↑のつづき。

『東日流外三郡誌(
つがるそとさんぐんし)』。
青森を中心とした古代東北地方の知られざる歴史が記されている「古文書」である。

そして、『偽書』と言われている。

数ある古史古伝が『偽書』とされる理由は様々だが、問題は「その古文書が偽書だとしても、その内容の全てを嘘だとは断定できない」ところにある。

また、「偽書」認定された古文書の背景には、政治的または宗教的に、世に知られてはならない場合がある。

私達は、それを踏まえた上で、面白おかしく歴史に触れることが可能である。

固定観念は捨て、まずは自分なりに「咀嚼」することが大事だと思っている。


さあ、そんな『東日流外三郡誌』。

その中には、縄文の神『アラハバキ』を『荒羽吐』または『荒覇吐』として書かれており、『遮光器土偶』が載せられている。
『アラハバキ神』のビジュアルイメージが、『遮光器土偶』と重ねられたのは、この古文書の影響なのだそうな。

そして、縄文のヴィーナス『イナンナ(瀬織津姫)』。
シュメールの『イナンナ』


これらは全て同一神だという説が後を立たない。

『遮光器土偶』の見た目からして、「縄文時代に宇宙人がいて、縄文人はソレを神として崇めた」と考えたくなってしまうが…

そもそも、これが『イナンナ』であるなら、シュメール神話に伝わる人類の創造神『アヌンナキ』、またはその血を色濃く受け継ぐ者なのだ。

宇宙人だとしても、もはやなんの不思議もない。

青森県には他にも、乳房を強調した『遮光器土偶』も見つかっており、この土偶は「女神」だとされている。

東日流外三郡誌の『アラハバキ』は、「日神」と「月神」で表現されている絵がある。

一見、ちび○子ちゃんのキャラクターに見えなくもないが(すみません)。


太陽と向日葵、月と蟹。

この絵、ちょっと好きです。


右の太陽神が『ニギハヤヒ』で
左の月神は『瀬織津姫』のことだろうか。

かの『伊勢神宮』には『波波木(ハハキ)神』が祀られており、その場所は内宮から東南の方角。
東南とは、『辰巳』の方角だ。

辰は竜であり、巳は蛇のこと。

さて、沖縄の久高島にある『スベーラ御嶽』に祀られていた神は…
 


 『御地辰之方男神』と『御地巳之方女神』。
「スベーラ」とは「シュメール」。

伊勢神宮内宮の『天照』と外宮の『豊受』。

本当の天照は『ニギハヤヒ』。
豊受大神は『瀬織津姫』。


さあ、繋がって参りました。





↓につづく。
 


ではまた❗







○余談

沖縄県北谷町には『アラハビーチ』っていうビーチがあります。

『アラハビーチ』
『アラハバーキ』


関係ないか…


人気ブログランキング