↑のつづき。


さて、三島神社を三社巡ったが、次はやはり「浅間神社」系に行きたいなあと、台東区の町をとぼとぼ歩いていて、偶然たどり着いたのが、『小野照崎神社』である。






主祭神↓
『小野篁(おのの たかむら)』
平安時代初期の文人であり、百人一首では『参議篁(さんぎたかむら)』の名で登場する。
「竹」冠に「皇」。
かっけー。

伝承では、昼間は朝廷で官吏をし、夜は冥府で閻魔大王の裁判の補佐をしていたのだそうな。

また、嵯峨天皇から「子子子子子子子子子子子子」を読めと言われ、「猫の子の子猫、獅子の子の子獅子」と見事な回答をしたと言われる。

言葉遊びの天才だ。

そして、相殿にはご存知『菅原道真』を祀る。

藤原不比等が編纂に深く関与したとされる「日本書紀」について、道真が「系図が藤原家に寄りすぎだ」と指摘した…という話は、とても好きな逸話だ。

住宅やビルに囲まれた中で、意外と広い境内にびっくりした。


手水舎には愛嬌がある龍。



そして、境内末社はとても面白かった。

『庚申塔』
猿田彦。

『青面金剛(しょうめんこんごう)』。
道教の信仰対象。
左上が月、右上が太陽。

日本神道や陰陽道とは逆。
左が火(日、陽) 右は水(月、陰)だったはずだ。

『織姫・稲荷神社』


お稲荷さんの腰の角度が最高である(笑)


織姫って名前が良い。
気になる五芒星☆

これは、お稲荷さんとコノハナサクヤ姫が繋がる、ひとつのキッカケであった。


『三峯神社』『御嶽神社』。
狛狼もいい顔しておられる。


三峯で思い出したが、埼玉の「秩父」は「父母(ちちぶ)」なのではないかと思う。
香川県にも「父母ヶ浜(ちちぶがはま)」があるし。

「母(ボ)」を「ブ」と発音するのは、沖縄方言と同じだ。

そして… ↓

偶然発見した神社の境内に富士塚『浅間神社』があると知り、ニコニコが止まらなかった。

富士塚を守るお猿様。

しかし、境内にいるお猿さん、狼さん、狐さん、龍さんと、この神社の動物達は皆さん愛嬌があり、魅力的だ。

お稲荷さんとか、いつもは少し不気味に見えたのに(大変失礼だが)、ここのお稲荷さんはなんか好きだ。


この門の向こうに富士塚がある。

『下谷坂本の富士塚』。
重要有形文化財。

富士山開山の時期6/30~7/1のみ、一般の人でも入れるらしい。


どなたか、沖縄在中のワタクシの代わりに行ってくだされ。。

ちなみに、あの祠の中には、修験者の開祖『役小角(えんのおづぬ)』の像が祀られているらしい。

やはり、登場しましたね。

『聖徳太子』『空海』『役小角』『菅原道真』は、多くの謎の手掛かりを握っているのだと強く感じる。

「角」は「コノハナサクヤ姫」とも多いに関係があるのだ。

八咫烏である『カモタケツノミ』は『ミシマミゾクイミミ』で『オオヤマツミ』。

その娘様が『コノハナサクヤ姫』である。

京都市左京区に鎮座する『貴船神社』。
社前には、賀茂川の上流に位置する貴船川が流れている。
由緒では、丑の年の丑の月の丑の日の丑の刻に貴船明神が貴船山に降臨したとされている。

丑の刻参りで有名だ。

祭神
本宮 高龗神(たかおかみのかみ)
中宮 磐長姫命(いわながひめのみこと)
奥宮 闇龗神(くらおかみのかみ)


そして、末社にある『牛一社』 
『牛鬼』を祀ると言われており、その祭神は…
『木花開耶姫命』である!

個人的には、
『高龗神』がイワナガ姫、
『闇龗神』がコノハナサクヤ姫ではないかと思っている。

それには一応の根拠はあるが、別の機会にいたしましょう。


『小野照崎神社』最高でした。


次回は千葉県船橋市。

なんと、あんなにカッコいい地名があったとは…

『海神町』。


つづく❗

ではまた❗













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