How Long Has This Been Going On
ジョージ・ガーシュイン作曲、アイラ・ガーシュイン作詞
当然ですが、’95年の「Embraceable You 」ではなく’58年の「Chet Baker Sings It Could Happen to You 」のものです。
ジュリー・ロンドン、クリス・コナーのものも良いですが、甘くそしてけだるく歌うチェット・ベイカーには危険な怪しささえ感ずる名唱です。
ペットのソロもゴテゴテせずにしっとりと歌い、ケニー・ドリューのピアノもこれだけゆっくりしたテンポなのにシングル・トーンで説得力のあるソロを取っています。