↑のつづき。

さて、やっとこさ見えてきた。


天真名井を過ぎて、


御神木の二代目? を過ぎて、




手水舎。



おお… 着いた。


『元伊勢内宮 皇大神社』
御祭神 天照皇大神。



あの有名な『黒木鳥居』だ。
樹皮を削ぎ落とさずに、そのままの木で造る鳥居。

原初の鳥居である。

かっけー…



本殿。

お隣には『龍灯の杉』。


丑三つ時に、龍宮から竜王が天照皇大神に神灯を捧げるという伝説があるのだそうな。















80以上の小宮が周りを囲んでいる。

錚々たる社である。






もはや言葉を失う。



色々と説明したいところだが、きっとホームページや別のブログをご覧頂いた方がよい(笑)






ここにも『さざれ石』。

そうなのだ。

さざれ石…

苔のむすまで…

苔虫姫…

…イワナガ姫のことだ。



私がここに来る本当の目的は、『イワナガ姫』だったのだ。



『岩長姫命社』


この元伊勢の境内にイワナガ姫がいらっしゃる。

そしてそのすぐ近くに…








『天龍八岐龍神社』。

つまり、八岐大蛇である。

※この二社は元伊勢とは別の宗教団体「天皇神道」のものらしく、事情によりこの皇大神社の境内に鎮座しているが、「二社が同じ所に鎮座している」ことが重要なのだと思う。。


これこそが、イワナガ姫は八岐大蛇なのではないか…という説の裏付けのひとつとなりえるのではなかろうか。

そして、元伊勢と言えば『籠神社』がある。

籠を「コノ」と読むことにも意味があるはずだ。

イワナガ姫の妹神『コノハナサクヤ姫』。

「コノハナ」は桜のことだとされているが、「コノ」が「籠」なら、竹冠に『龍』。

竹から産まれた「かぐや姫」とコノハナサクヤ姫が同一視されていることにも繋がる。


そして『龍神』。

前述した通り、龍灯の杉の竜宮伝説。

竜宮と言えば、『オオワタツミ』である。

オオワタツミはオオヤマツミ。

どちらも姉妹神がおり、恐らくは同一神。

トヨタマ姫⇒イワナガ姫
タマヨリ姫⇒コノハナサクヤ姫


さらに『クラオカミ』も。

皇大神社と籠神社。

この二社は陰陽の関係なのかもしれない。

あるいはこれから向かう元伊勢外宮なのか。

俄然、外宮にゆくのが楽しみになってきた。




この皇大神社では、2月に節分祭をおこなう。

節分祭の『三鬼打ち神事』は、人に災いをもたらす三鬼(病鬼・陰鬼・貧鬼)に豆を撒いて、
病鬼⇒元気に、
陰鬼⇒陽気に
貧鬼⇒富貴のお多福に変えてしまうのだそうな。


個人的には、一般的な節分は苦手だ。

全ての鬼が悪い者ではないと思っている。

当時の大和政権側からしたら「悪者」というだけだったのだと思いたい。

埼玉県の『鬼鎮神社』の「鬼は内」は好きです。



さらに、節分祭では、『盃割り』と『布八つ裂き』の神事もおこなわれる。


先に断わっておくが、神事は重要だし、批判する気は全くございません。


…が、盃とは『逆さまの月』であり、『牛の角』である。

それを割ってしまうということは…
逆さまの月⇒牛鬼⇒コノハナサクヤ姫のことである。


さらに、『布八つ裂き』は、白布を八つ裂きにし、鬼を洞窟に追い込んで厄祓いをする。

なぜ「八つ裂き」なのか…


『八岐大蛇(イワナガ姫)』だからであろう。


そして皇大神社の祭神『天照皇大神』。

その本当の姿は…

コノハナサクヤ姫(イナンナ)とは双子の兄妹。

太陽神『アマテル(ウツ)』。



天岩戸に閉じ込められた神。。


次回は『天岩戸神社』です。


つづく。

ではまた❗




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