Ben Webster - How Long Has This Been Going On
Tenor Saxophone – Ben Webster
Piano – Kenny Drew
Bass – Neils Pedersen*
Drums – Alex Riel
Recorded : Norway, 1967
飛行機嫌いのベン・ウェブスターは’64年12月に55才になって初めてロニー・スコットの招きに応じてロンドンに渡ります。そしてそのままヨーロッパ・ツアーを開始します。’65年1月にコペンハーゲンに入りますが、この地のデンマーク・ラジオ・コンサート・ホールで生放送されたデンマークで最初に行ったコンサートでの演奏が”Live In Denmark”というアッルバムになっています。
アップしたこの映像は’67年にノルウェーでの演奏とクレジットされていますが、このアルバムと同じケニー・ドリュー・トリオがバックを務めています。
ケニー・ドリューもニールス・ペデルセンも若々しいですね。ベン・ウェブスターのバラードをお楽しみください。
ベン・ウェブスターはスタン・ゲッツ、オスカー ペティフォード、ベニー カーター、デクスター ゴードン、アーニー ウィルキンス、ケニー クラーク、バド パウエル、ケニー ドリュー、サド ジョーンズ等と同様にこの地が大変気に入り、ヨーロッパ各地で演奏活動を行った後、この地に定住し、生涯アメリカには戻りませんでした。
防衛費増額の財源について、自民党内で増税を伴わない財源確保のポイントとなる、国債の「60年償還ルール」の見直しの議論が始まると思います。
これについて、松野官房長官が「見直しは、市場信認を損ないかねない、償還年数を延ばした場合、毎年度の債務償還費が減少する分、一般会計の赤字公債は減るが、その分、特別会計で発行している借り換え債が増えることから、全体としての国債発行額としては、変わることがない、と指摘したと報じられました。
この人自分の言っている意味が分かってるんでしょうか?
60年償還ルールはおろか、国債の償還ルールなどと言うことをやっている国は世界中にありません。松野さんの言う通りそもそも一般会計から国債償還費を外せば特別会計の借り換え債が増えるのは当たり前で、何が問題だというんでしょう。
これが市場の信認を損ねかない、というなら償還ルールを持っていない日本以外の世界中のすべての国が「市場の信認を損ねる」ことになります。
”60年償還ルール”を廃止するだけで防衛費増額も子育て支援の財源問題も瞬時に解決します。
国債の発行残高というのは政府の純負債(債務超過)、誰かの負債は必ず誰かの資産という誰も否定できない経済の原則から、政府の純負債は国民の純資産です。
国債を償還するというのは、国民の財産(純資産)を減らすことです。何のためにそんな馬鹿なことをする必要があるんでしょう?
借り換え債発行を一般会計に計上するような馬鹿げたことをやってい理由をしっかり説明して欲しいです。
以前書いたこの曲の記事はこちらです。