マリア
ねぇ マリア
君の背中には寂しさが漂って
折れた翼の羽根がひらひら落ちていくようだ
膝を抱え 丸くなりながら俯く姿は
まるで 親からはぐれた彷徨う少女のようだ
マリア
僕が優しく後ろから抱き締めよう
君の後ろに寂しさがついていかないように
君の影が悲しみに揺れてしまわないように
そして そっと瞳を閉じて 静かな時の中を
二人で流れていこう
ねぇ マリア
僕が君のそばにいれば
君は寂しくなくなるだろうか
僕は君のそばで安らぎを覚えるだろうか
そして君も・・・
マリア
僕らが一緒にいる時は
二人に安らぎを与えてくれるだろうか
この狂った世の中で
僕らは安らぎを得られるだろうか
ねぇ マリア
僕らはいつまでも一緒にいよう
急ぎ足で過ぎていく時の中
本当の安らぎとは何かを知る為に
マリア
ねぇ マリア
君がもし寂しさに涙するのなら
僕がいつまでも離れず ずっとそばにいよう
辛く悲しい想いは全て捨てて
僕達は優し い時の中で笑顔を見せよう
そしてただ ずっとそばにいよう
そうすればきっと 僕達に幸せは訪れる
明日もきっと 笑顔を見せられる
ねぇ マリア
何も怯えることなどないんだ
僕はいつでも君のそばで君を守っていくよ
たとえ世界が終わるとしても
僕は君のそばで君を守っているよ
マリア
時の流れた数だけ
君を抱き締めていたい
二人の始まりから終わりまで
君を見つめていたい
ねぇ マリア
朝の囁きも 夜の沈黙も
全ての時を君と二人で感じていたい
そして 真の自由と愛という名の安らぎを
君と二人で見つけ出したい
マリア
僕はただ ずっと君のそばにいたいんだ
マリア
ねぇ マリア
夜空に瞬く星の輝きは
僕らがこの世で生きていく
暮らしのようにささやかだ
そんな優しい光に包まれて
僕らは朝がくるまで抱き締め合っていたね
全てを失わないように
全て 壊れてしまわないように
強く抱き締め合っていたね
マリア
僕らはこの狂った世の中で
いつまでも輝いていられるだろうか
この夜空に瞬く星のように
ねぇ マリア
僕らが信じるものはただひとつ
互いの心だ けだ
マリア
全てを捧げ
全てを分かち合うように
僕らは目が合うたびに接吻を交わしたね
マリア
ねぇ マリア
優しく射し込む朝陽の中で
君と二人 寄り添い目覚めることが出来たなら
僕らは永遠に開くことのない扉の向こうで
いつまでも愛し合うころができる
誰にも邪魔されず 僕らはいつまでも一緒にいられる
街の喧騒も 誰の声も聞こえず
僕らは幻の世界の住人になって
永遠の愛を確かめ合うんだ
鏡に映った 抱き締め合う二人
写真の中 寄り添い笑顔の二人
全てがありのままの僕らの姿だ
そう 僕らは心あるがまま
いつまでも二人きりだ
ねぇ マリア
これからは二人の道を歩んで行くんだ
だから君が今まで歩んできた道は
今ここで切り捨ててしまおう
僕もまた 今まで歩んだ道を切り捨ててしまおう
そうすればきっと
今ここからは 二人だけの想い出が
僕達二人を包み始めるだろうから
二人にあとに残るものは
二人だけの道
他の誰もいない 二人だけの道
そしてこれからも 二人だけの道を
二人で歩んでいくんだ
そう 僕らはいつまでも二人きりなのだから
マリア
ねぇ マリア
一人きりの夜は全てのものを壊してしまいたい
そうしないと 僕が壊れてしまうから
寂しいからじゃない
ただ 君がここにいないから
僕の心は優しくなれない
マリア
君の名を呼んで
僕は少しだけ正気を取り戻す
君の面影を抱き締めて
そっと 瞳を閉じれば
今日も静かに眠れるんだ
ねぇ マリア
僕らの想いが伝い合うのは
きっと 僕らの心には翼があって
僕から君へ 君から僕へ
飛んでいけるからだよね
僕らはその翼に想いを乗せて
互いの心へ放つんだ
そうすればきっと
僕らの心は温かくなれる
たとえ離れていても
僕らは互いの想いを感じることが出来るよね
だから 絶え間なく二人の想いが
二人を繋いでいるんだ
マリア
僕はいつでも君だけを見つめている
マリア
ねぇ マリア
僕らがこうして出会っていなければ
僕らは一生 見知らぬ人のまま
出会わずにいたのだろうか
君は何処かで誰かの腕に抱かれ
