2月4日(土) 立春です。

 

中宮まぶね保育園から、「ごっこげきあそび」のご案内をいただき、

行ってきました。

 

0歳児~5歳児 のごっこげきあそび を充分に楽しませていただきました。

インフルエンザなどで体調を崩しお休みの子も多かったみたいですが、

ハイハイ の乳児さんから 5歳児のピーターパンの劇まで

とーってもかわいくて、そして成長の様子がとってもよくわかって 本当に感動しちゃいました!

途中で、合奏やうたの披露もありました。

 

遊戯室は、家族の皆さんがいっぱい!! 

お天気も良くて、よかったですね。

 

 

 

 

そして、お昼からは、「子ども支援学研究会2017.2に参加するために、弁天町HRCビルまで出かけました。

 

子どもの権利の視点から「子どもの貧困問題」を考える

―学童保育・同和教育の取り組みを振り返り展望する中からー

というテーマで

 

「子どもの人権と活動支援の回顧と展望」と題して、

上杉 孝實さん(京都大学名誉教授/基礎教育保障学会会長) の基調講演

 

実践者の視点から① 学童保育の現在とこれから 大阪市学童指導員 洪さん

実践者の視点から② 子どもの貧困と同和教育 泉南市教育委員会人権教育課長 酒井さん

 

学童保育・同和教育の取り組みを振り返り、歴史的な経過を再確認するとともに、現在とこれからの取り組みを子どもの権利の視点から考えていきます。

ということで、その振り返りは、私の中のモヤモヤとしていたものが整理できた感じでした。

それは、「子どもの貧困」対策として、子ども食堂や学習支援のとりくみが行われているわけですが、それって、過去に解放運動の中で、それぞれの地域で取り組まれていたことと同じで、地域が地域の子どもたちに「生きる力」をつけていくことと重なっていて、現在の取り組みの原点はそこにあると思っていたことです。

 

上杉先生が、最後に今日的課題と展望でまとめられたのが、

・人権教育と道徳教育の関係整理

・家庭基盤の整備と家庭中心主義からの脱皮

・カウンセリングの意義と限界

・ソーシャルワークの位置づけ

・放課後施策の再検討

・教育:社会事業の精神版(教育で始末をつける)でなく、社会問題の解明と教育の土台構築

・同和教育の発展

・社会保障の徹底

・公費による教育

・地域づくりのあり方

  住民自治…自前主義でなく自治体・国を動かす力

  同心円的発想でなく広域問題の地域での把握

 

子どもの現実の背景を見据えていく、そこから見えてくる社会的構造の問題、地域の人とつながり、それとたたかう。

関係性をどう構築していくか、大人が語れば、子どもたちも語る、そんな環境をつくっていきたい。

 

四条畷市での子ども食堂の取り組みの一つに、朝食提供の話も伺うことができました。

 

「教育とは?」と問うことが、最近ありますが、社会問題の解明と教育の土台構築が必要ですね。