないように

ねぇ マリア
明日は必ず僕らにやってくるんだ
だから何も怯えることなどないんだ
明日にはきっと 何かが見つかるはず
だから ひとつひとつの物語を
大切にしなくちゃいけない
僕らがこれからも生きていく為に

ねぇ マリア
月の零した涙が 僕らの前に降り注ぐまでに
僕らは僕らの涙を拭い去る事が出来たらいいね
さぁ 僕を信じて この手を握ってごらん

マリア

ねぇ マリア
全てが僕の頭を掻き毟るように狂わせる
君を想う心だけが僕を救ってくれる
新しい光に君と二人
身を委ねることが出来たなら
夢や愛がこの手にして見つめられるのに

ねぇ マリア
静かな朝は今日という一日の始まりを
無言で語りかけている天使のようだ
君と見つめ合う時の安らぎに似た表情で
僕の心の支えになってくれる

マリア
朝陽はとても優しく
僕の心を温かく包み込むようだ

ねぇ マリア
僕らの間にある時の隔たりが
二人を優しく包むだろうか
君は今 何を見つめているだろうか
何を想い 何を夢見ているだろうか
離れている二人を繋ぐもの
それはきっと 誰も知らない
二人だけの絆かもしれないね

ねぇ マリア
忘れかけていた輝きや
諦めかけていた夢を
君と取り戻すことが出来たなら
そこからはきっと この世界も少しはましになるのかな

マリア

ねぇ マリア
君が心に抱えている その傷を
僕は癒してあげられるだろうか
閉ざされてしまったその心を
塞ぎ込んでしまったその心の鍵を
僕は開くことが出来るだろうか
たとえその傷が消えなくても
それに勝る幸せを僕は偽りなき愛で
君に安らぎを与えたい
僕が今まで覚えた全てのことを伝えたい
優しさや温もり 限りないこの愛を
安らぎという時の中で伝えたい
君が涙して 悲しみに暮れてしまわないよう
いつまでも君を守り続けていたい

ねぇ マリア
僕が求めていた本当の姿が
見えてきたような気がするよ
純粋な心に降り注ぐ様々な出来事が
この僕を震わせる
涙が自然に溢れ 心は浄化されていく
君を想う想いだけが深く刻まれ
君への想いだけが全てだ
過去も未来も全てが君のもとにあるのなら
僕はその時を探し当てて見せよう
流れ去るものも 迎え行くものも
全ては二人が重ねる心の糧となるだろうから

マリア
今まで失くしてきたものは
この両手に君を抱く為に
手離してきたのかもしれないね

マリア

ねぇ マリア
空の色がだんだんと黒くなっていく
季節が狂い出して 黒い雲から降る雨は
もう 綺麗とは言えないし
水も空気も もう昔とは違う
時の流れは文明と共に
この世界を壊していくものなのかな
そして人は皆 欲望という名の
醜い影を背負いながら やがて滅んでいく
手にするものなど何もなく 失うものばかりで
失望と絶望の繰り返しで
間違いなど気づく間もなく
また 同じことを繰り返してしまう

ねぇ マリア
生きていくには何が必要なの
人生は失うものばかりで
何も手にすることが出来ないの
失うものなどない なんて思っていても
そこからまた 何を奪っていくの

ねぇ マリア
悲しいことがあったなら
どうか涙を流さずに
笑顔で僕のそばへおいで
そうすればきっと 悲しみも涙も
いつのまにか君の前から消えてなくなるから