高齢出産(こうれいしゅっさん)というのは、何歳からの出産をさすのかというと、日本産科婦人科学会では35歳以上の初産婦を「高年初産婦」と定義しています。
妊娠・出産の最適齢期は20歳代といわれており、卵子が妊娠する能力は、33歳から低下するといわれています。
現在35歳以上で出産する人は全体の1割。
妊婦が10人集まれば、ひとりは高齢出産。ちなみに24年前の昭和50年にはわずか3.8%だった。たしかに増えた。
しかししかし、統計によると、昭和26年には今よりも多い14.7%が高齢出産だった!この時代は子供を4人以上出産する人が多かったためです。昔から、高齢出産をがんばる女性はたくさんいた!
35歳以上での初産は高齢出産となる。
高齢出産には様々なリスクが伴う。
1.ダウン症の発生率が高くなる
ダウン症は、常染色体異常のなかで最も多い疾患のひとつで、一般では約1000人の赤ちゃんに1人生まれてくる、決してめずらしい障害とゆうわけではありません。
ただこのダウン症の子供が生まれてくる発生率というのが、 35歳以上の高齢出産といわている年齢での発生率が、35歳で約300人に1人、40歳以上では約100人に1人と年齢が高くなるにつれて高くなっているのです。
これは、出産する女性だけが原因というわけではなく、男性が高齢であることからの染色体異常が起こりやすくなるという影響もあります。
2.流産の発生率が高くなる
流産率
流産の発生率と言うのは意外に高い。
全体で13.7%、35~40才以上のグループになると発生率は20%と急上昇する。
流産してしまう大きな原因のひとつは赤ちゃんの異常です。それが高齢化と共に増えることが、流産率の増加につながっています。
★流産は悲しいことですが、予防策はあまりありません。自然の厳しい一面であり、若い人も10人にひとりは経験することです。
母体の年齢別流産率(1989~94、名古屋市大)
| 母体年齢 | 流産率 (流産数/妊娠数) |
| ~24 | 11.2 (28/250) |
| 25~29 | 12.2 (160/1,314) |
| 30~34 | 13.3 (152/1,143) |
| 35~39 | 20.5 (70/342) |
| 40~ | 22.6 (21/93) |
| 合計 | 13. 7 (431/3,142) |
流産率というのが、20代では約10%くらいなのに対して、高齢妊娠である40代になると、約20%くらいと、10%も上がってしまいます。
原因としましては、卵子が老化して、育たないものを含む率が高くなっているからです。
その他に流産した胎児から、胎芽・胎児の染色体異常が原因であるともと考えられています。