●片付けても片付けても終わらないのはなぜ?その3
休みのたびに片付けてる。いつも片付けしてる。
ゴミもいっぱい捨てた。のに、終わらない(>_<)
この片付かないループの原因はほんとにたくさんあります。
が、今回はその中で、ふだんあまり記事にしてないけど、実は気に留めてほしい♪という点について、3回連続で書いています。
まず自分から始めよ
自分以外の人、たとえばだんなさんの持ち物って、「多すぎ」とか「使ってないんだから捨ててほしい」とか思いませんか?(笑)
お片付け現場でもよく聞きますし、もちろん、わたしも大いに思ってます
わが家にはオットのCDで、10年以上、1度も聞いてないものが山のようにあるけど、どうしても手放さない。
聞いてないし、存在すら覚えてなかったのに!ですよ。
ものすごーく気になるし、聞かないんなら捨てるか売るかしてほしいです!(キッパリ!)
でも、手を変え品を変えて言ってみても、首をたてには振らず、相変わらず、家の中に鎮座したまま
ジャマです!はっきり言って
こんな風に、人の持ち物には、はっきりきっぱりと、要不要の判断ができるんですよね~。
でも、残念ながら、自分と相手は価値観も考えも違うので、自分の要求を受け入れてくれるとは限りません。
むしろ反発して、かえって意地になってしまうこともあるんですよね。(経験済み)
相手に求めて、相手を動かそうとするのはちょっと待って。
まず自分のところから始めてみましょう♪
たとえば、自分の洋服。
それなら着てる着てない、捨てる。全部、自分で決められる!
誰かに指示されず、自分ひとりで済ませられますよね。
だんなさんが料理をしない人なら、あなたがキッチンのモノをすべて、使うか使わないか、決められますね。
同居している家族と共用していたり、共有スペースだと、相手の考えもあるので、自分ひとりで判断できないし、相手の行動を完全に止めさせることはできません。
文句を言っても聞いてくれません。
自分以外の誰かを、自分の思い通りにはさせられないけど、自分のことは自分の思うようにさせられる!
だから、片付かない!と気が滅入っちゃうことがあっても、めげずに自分のテリトリーからやってみてください。
そして、そのときは「片付け、めんどくさー」などと思わずに、いや、たとえ思ったとしても楽しいふりをしてください。
楽しそうにやっている姿や、きれいになっていくさまを他の人が見たら、どう思うでしょうか?
「片付けって、イヤな事じゃないのかも」
そんな風に感じてくれることもけっこうあって、実際にお客様のお宅でも、だんなさんが何も言わずに着てない服を捨ててくれた、なんて変化が起きてます♪
まずは、自分がコントロールできるところから片付けてみてください。
それだけでも、「やってもやっても終わらない」の部分がグンと減って、いらいらもやもやの度合いも減りますよ♪
*******************
東京・港区
親・子の片づけマスターインストラクター
整理収納アドバイザー
野村高子(のむらたかこ)
*******************