安らかに眠っていたのだろうか
僕は一人で誰かの温もりを求め
彷徨っていたのだろうか
ねぇ マリア
僕らがもし こうして出会っていなかったとしても
僕はきっと
この世界中の何処かで
君を探し出し
今と同じように愛しただろう
マリア
君はこの世界でたった一人
僕にとっての君なのだから
他の誰でもない
たった一人の君なのだから
マリア
ねぇ マリア
僕は君を苦しめてはいないだろうか
愛しいマリア
君への愛が君を壊してしまいそうで
狂った愛が君を壊してしまいそうで
マリア
僕の愛は君を苦しめてはいないだろうか
愛しいマリア
こんな僕でも君は一緒にいてくれるだろうか
僕の伝えたい気持ちは君の心に届くのだろうか
果てしなく広がり続けるこの想いこそ
永遠に尽きることのない愛しさだ
この狂った世界の中で ただひとつの優しさだ
マリア
僕の愛しいマリア
君の見つめるその視線の向こうに
僕の面影が見えているのだろうか
僕は君の面影を抱き締めて
今日という一日を生きている
ねぇ マリア
今すぐここへ来て微笑んでおくれ
君の笑顔だけが僕を救ってくれる
この狂った世界の中で
僕らが互いの笑顔を見つめ合い
抱き締め合えたなら
きっと 僕らはもう悲しむことはないね
そして 互いを理解し合いながら 求め合えたなら
それはまぎれもない 真実の愛の証だ
マリア
ねぇ マリア
君は僕の全てを受け止めることが出来るだろうか
僕もまた 君の全てを受け止めることが出来るだろうか
マリア
僕が涙を流す時
君はそっと 優しく僕を包んでくれるだろうか
ずっとそばにいて
傷が癒えるまで離れずにいてくれるだろうか
マリア
僕らは互いに全てを委ね
全てを捧げ合うことが出来るだろうか
この命でさえも
マリア
僕らは真実の愛を手にすることが出来るだろうか
究極の愛の姿を確かめ合うことが出来るだろうか
マリア
この狂った世の中で
僕らは本当の笑顔を見せ合うことが出来るだろうか
儚い時の中を静かに暮らしていけるだろうか
ねぇ マリア
僕らはこの胸にある悩みのひとつひとつを
解決し 乗り越えていくことが出来るだろうか
正気を失わず 純粋な心のままで
ねぇ マリア
僕はいつまでも君のそばで眠り続けていたいんだ
マリア
ねぇ マリア
僕達二人は これから何処へ行けばいいのだろうか
この世は悲しいことばかりだよね
いつのまにか僕達は
無人島に取り残された
漂流者になってしまった
マリア
君と二人 いつまでもいられたら
僕らはきっと 優しい笑顔を見せ合えるね
自由と安らぎだけが 僕らを包んで
そっと瞳を伏せたまま 君と抱き締め合っていたい
無限に広がる時の中で
僕らは二人きりだ
君と僕との夢の中で
僕らは二人きりだ
この汚れた世界のどこかに
僕らを癒す場所があるのだろうか
マリア
僕はもう疲れてしまった
傷ついてしまった心は
もう 君と僕とを繋ぐ術すら見失いそうだ
ねぇ マリア
青く深い海のような静けさの中で
僕は君と二人きり
時の流れに耳を傾けていたい
そして いつまでもずっと 離れずにいたいんだ
マリア
ねぇ マリア
僕らはいつになったら
共に寄り添い暮らしていけるのだろうか
受話器の向こうで泣いている君を
僕は慰めることも出来ず
ただ 声をかけることしか出来ないね
マリア
君が悲しくなればなるほど
僕の心も悲しくなってしまう
だって 僕には涙を拭いてあげることも
優しく髪を撫でてあげることも出来やしないんだから
マリア
君が寂しくなればなるほど
僕の心も寂しくなってしまう
だって 僕には手を握ることも
強く抱き締めることも出来やしないんだから
ねぇ マリア
僕らはいつまでこうして別々の朝を
迎えなければならないのだろうか
一人きりの孤独に負けないで
僕らは互いを信じて暮らしていけるだろうか
募る想いを遠く離れた君へ
伝えることが出来るだろうか
マリア
君は今も僕のことを想っているだろうか
会いたいと願っているだろうか
寂しさは君の心に宿り
君を苦しめていないだろうか
マリア
僕は今も君のことを想っている
君が寂しさに負けて
涙に暮れてしまわないように
僕は今も会いたいと願っている
君が悲しみに負けて
涙で染まってしまわないように