↑のつづき。

2022/4/13
千葉県船橋市。
初めての町。

小学生の頃、千葉県野田市に住んでおり、確かキッコーマンの工場があったなぁ…と思い出にふける。

醤油でお世話になっているキッコーマングループさんは、日本デルモンテとしてケチャップなども製造している。

キッコーマンは「亀甲」。
亀の甲羅は六芒星。

ケチャップ繋がりで、「カゴメ」も籠目、つまり六芒星。

不思議な繋がりだ。

日本の大手企業の名も、考え出すと面白い。


しかし、私の最近のテーマは『五芒星』だ。

五の花びら⇒コノハナ。



船橋では、『船橋大神宮』に参拝した。

『意富比(おおひ)神社』
通称を船橋大神宮という。
祭神は天照皇大神。

外宮(摂社)には豊受姫大神。

元々は、この土地の太陽神『意富比神(大日神)』が祀られていたという。

ふと、「おおひ」は「王妃」かなと思ったが、違うらしい。


中世以降は、船橋神明と呼ばれていた。
「神明」とは伊勢神宮を分祀した神社のこと。

祭神を見れば、「さもありなん」と思う。

元の祭神は一体。。


あれこれ回って終わろうと思ったのだが、調べたところ、この船橋大神宮には元宮があるという。

元意富比というわけだ。

元伊勢、元出雲など、「元」とされる神社は興味深い。

しかも、その場所が「船橋市海神町」である。

「海神町」。

なんて素敵な地名だろうか。


で、やってきた。


海神商店街。 海のトリトンの町。

素敵な町だ。


写真に指入っちゃった。


元宮『入日神社』。 

住宅街にひっそりと佇む。


また指…


祭神はアマテラスとヤマトタケル。

海神(かいじん)町は、以前は海神村(わたつみむら)と呼ばれていた。

日本武尊(ヤマトタケル)が東征の際にこの地に上陸し、『入日(いりび)神社』に神鏡を祀り、海の神として崇めたことが「海神」の地名の由来なのだそうな。

つまり、ヤマトタケルがいる頃にはすでにあり、元々は違う神様が祀られていた。


では本当に祀られていたのはどなた様か。

その答えは、ここから程近い神社にあるのかもしれない。


そして、徒歩8分↓


『龍神社』である。
入日神社と同じく、船橋市海神町に鎮座。

創建年代不詳(好きな響き)。
主祭神は『大綿津見神(沙掲羅龍王)』。

オオワタツミである。

龍神トヨタマ姫やタマヨリ姫の父神であれば、当然、オオワタツミも龍神の神格を持つ。



この神社周辺には、かの『弘法大師空海』にまつわる石芋伝説が残されている。

どこにでも現れる空海さんである。

そして、空海さんの現れるところには、龍が現れる。




朱い本殿。




素晴らしい彫刻。





首の無い像。 隣には「古峰山神社」と彫られている。

意味深である。


最近、ずっと頭から離れない、オオヤマツミとオオワタツミ、そして、三島、浅間、八咫烏にコノハナサクヤ姫。


赴いた町の三島神社を訪れ、偶然見つけた神社の境内に浅間神社があり、全く霊感を持たないワタシでも導かれることもあるもんだ…と思う。

はたまた、ただ気になっている神様が、多くの神社に祀られているだけか(笑)


しかし、歩く先で神社が見つかる日本はとても楽しい。
狙って行かずとも、必ず出会いがある。

そして、やっぱりまた、であってしまった。

海神の町で、「浅間神社」に。

海神町最高です。 名前も最高。


ということで、次回は『山野浅間神社』です。

つづく。

ではまた❗








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