●片付けても片付けても終わらないのはなぜ?その2
いくらやっても終わらない片付けから卒業するために、私が考えるポイント2つめです。
収納しすぎない
片付けというと、外に出ているモノを収納するイメージが強いようです。
たしかにしまってしまえば、視界から消えてなくなります。
だから、「終わった!」と感じますよね。
でも、それは隠しているだけ。
見えなくなると、人はその存在が頭からも離れてしまいます。
片付けのとき、そのあたり、空いているところとかにしまっていませんか?
収納場所が決まっていなくて、適当に入れているだけでは、そのモノは迷子になります。
迷子だから次にまた収納先がなくて困っちゃう。
で、そのへんに適当に置く。
気になったとき、また空いてるところに突っ込む。
この繰り返しは、結局、モノが行き当たりばったりで動いているだけ。
しまいこむことの弊害です。
収納すると、パッと見たときはモノが出てなくてキレイ。
でも、なんでもかんでも収納しすぎちゃうと、一瞬は片づいたように見えるけど、根本解決はできていないんです。
収納しすぎないことも、片付けを進めるためには大切です。
もちろん、片付けの仕組みが整っていれば、収納は有効です。
が、収納のその前に、やらなくてはならないこと、あるんですよ。
収納にばかり、気を取られないようにいたしましょうね。
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東京・港区
親・子の片づけマスターインストラクター
整理収納アドバイザー
野村高子(のむらたかこ)
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