『アラハバキ』。
縄文の神であり、隠されてしまった
古代日本の土着の神。
古代インドの鬼神『アーラヴァカ・ヤクシャ』とも
関連性があると言われている。
「ヤクシャ」、つまり『夜叉』。
鬼神、『鬼』は悪者扱いされ、忌み嫌われる場合が多い。
昔話で「桃太郎」等を読んだことのある人や、
節分で豆をまきながら「鬼は外」と叫んだことのある人なら、誰もが一度は「鬼は悪いやつ」と
認識しただろう。
そう、「認識させられた」のだ。
一部の地域では、『福は内、鬼も内』と言うところもある。
埼玉県にある『鬼鎮神社』は、全国的にも珍しい
『鬼』を祀る神社である。
『鬼鎮神社』では節分の際に、
「福は内、鬼は内、悪魔外」と掛け声をして
豆をまくのだそうな。
「鬼は内」と言うのは、
他の寺社から追い払われた鬼が、ここにやって来られるようにするためとも言われている。
その昔、『角の生えた者達』は外から入ってきた
ある勢力により、元々住んでいたところを
追いやられたのだ。
そして、それを知られない為に『鬼』を悪さをする
化け物扱いし、人々にそのイメージを植え付けてきた。
さて、『アラハバキ』。
縄文人が信仰したこの神も、同じく追いやられた神であった。
現在も、関東や東北を中心に祀られている神とも言われているが、不可思議なのは、
その「扱い」である。
『鬼鎮神社』もある「埼玉県」。
武蔵一宮である『氷川神社』↓
氷川神社の歴史は古く、第五代天皇『孝昭天皇』の
時代に創建されたという。
初代天皇が紀元前660年頃と考えると、相当古い。
様々な『改竄』をするには十分な時間がある。
氷川神社の主祭神は『スサノオ』となっているが、
その明確な記述は江戸時代からだという。
他の主祭神も、稲田姫命や大己貴命と
全て「出雲系」の神々である。
元々、この一帯は出雲族が開拓したと言われている。
『氷川(ひかわ)』の語源は、
出雲の「斐伊川(ひいかわ)」からきているのだとか。
氷川神社の摂社には「門客人神社」が鎮座する。
そこで祀られている神『客人神』こそが
出雲族がやってくる以前の土着の神
『アラハバキ』だというのだ。
門客人神社は元の名を
『荒脛巾(あらはばき)神社』と呼んだ。
先住民の信仰していた神が、
なぜ「客人扱い」なのだろうか。
『鬼』と『アラハバキ』。
東北には『アラハバキ信仰』の痕跡が多く遺されており、東北で『鬼』と言えば『なまはげ』。
さらに、、
同じような扱いをされているが、
この二つのキーワードを結ぶのは、
『艮の金神(ウシトラのこんじん)』である。
丑と寅で、鬼門の方角。
つまり『東北』である。
この闇は深い。
『艮(ウシトラ)』は『アシュトラ』。
『アシュトラ神』は『バアル神』の妻神。
そして、『アシュトラ』とは
『アシュトライアー』。
ギリシア神話に登場する女神であり、「星乙女」の意味である。
↑でも書いた「乙女座」の『アシュトレイアー』。
有翼の女性とも表されている。
○艮の金神(ウシトラのこんじん)
○アシュトラ
○アシュトレイアー
元をたどれば…
○イシュタル
つまり、
また、『バアル神』の象徴は「明けの明星」
または、『オリオンの三ツ星』。
↓にも書いたとおり…
氷川神社に関連する神社を繋ぐと…
『オリオン座』になる❗
↓つづく。
ではまた❗
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