3月に入りました!や~っと春だ
でも、昨日からは寒の戻りって感じで、寒かったですね。
風邪をひかないように、お互い気を付けましょうね(^_^.)
毎年この時期にはご報告させていただいています「3月1日 枚方市平和の日」
戦前、枚方は、禁野火薬庫・香里製造所・枚方製造所の3つの陸軍施設があった「軍需のまち」でした。1939年3月1日に、旧陸軍の禁野火薬庫が大爆発を起こした日です。その50年目にあたる1989年に、枚方市は3月1日を市独自の「平和の日」に制定し、戦争の悲惨さと平和の大切さを伝えるとりくみを進めています。
今年は、ひらかた平和フォーラム~平和な未来を子どもたちに~
ということで、枚方市民会館大ホールで、3時~5時半まで開催されました。
平和の尊さを次世代を担う子どもたちに引き継ぐために、市内の小学生が平和学習の成果を発表しました。
発表した2校は、旧陸軍の禁野火薬庫があったところに位置する小学校なので、禁野火薬庫の大爆発に関係することからの学習発表でした。2校とも素晴らしい発表でした!!
また、国際的な視点から平和について考えるため、戦場カメラマンの渡辺陽一さんを招いての講演。
平和の日フォトコンテスト表彰式も行われました。
渡辺陽一さんのお話は、すごく良かったです!!
なぜ、戦場カメラマンになったか、世界の子どもたちの現実を少しでも多くの人に知ってもらいたい、という思いがカメラマンという仕事に就いたということ。
そして、その子どもたちの写真を見せていただきながらのお話。劣化ウラン弾の影響で、悪性腫瘍を患っているこどもや、損傷を受けている子どもの写真などを、戦争の犠牲になっているのは、いつも小さな子どもたちであることを強調されました。
そんな地で、学校を建て、子どもたちに学ぶ環境を提供した先生の写真や、そこで勉強を目を輝かせながらしている子どもたちの写真。教育の大切さも強調されました。
いつものゆっくりのお話に身振り手振りが入り、とてもよくわかり、質疑応答の時間もとることを最初に言われるので、その通り質疑応答もされ、本当に、素晴らしい内容で、テレビの画面だけでは判断してはならないな、とつくづく思いました。
年末の戦場での写真を披露され、今ロボットによる戦争がおこなわれていようとしている恐ろしさも話されました。
充実した内容に大満足して、春闘総決起集会に参加するために扇町公園に向かいました。
雨が大変きつくなってきて、大変な集会となりましたが、多くの人が集まる久々の扇町公園でした。
デモ行進は中止となりました。
3月2日は、「再び朴保さんを迎えて 野村いくよピース&チャリティライヴ」です。
満員の会場で、朴保さんの力強い歌を堪能しました。
前回は、他のイベントの関係で、ゆっくりとお話しする時間もなかったのですが、今回は、打ち上げまで残っていただき、最後は一緒に枚方市平和の日のとりくみの平和の燈火も見にいくことができました。
今回は、「高校授業料無償化」の対象から朝鮮高級学校から外されていること、大阪府・市では、補助金が打ち切られたことに反対し、そんな厳しい状況に置かれている大阪朝鮮学校を支援するため、「朝鮮学校の子どもたちに笑顔を!大阪朝鮮学園支援府民基金」愛称“ホンギルトン基金”にライブの収益金を寄付します。
朴保さんの歌は、そんな私たちの思いと共有できるものです。
そしてやっぱり、その思いにしっかりと応えてくれるライヴとなりましたよ♫
朴保さんにも、来ていただいた方にも、そして来れないけれどカンパしていただいた方にも、心より感謝!!です。ありがとうございました(^^♪
昨年のピースウォークの時にも、手作りちらしずしをいただいたのですが、今年も同じ彼が、作って持ってきてくれました!!うれしいですね。
おいしかったで~す
雨で順延になった「平和の燈火」も見学できました。
このようなとりくみは、一度立ち止まって、ゆっくりとそしてしっかりと平和とはどういうことなのか、を考えるいい機会となりますね。
枚方市教職員組合主催の「3.1枚教組平和を考える集会」は、2月27日(水)に開催されました。
香里製造所に学徒動員として爆弾を製造していた当時の女学生、久保さんからお話を伺いました。
私は何度か聴いているわけですが、教員としてどうあってほしいか、も含めてお話をしていただいたので、組合員のみなさんからも大変好評でした。
我が地域にあるエントツ山、子どもたちに伝えていくためにも、まずは教職員自らが多くを学んでいってほしいと思っています。
3日は、五常校区自主防災会主催の第10回防災フェスティバル がおこなわれました。
消防団による放水披露、各小学校に昨年3月に置かれた自家発電機の披露があり、4つのグループに分かれての防災訓練が行われました。
地域の方が多く参加され、皆さん熱心にとりくまれていました。
訓練の積み重ね、自助・共助・公助はもちろんですが、ご近所力が、さらに大切でね。
枚方市では、「男女双方の視点からの防災対策リーフレット」が作成され、4月から配布される予定です。
これまで女性の視点で避難所運営がなされるべきだと訴えてきましたが、安全で安心な避難所運営をめざし、男女双方の立場から防災対策を見つめなおすリーフレットとなるそうです。
防災リーダー(防災推進委員)にも女性になってもらう必要があるのでは、と提案しています。
これからも多様性がそのままで生活できる安全・安心まちづくりにがんばります(^^)/